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紙の本
漱石のことば (集英社新書)
著者 姜尚中 (著)
ミリオンセラー『悩む力』の著者が、夏目漱石没後100年に満を持して“名言集”に挑戦。本書に収めた148の言葉は、混迷の21世紀を生き抜く私たちに、深い智慧と生きる勇気をも...
漱石のことば (集英社新書)
漱石のことば
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商品説明
ミリオンセラー『悩む力』の著者が、夏目漱石没後100年に満を持して“名言集”に挑戦。本書に収めた148の言葉は、混迷の21世紀を生き抜く私たちに、深い智慧と生きる勇気をもたらしてくれる。
【商品解説】
著者紹介
姜尚中
- 略歴
- 〈姜尚中〉1950年生まれ。東京大学名誉教授。専攻は政治学、政治思想史。著書に「悩む力」「マックス・ウェーバーと近代」「心」など。
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紙の本
何か足りない
2016/11/01 17:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ポンタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
サクサク読めますが、内容が浅い気がします。
紙の本
かんさん、いまどうなったの?
2016/09/06 17:45
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yuhki - この投稿者のレビュー一覧を見る
買って読みました
息子さんどうなったか
まだかんさんじゅんには素人ですが
テレビで見る評論家とは違う面もある人ですね
紙の本
夏目漱石は
2019/01/06 18:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
数々の歴史人物番組やドラマで、怖いおじさん!というイメージがあるが、やはり学校の先生をしていたことだから数々の金言もあることだろう。これで漱石先生のイメージが変わればいいな。
紙の本
亡びない、漱石の言葉
2016/06/23 07:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
夏目漱石没後100年ということで企画された新書だろうが、漱石のファンでその関連著作も多い姜尚中ならではの一冊といえる。
漱石はもちろん国民的作家と呼ばれるにふさわしい膨大な読者を持っているが、漱石の文学は若い時代に教えるのはどうかと思っている。
『坊っちゃん』や『吾輩は猫である』だけで漱石を読んだ気分にさせるのはよくないし、果たして『こころ』を読むのはいくつぐらいがふさわしいのだろうかと思わないでもない。
ましてや『門』や『それから』ともなると、現代では50歳を過ぎてちょうどかもしれない。
この本で姜が選んだ「漱石のことば」は148。
私が気になったのは『倫敦塔』からのこんな言葉。「凡そ世の中に何が苦しいと云つて所在のない程の苦しみはない」。
若い人にもこんな思いがあるでしょうが、現代では定年を過ぎたシニア世代にこそこの言葉が当てはまるように思う。
会社を辞め、さて何をしようかと思っても何もない。そのうちに「所在のない苦しみ」に襲われてくる。
面白いのは読者の年齢に合わせて、その言葉の捉え方も変わってくることだろう。あるいは、主人公の言葉ではなく彼を取り巻く人たちの言葉に感銘を受けたりする。
だから、漱石は何度読んでも、いくつになっても面白いといわれるのだ。
最後に私が一番好きな「漱石のことば」を書き留めておく。
もちろん有名だからこの本の中にもある。
『三四郎』から。
広田先生がすました言ったこの言葉。「亡びるね」。
いつ読んでも痺れる。