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- カテゴリ:一般
- 発売日:2016/05/06
- 出版社: 誠文堂新光社
- サイズ:21cm/167p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-416-51638-6
読割 50
紙の本
粘菌生活のススメ 奇妙で美しい謎の生きものを求めて
主に初心者に向けて、粘菌の基本的な生態を解説するとともに、北海道や東北各地で撮影された写真をカラーで多数掲載。粘菌の姿や生態はもちろん、原始の姿を今に残す森の美しさも楽し...
粘菌生活のススメ 奇妙で美しい謎の生きものを求めて
粘菌生活のススメ
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商品説明
主に初心者に向けて、粘菌の基本的な生態を解説するとともに、北海道や東北各地で撮影された写真をカラーで多数掲載。粘菌の姿や生態はもちろん、原始の姿を今に残す森の美しさも楽しめる。本文左下にパラパラ漫画あり。【「TRC MARC」の商品解説】
粘菌(変形菌)という生きものをご存知ですか?
この生きものは、動きまわって微生物などを捕食するアメーバ動物的状態を経て、きのこのように子実体を形成し、胞子で繁殖するなど、
その一生の間に、あるときは動物的性質を、あるときは菌類的性質を持つ、動物でも、植物でも、菌類でもない不思議な生物です。
また粘菌は、知の巨人・南方熊楠が生涯を通じて研究した対象として知られていますが、
他にも宮崎駿の漫画『風の谷のナウシカ』中に、物語の核となる生物としても登場しています。
最近では、北海道大学の中垣俊之教授らのグループによる粘菌研究が、イグノーベル賞を2度も受賞して大きな話題になりました。
そんな粘菌の魅力は、何と言っても、子実体の美しさ、かわいらしさです。赤、白、黄色、金属的光沢すらある金色や銀色など、
色彩は多様、アイスバー型、まち針型、まんじゅう型、プレッツェル型など形もさまざま。一度見たら、強烈な印象が残るに違いありません。
また、アメーバが大きくなったような変形体も本当に興味深い存在。単細胞生物にもかかわらず知性の片鱗を見せるというのですから、
多くの研究者を惹きつけてやまないのも納得です。
本書は、主に初心者に向けて、そんな粘菌の基本的な生態を解説するとともに、北海道や東北各地で撮影された本邦初公開の写真をカラーで多数掲載しました。
粘菌の姿や生態はもちろん、原始の姿を今に残す森の美しさも楽しめます。
いざ、どきどきわくわく間違いなしの、粘菌ワールドへ。【商品解説】
著者紹介
新井文彦
- 略歴
- 〈新井文彦〉1965年生まれ。きのこ写真家。北海道釧路地方阿寒湖周辺などで、きのこや粘菌など、主に隠花植物をテーマに撮影を続けている。著書に「きのこの話」「毒きのこ」「きのこのき」がある。
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紙の本
大きさのわからなくなる、不思議な自然の情景。
2016/10/04 20:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
粘菌という生き物を紹介する本ですが、とにかく綺麗な写真が豊富。生物としての基本的な特徴もまとめてあるので、知識的背景も勉強できます。でも「見て楽しむ」というのが第一の本です。
とても綺麗で不思議な、人間が普通みているのとはかなり違う形や色の世界。それでも「生きもの」と判断するのは、人間にどんな「生きもの」の判断基準がるのだろうかとも考えさせられました。
表紙の写真から、すでに不思議な世界という感じ。でも、これはいったいどのぐらいの大きさの世界なのでしょう。木にくっついている丸いものはゴルフボールぐらいでしょうか、それともバスケットボールぐらいあるのでしょうか。そもそも、この「木」だと思っている物の大きさはどのぐらいなのでしょう?
なんだか「どのぐらいの大きさに思えますか?」という心理テストに使えそうです。
身近にある知らない世界を紹介してくれるとても良い写真ばかりでしたが、「知識欲」としては「大きさがわからない」不満が残ります。「おおよそ」の大きさ(そのものは個体差が多すぎるなら、画面上の葉っぱとかでもいいです。)がわかる説明でもあれば、という希望です。
紙の本
粘菌生活
2020/11/01 10:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ねんきんせいかつ」って同音異義だけど(笑)
あまり目にすることはないけど意外に身近に存在している「粘菌」について、不気味で美しい写真とともに紹介されてる。
グッズも紹介されてて、これも意外にかわいい。