紙の本
白澤先生のケトン体理論。
2015/09/25 15:34
7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M マサ - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回の白澤氏の著書は、非常に解りやすい上に、読みやすくまとめられています。ケトン体理論を学ぶには、最適な本です。
現在、糖質制限が流行っていますが、そこには、いかにケトン体に身体を換えて行くか、どの様にすれば、ケトン体に導けるか、また、身体にとって何故有効なのかを、解説されています。
まず、私たちは、脳がエネルギー源として利用出来るのはブドウ糖だけと、いう説が、常識になっているが、糖質は全く捕らない食事でブドウ糖を使い切っても、ブドウ糖に代わるエネルギー源として、体内の脂肪から、ケトン体を作る機能が有ると、このケトン体の状態が、現代のさまざまな病気が予防が可能になる。
活性酸素で私達の細胞は老化し、ガンをはじめ、動脈硬化を招く、しかし、ケトン体その物が、抗酸化物質である為に、酸化を防ぎ病気の予防になる。
テニスプレイヤーのノバック・ジョコビッチの食事を取り上げ、小麦を食べるのを止め、野菜や果物、脂質を多く採り、常識とされるアスリートの糖質の量に比べると、多く無いことが解る、彼の身体はケトン体中心の身体になっている、パフォーマンスも上がると解説しています。
テレビ番組「世界不思議発見!」で、双子に、糖質を捕るか捕らないか、で、糖質を捕らない兄の身体は、体重や血糖値、中性脂肪等の数値は正常な数値に下がり、ケトン体の濃度は2週間でピークに持って行く事が出来ている。
ケトン体体質になると、食欲は正常にリセットされ、糖質の依存が無くなる為に、異常な食欲が、無くなる。メタボリックシンドロームの予防や改善に効果があり、動脈硬化や認知症の予防や改善にも成果がある。
血管に炎症をもたらすのは、糖質も問題なのだか、油のバランスを、著者は「海の油」(Ω3)、「陸の油」(Ω6)現代人は、陸の油を食べ過ぎていると警告し、海の油との比率を半々にすべきと、また、酸化する油を避け、酸化しずらい、オリーブオイルやココナッツ・オイルを薦めている、
アルツハイマーも糖質の採りすぎか招き、ケトン体体質に替えれば、予防や改善が出来ると、以上が、大まかな内容で、他にも、幾つか注目する箇所は有る、現代の糖質制限が治療方法として、成果が有ることを示している、実は、私は、糖質制限の事は、10年位前から、溝口先生や、釜池先生、江部先生、渡辺先生または、ジャーナリストの桐山氏等の著書を読んでいるが、これほど、副作用もほとんどない、成果の高い治療が有ることに、興味を示さない、メジャー医療に携わる、医師や医療関係者、役人に対しては、非常に不快感が有る、この治療を薦めている医師の発言を今後も注目したい、糖質制限やケトン体理論をはじめて、学ぶかたは、お勧めです。
投稿元:
レビューを見る
とりあえず3日間くらい実践してみてる糖質制限
糖質制限するとケトン体と言う物質が放出され、エネルギー源として使うようになり、それによって競技のパフォーマンスが上がるらしい
それを狙って実践してたのですが、この食事に変えてから劇的に変わったことが3つ
・睡眠時間が減った
・体重が減った
・ジムワーク時のスタミナが減った
です
これで言うと競技のパフォーマンス上がってないやんて感じですね
まぁ3日間じゃ糖質制限によってもたされるケトン体質に変わるまでにはまだ早いんだろうと思うので、もう少し続けてみる必要があると思うのですが
試合まで1ヶ月を切っていて失敗すると大変なのでとりあえずやめました
体調が良いまま実践できれば良いのですが、3つ目のスタミナが減ったと言うことがあまりにも気になったのでストップです
睡眠としては、朝スッキリと勝手に起きてしまって睡眠時間としては半分くらいになっていい感じ
体重は2㎏くらい減ってしまっていいのかなと言う感じ
この3.4日間、本やネット情報で色々と調べたりしてたんですが
その情報と自分の体調を照らし合わせてみた結果、激しい運動をしない人には良いのかなと感じました
まぁ3日間じゃ分からないかもしれないけど
脂肪を効率よく落とす減量をしたい、眠気とおさらばしたい人にはオススメできそうです
基本的には健康食で身体には絶対いいので、この食事の基本は変えずに炭水化物を増やしていこうと思ってます
知り合いに糖質制限をしている人が2人いるので色々話を聞いてるのですが、2人じゃデータが少ないので
実践した、もしくは実践している方がいたらなにか情報頂けたら幸いです
追記
完全糖質カットではなく、普段1日に食べるPFCバランス(2.2.6くらい)のFとCを反対(2.6.2)を実践してました
そうすればケトン体が出ると書いてあったので
これも含めてご教授願いますm(_ _)m
投稿元:
レビューを見る
現状で分かっているケトン体の働きと作られる仕組みが理解できる。
全てを実行するのは難しいけれど部分的に実行してみたい。
投稿元:
レビューを見る
糖質制限の進化形?なのかな。シリコンバレー式の食事法についてネットで見てたら「ケトン体食事法」という言葉がよく出てくるので読んでみた。
糖質制限をめぐる賛否両論はよく目にするけど、この食事法を試すと、実際、血液検査のデータ(AST、ALT等)に影響が出てくることが書いてある。ただ、この著者はそれは病的なものではないと否定してる。
会社の健康診断受けてるような人は、異常値指摘されたりすると、若干うっとうしいかもな~と思った。
後で病気になったりすると、糖質制限否定論者からは、ほーら言うこと聞かないから、とか言われそう。
なんにせよ「何が健康に良いのか問題」って本当に混乱してるよな。自己責任で試して選択するしかない。
投稿元:
レビューを見る
栄養素の中でエネルギーを作るのは、脂質とたんぱく質、炭水化物(糖質)です。内臓や脳を働かせるための燃料はこの3つだけ。
これらは、エネルギー源となる物質ATPをつくるために、最終的には二つの分子のどちらかになります。
「ブドウ糖」「ケトン体」
1.炭水化物→ブドウ糖→中性脂肪、グリコーゲン→ブドウ糖
2.たんぱく質→アミノ酸→ブドウ糖
3.中性脂肪→ブドウ糖を使い切ると→ケトン体
糖質をまったくとらず、肝臓にため込まれている予備のブドウ糖を使い切ってしまいうと、肝臓はブドウ糖に代わるエネルギー源として、体の中にある脂肪から「ケトン体」を作ります。
糖質を使い切ったときでないとケトン体はスムーズに作られず、ブドウ糖とケトン体の両方がつくれるとしても、私達の体は必ずブドウ糖を優先させる特徴がある。
ケトン体は3種類あり、そのうちの1つが抗酸化物質である。(活性酸素は肝臓で発生しやすい)ケトン体は、活性酸素の無害化を促し、それにより、老化抑制、がん、動脈硬化などの予防にも役立つ。
糖質制限は長寿、アンチエイジングに役立ちそうです。
腎臓病、肝臓病を持っているひとはダメなようだから、そうなる前に試さなきゃだめですわ。
パン大好き人間ですので、一度、グルテン過敏症かどうかも調べてみたいものだ。日本じゃまだ、すぐにはできないみたいですけどね。
投稿元:
レビューを見る
【糖質制限をしてケトン体回路を作る】
このお方の本は以前にも新書で読んだことがある。その時から目新しいものは特にない。ココナッツオイル推しが新たに加わったくらい。
ケトン体は、
・私たちの身体の中で作られる。
・筋肉・内臓・脳を動かすためのエネルギー源になる。
→ ブドウ糖 or ケトン体
・自身が抗酸化物質である。
・長寿遺伝子(サーチェイン3)が活性化するとケトン体が作られる。
ケトン体回路が出来上がると、食後でも眠気は生まれず、頭に靄がかかったような感じがせずに冴えた状態になり、体調不良も発生しづらくなる。
今日、富山ブラックラーメンを食べたら、眠気と全身倦怠感が発生した。まずは晩御飯のご飯を抜くところから始めたいと思う。過去にやったときはご飯の大盛りとおかわりを止めただけで、3か月で5~6㎏痩せた。今回も少しずつケトン体回路を構築して、継続できるようにしていこっと。
最近物忘れが激しくて、会話が途切れることがある。頭がクリアな状態、冴えている状態は気持ちがいいので、ケトン体回路構築は、2017年本気で取り組みたいテーマだ。
ちなみに、ココナッツオイルは、
・認知症を劇的に改善する効果がある
・糖質に対する欲求を低下させる
・食欲全般を押さえる作用がある
とのこと。
ココナッツオイル買ってこよ!
投稿元:
レビューを見る
今自分もケトジェニック ダイエットを始めてから、10キロ以上痩せた。でもこれはいつまで続いていいかと思って、この本を選んだ。
今までは糖質を控えて、脂質の割合上げてきて、ココナッツオイルやオリーブオイルも意識して取っている、経済的な関係で足りない分は鶏皮、豚バラから撮っていた。
「海の油」と「陸の油」の違いを詳しく説明があったので、ちょっと焦った(笑)
これから注意して、もっと良質な油を取るように意識する〜
投稿元:
レビューを見る
ブドウ糖に代わってエネルギー源になるケトン体を分かりやすくまとめた本。良質な油とココナッツオイルの摂取を推奨。
初めてケトン体について読んだ。身体内のブドウ糖が少なくなってからしか働かないケトン体。糖質制限しているのでケトン体生成されているのか気になった。ココナッツオイルはケトン体を作りやすくすると学んだので早速食事に入れて試してみたい。
投稿元:
レビューを見る
2015年出版。「無理してもとにかく三食」は止めた我が家の食生活を、更に改善する。具体的なレシピは載っていませんが、巻末に「糖質を多く含む注意すべき食材一覧」あり。
お、ケトン体ってば、アンチエイジングにも有効ってか。トレイルランニングで御馴染みの「走る先住民族」、タラウマラ族の皆様も全く糖質フリーの生活らしい。
取り敢えず、ココナツオイルを買ってみたけど、どうやって使うんだ、これ…??
投稿元:
レビューを見る
特に目新しいことはなし。ケトン体というが、極端ではなくあくまでもバランスのいい食生活で健康になろう的な感じ。
投稿元:
レビューを見る
糖質制限をすることで眠っているケトン体を活性化させよう。ケトン体が活性化すると、肥満などから誘発される様な、病気やデメリットを解消、予防、改善できる。糖を削減し、海の油とココナッツオイルを特に摂るよう推薦。
以下思い出しメモ、感想
ケトン体とはなんぞや?と読んだが「超一流の食事術」アイザック・ジョーンズ著で言うところのファットバーニング(脂質燃焼型)になると活性化するのがケトン体。
ケトン体優位の体質になれば、
血圧の安定、食欲安定、肥満解消、食後眠くならない、怠くなりにくい、アンチエイジングなどなど。
ケトン体を活性化させるには、
1に糖を削減すること
2にココナッツオイルなどの良い油を使うこと
人類は長年の間、魚、肉、野菜、木の実などを主に食べて生きてきた。その割合は、75%を脂質、20%をタンパク質、5%を炭水化物で。今では、炭水化物(糖類)が1番になり、脂質と逆転してしまっているような食生活になっている。現代人は、糖質をエネルギーとして普段から体や脳を動かすが、それが上記のように不自然であり、またさまざまな病気の原因にもなっている。
食べてはいけないもの
砂糖、パン、白米、麺、ジュースなどの糖類、悪い油
食べるべきもの
肉、魚、野菜、ナッツ類、
ココナッツオイル、オリーブオイル、えごま油、
海の油と陸の油のバランス
投稿元:
レビューを見る
スタンフォード式ファスティングを読んでいて、ケトン体が頻繁に出てくるのだけれども、いまいちよく分からなかったので読んだ。
とりあえず、以下勉強になったところまとめ。
ブドウ糖が空になるとケトン体が作られる、の、空とは、肝臓のグリコーゲンの蓄えを指すこと。
ブドウ糖かケトン体、どちらがエネルギーとして使われるのかは0か100かではなく、ハイブリッドであること。
MCTオイルやココナッツオイルは、ケトン体を作ること。
(ケトン体を作りやすい身体に移行するのであって、脂肪を燃やす原料とはならない)
しかし、ケトン体を作ることによってエネルギーが行き渡るので糖質制限やファスティング中でも辛く無くなるし、摂取することで使うエネルギーをケトン体に移行しやすくなる◎
内臓脂肪=炎症であること。多いと、満腹ホルモンのレプチンが効きにくくなること。
小麦粉には中毒性があること。
オメガ3が炎症を抑えること。
ケトン体が多くなると、それほど糖質を食べたいと思わなくなること。だからココナッツオイルを食前2,3時間前にとると良い。
(これは本当に実感してます)
投稿元:
レビューを見る
糖質制限を行うことによって得られるケトン体。2023年でもいまだに研究段階であるだろうが、もともと体に悪かったと思われたものが、私たちにとって必要なものということに変化するひとつの事案だろう。
「人はブドウ糖を炭水化物から摂取し、膵臓から分泌されたインスリンで脳や全身に運び、頭や体を動かす原動力にする。ブドウ糖が余ると、肝臓でグリコーゲンにして貯蔵、それでも余ると中性脂肪として保存する。」と理解したが、余る状態を作らないことがケトン体を作る大切なスキームであることには間違いない。
現代の食事は、糖分を過剰摂取できるものが身近にありすぎるが、そうした状況だからこそ、少し気を使って食事などに気をつけたい。
とはいえ、ブドウ糖をエネルギーにする社会の中で、ケトン体を中心に生活することが理にかなっているのかという点も気になったので、引き続き調べてみたい。
投稿元:
レビューを見る
小麦や糖質がいかに体に負担をかけているか?
それに変わるエネルギー源であるケトン体がどれだけ素晴らしいか。。。が書かれている
ご飯、パン大好きなワタシだから
うぎゃー!何食べれば良いの?と
最初から⤵️になりつつ、読んだ( ; ; )
・我慢するもの
ご飯、パン、麺類などの主食とされているもの
甘いお菓子、甘いドリンク、甘いお酒、砂糖で味付けされているもの
・適度なら問題なし(ケトン体をより作りたいなら避けるもの)
芋類、根菜類、カボチャ、コーン、そら豆、小豆
乳製品
サラダ油、コーン油、ごま油、大豆油、スナック菓子
⭐︎毎日取った方がいいもの
肉、卵、魚介類、豆腐、納豆、厚揚げ、野菜、きのこ、海藻、りんご、イチゴ、グレープフルーツ、キウイフルーツ、ナッツ類、亜麻仁油、エゴマ油、インカイチオイル、チアシード
⭐︎お勧めの調味料
オメガ9系脂肪酸を多く含む油、無添加の調味料
うーん(T ^ T)
ダメなものばかり食しているかも
自分以外に家族がいるとなかなか大変だわな
主食なしでどんなものを作れば良いのぉ( ; ; )
糖質制限しながら
ココナッツオイル入りのコーヒーを2回飲むのがよいらしい。。。
ココナッツオイル?買ったことないねぇ
スーパーで見てみようかな( ・∇・)