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- カテゴリ:一般
- 発売日:2015/10/30
- 出版社: 新潮社
- サイズ:20cm/234p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-10-311225-9
紙の本
わかれ
著者 瀬戸内 寂聴 (著)
親しい友人も肉親も、愛した男たちもすべて、もうこの世にはいない。ありありと感じる死者の気配を、日々、書き留めるだけだ―。病を乗り越え、九十歳を過ぎてなお、書かずにいられな...
わかれ
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商品説明
親しい友人も肉親も、愛した男たちもすべて、もうこの世にはいない。ありありと感じる死者の気配を、日々、書き留めるだけだ―。病を乗り越え、九十歳を過ぎてなお、書かずにいられない衝動に突き動かされ、十年の歳月をかけて紡ぎ出された珠玉の小説九篇。【「BOOK」データベースの商品解説】
親しい友人も肉親も、愛した男たちもすべて、もうこの世にはいない−。病を乗り越え、90歳を過ぎてなお、書かずにはいられない衝動に突き動かされ、紡ぎ出された珠玉の小説9編。『新潮』他掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
「永久圏外に出発です。さよなら、ありがとう」円熟の筆による最新作品集。親しい友人も、愛した男たちもすべて、
もうこの世にはいない。ありありと感じる死者の気配を、日々、筆で書き留めるだけだ――。病を乗りこえ、93歳でなお書かずにいられない衝動に突き動かされ、十年の歳月をかけて紡ぎ出された珠玉の小説集。山姥のような老女との淡い交わり、自身の家族のこと、重信房子との面会の話など全9篇。【商品解説】
収録作品一覧
山姥 | 5−36 | |
---|---|---|
約束 | 37−62 | |
道具 | 63−93 |
著者紹介
瀬戸内 寂聴
- 略歴
- 〈瀬戸内寂聴〉1922年徳島生まれ。東京女子大学卒。73年平泉中尊寺で得度。法名寂聴(旧名晴美)。「花に問え」で谷崎潤一郎賞、「場所」で野間文芸賞、「風景」で泉鏡花文学賞受賞。文化勲章受章。
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遺言?
2015/11/15 00:14
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
掌編、短編、自伝的エッセイなど、いずれも読みごたえがある。性愛を多く書き続けている作家だけに「百合」は興味深いが、さらに読み進んで最後の「わかれ」はどきりとさせられる。いつ死んでも…と、日頃から言っている人ではあるものの、真実、永久の別れを意識して書かれたような短編。それも支障世うの色合いが強いだけに「遺言」なのかと受け止めてしまう。