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紙の本
宝くじが当たったら (講談社文庫)
著者 安藤 祐介 (著)
32歳、わくわく食品経理課勤務、独身。ごく普通のサラリーマン・修一が買った宝くじは、一等2億円の大当たり!急に現れた親戚、慈善団体に同級生。さらにネットに実名が流出。会社...
宝くじが当たったら (講談社文庫)
宝くじが当たったら
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商品説明
32歳、わくわく食品経理課勤務、独身。ごく普通のサラリーマン・修一が買った宝くじは、一等2億円の大当たり!急に現れた親戚、慈善団体に同級生。さらにネットに実名が流出。会社の電話が鳴りやまない!幸運が招いた大混乱、いったい誰を信じれば?ジャンボなドリーム、宝くじエンタテインメント!【「BOOK」データベースの商品解説】
サラリーマンの新堂修一は、大晦日の夜に宝くじで2億円が当たったことを知る。実家のリフォーム、寄付金の電話、昔の彼女…。修一は幸運の波に乗り切ることができるのか? ノンストップ億万長者エンターテインメント。【「TRC MARC」の商品解説】
32歳、わくわく食品経理課勤務、独身。ごく普通のサラリーマン・修一の趣味は宝くじをバラで10枚買うこと。ところが今年、一等、2億円が降ってきた。あくまで堅実でつつましい生活を続けようとした修一の目の前に、急に現れた親戚、慈善団体に同級生。さらにネットに実名が流出、会社の電話が鳴りやまない! 最高の幸福が招いた大混乱、いったい誰を信じれば? ジャンボなドリーム、宝くじエンタテインメント!【商品解説】
目次
- プロローグ
- 第一章 ぼくは辞めません
- 第二章 吉事、千里を走る
- 第三章 三十二歳で大ブレイク
- 第四章 持っちゃった人
- 第五章 札束でかがり火を焚く
- 第六章 諭吉のリトマス試験紙
- 第七章 ひとりぼっちのあいつ
- 第八章 人として人に迷う
- 第九章 それでも人しか愛せない
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紙の本
宝くじは当たらない!
2016/02/09 16:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かねよし - この投稿者のレビュー一覧を見る
もし自分に幸運の女神が微笑んで1等2億円が当たったらとニヤニヤしながら読み進めた。しかし、わずらわしい事が次から次へと巻き起こり大当たりも案外面倒なことと、当たりもしない贅沢な悩みを味わった。
もし自分に幸福の女神が微笑んで1等が当たったらお金の寄付はしない。ことだけは学ばせてもらった。 食料や衣類など物で寄付しよう。
紙の本
お金って恐ろしい
2016/01/24 22:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
わくわく食品経理課勤務の新堂修一は、32歳独身。上司のツネさんと宝くじが当たったらどうするか、いつも軽口を叩いていたのに一等2億円の年の瀬宝くじが当たってしまう。親友に100万円を貸したのに行方不明になったまま、お金が戻らずせめて宝くじでその100万円を取り返したいとバラで毎回買っていた。銀行で「その日から読む本」をもらったにもかかわらず、母親に打ち明けたら宝くじが当たったことが親戚や隣近所に広がり、とうとうネットでカミングアウトしてしまう。職場にもバレ、業務に支障が出る事態に発展。たぶん想像の通り大変なことに。
「営業零課接待班」と同じようなパターンかなと期待していたが、ちょっと違っていた。でも、これはこれで最後ホッとした。人の心が豹変する力が宝くじにはある。お金そのものが怖いのではなく、大金が突然舞い込む恐ろしさ。コミカルタッチで軽く読めるのでそれほど深く考えないけど、恐ろしいことに変わりはない。
紙の本
人類史最大の発明品
2017/12/05 17:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いろいろと候補は挙がるのだろうが、
自分はこの質問の答えは常に「お金」で通している。
ヒト(ホモ・サピエンス)が繁栄の礎にしたのはたぶん宗教だけれど、
そこから地上の支配者の地位を固めるのには通貨という概念が必須だった。
「宝くじに当たる」というのはだから、
「魔法が使えるようになる」とか
「空を飛べるようになる」とかの文脈の中で語られる事象であって、
かつ、実現可能なたった一つのルートである。みたいな。
この本の結末をハッピーエンドと言っていいかはわからない。
けれど、「人生金じゃない」と大見得切って言うには、
こんくらいの経験は1度しないと説得力がないのかもしれない。
紙の本
×
2017/06/16 22:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Fuji - この投稿者のレビュー一覧を見る
よくあるネタ。新しい試みもない。
都合のいい著者の自己満足の作品。