紙の本
普通に面白くはあったけど...
2016/11/09 15:12
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投稿者:ペンギンママ - この投稿者のレビュー一覧を見る
他サイトのレビューと帯にある書店員さんたちの読後コメントを読んで期待をし過ぎたせいか、普通の少女マンガ的な切ない恋物語という感想以上は抱けませんでした。
物語の背景である古書店や各話ごとに小道具として入ってる絵本など、好きになれる要素満載だったのに、話にもう一つ捻りが足りない感じで、少々あっけなかったです。
前知識なしで読んでたら、もうちょっ違う感想が持てたかもと思うと、少し残念です。
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ブクログの献本企画に当選して読ませていただいた本。
恋愛が主な本はあまり読まないけれど、『あやかし』『古書店』など気になるワードがあったので、じっくりと読ませていただきました。
感想。
小説ですが、ものっすごい少女漫画でした。
いわゆる萌えシチュエーションだとか(女性が好きな意味での)萌えキャラクターが非常に多いので、キャラ萌え・シチュ萌えドツボな方は間違いなく買い。
帯でもあらすじでも『泣ける』を押していますが、残念ながら泣けず。
たくさんのエピソード一つ一つが少し薄い印象で、物語上そうなるべくなったのではなく「こういうシチュエーション・キャラクター、好きでしょ?」と並べられた感じが拭えず。
そういう意味でも、非常に王道な少女漫画っぽい。
せっかく魅力的なキャラが多く出ているので、もう一押し欲しかったです。
辛口なことばかり書いているような気がしますが、好きだと思ったのは、話の中に出てくる名作絵本の数々。
子供の頃に読んだことのある絵本が出くると自分の当時の記憶がふっとよみがえり、それが主人公・紗月の記憶がおぼろげに浮かぶのとリンクするのは、ちょっと感動しました。
次回作に期待です。
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献本企画に何気なく応募したら当選しました!
まさかすぎてビックリした。ちゃんと作者さんのサインまでついてたし
ブクログさん、ありがとうございます
正直あらすじをざっと見て、軽い気持ちで応募して、ストーリーもぶっちゃけよく知らずに読んだんだけど
個人的には『思い出のとき修理します』と『
幽遊菓庵 ~春寿堂の怪奇帳』が頭の片隅をちらつくお話だった
最後はもちろん全然違うんだけど、最近流行りのもの(よくラノベタイトル・帯でみる古書店、あやかし、ドS、〇〇処方します、etc...
が)詰まってます感も正直否めなかった
しかも少女漫画を小説化しました的な感じがあって
細かく言えば真ん中を境にラノベ→少女漫画(+少し乙ゲ)みたいな?
(ドSではないただのツンデレ影野の正体が分かってからの彼のデレっぷりと白銀の性格の変わり方が乙ゲ的...)
まぁこんなこと書いてるけど、ストーリーはそこまで悪くなかったと思ってる
帯で押してるほど泣くことはないんだけど、最後はやっぱりちょっとほろりとしちゃったし
全部がつながった今、また読み返してみたい感じはある
(4章目と最終章前の空白の一ページが意味するところも気になるし)
あと、名作絵本を読んだことある人は紗月と一緒に当時の想いを浮かべる人もいると思う
(まぁ私は小さい頃日本に居なかったから、読んだことある絵本なんて『ごんぎつね』くらいだったから全然分かんないんだけど!)
ただ、最後はハッピーエンドな雰囲気出てたけど、私は少し釈然としない
それもあって読み返してみようかと思ってるんだけど
あやかしが人の姿になって戻ってくる、っていう展開はたまにみるけど、今作では違うのかなーって思ってて
影野は少なくとも一度神様にお願いして紗月の元に来てるわけだから、自分の勝手で命削ったのに、神様が今度は人の姿にしてくれるとは思えなくて...
お守り持っててくれたのかって言葉から、年月短すぎるけど付喪神っていうあやかしに今度はなったのかなーって思ったりしてて...結局同じスピードで年月重ねられない感じかなって思ってしまうのだけれども...
まぁ今度は紗月の願いが叶えられて、って考えれば違うのかもしれないけど、すごくもやもやして、すんなりハッピーエンドだと思えない
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帯の「泣けた」という言葉はちょっとどうかな?とは思う。
(歳が歳なのか?いやだわ)
傷心の元書店員が故郷に戻って来る。
商店街にある一軒の古書店。
店主は仏頂面にして何か謎めいた青年。
古書店にはあやかし達が何かしらやって来る。
主人公・紗月はこの出来事からある夢を見る様になる。
あやかしたちと紗月がなくした10歳以前の記憶。
「約束だよ、忘れないで」
久々に王道な恋愛物を読んだって感じ。
かまくら作って喜んでる2人とそれを見守ってるあやかし…。
イラストにすれば凄くほのぼのとした物になるんだろうな。とか思った。
中高の時の私だったら大好きになってただろう物語。
残念ながら読む時期が遅すぎたね。
ちょっと細かい所が気になる様になってしまって。
大人って素直に感動出来ないからなんだか悲しい。
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本屋で平積みで大絶賛されていたのだけど、私の好みとは正直全く合わなかった……。
所々、萌える部分もあるし、おっ、と思う部分もあるのだけど、どれも中途半端でなんかよくわからない。結局、また失うラストの意味もよくわからなかった。
ってか、その設定、別にどこかの地方都市のどこかの山間でよかったんじゃないの? 地名出す必要あった? とか思ってしまうwww
まあ、好みだよな……。
そして、この手の本屋で大絶賛されている類は毎回好みに合わないので、私は天邪鬼なのだろう。
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む〜ん...(^ ^;
何と言うか、全体的に「底が浅い」印象(^ ^;
「あやかし」の描き方も、百年前から続く
王道スタンダードな姿そのまんまだし...
三分の一くらいまで読むと先が読めてしまい、
しかも想像した通りに展開していくし...(^ ^;
主人公の感情も「場当たり的」で深みが無いし(^ ^;
無駄にウェットで、読んでて心地よくない(^ ^;
長々書いてあった割に「元書店員」という設定も
最初の一話以外「無くても良い」感じで(^ ^;
最後の「救い」も、予兆も無ければ必然性もない(^ ^;
...小学校高学年向けかな(^ ^;
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■ドSなツンデレ店主×傷心の元書店員。惹かれあう二人の過去には秘密があって……?
恋破れ、故郷の新潟に帰った紗月。元書店員の彼女は小さな古書店で働き始める。ところが、そこは妖怪が集う「あやかし古書店」だった!? 無愛想でドSな店主・影野と共に絵本や小説で妖怪たちの悩みを解決するうちに、紗月は影野の優しさに惹かれていく。ある日、彼の書斎から、紗月の名前が記された古い絵本が出てきて……? 二人の過去に秘められた運命とは? 一途な想いに涙がこぼれる、甘くて不思議な恋愛小説【文庫書き下ろし】
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春霞に包まれたような感じではじまって主人公足元大丈夫かな、と思ったが、仕事してるときはしゃんとして探偵っぽいこともして、このまま面白くなってくかな、と思ったら、半分くらいから失った過去がらみの恋ばなになってしまい…
一応ハピエンだけどなんかいろいろもったいないと思った
恋ばなとして読むにはいいけど本の処方と探偵は中途半端な気がしたのが残念
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最後の流れが突然すぎるため、ついていけない。感涙も感動も、もう少し設定を大切に回収して最後になると…。
2017.1.5
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失恋から地元へと逃げ帰った彼女が出会った不思議な古書店。
書店員の経験を活かし働き始めるが、店主は無愛想で、お客さんはあやかし?
ファンタジー要素が強いかと思いきや、恋愛もの。
展開が読めてしまったのは残念ですが、少女漫画を読んでるようで楽しめました。
店主が無愛想な理由が切なかった。。
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献本企画で知った作品です。
サイン入りの本を頂きました!
蒼井紬希さん、は初めまして、の作家さんですが、どうやら作風によってペンネームを分けて活動しているのだそう、
とオフィシャルホームページに書いてありました。
元書店員の女の子が失恋の傷を癒すために田舎に戻り、
古書店で働く。
主人はイケメン。しかも、あやかし。
ちょっと漫画チックな感じで
さらっと読めました。
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よく覚えていないのですが、応募して?当選し、いただいた作品だったと思います。
嬉しかったのに、なぜか積読になっていたので、本棚から取り出して。
元書店員の主人公が地元に戻り、無愛想な店主が営む古書店で働くことに。
古書店が舞台となることもあり、出会う人たちが懐かしい絵本と絡めてあって、それが楽しかった。
ストーリーとしては面白いと思ったが、ラストがなんだか呆気ない気がした。
ぼかしたい気持ちがわからなくはないけれど、もう少し明かしてのラストの方がスッキリしたかも?しれない。と、個人的には思う。
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帯の下に可愛い後ろ姿発見!あやかしと人、この2つの種の恋をテーマにした本は多々あります。ハッピーエンドで終わるか、あるいは悲恋で終わるか。これはどちらでもないし、どちらでもあるといったところでしょうか(個人の感想ですが)。何故そう思うのかというと人である女性主人公が記憶を失うから。その記憶をこれから先取り戻すことができるのか?取り戻さなくとも新たな出会いでそれに替わるものを手に入れるのか。どうでしょう?最後、あやかしの記憶はあるの?そもそもどうやって戻ってきたの?とツッコミは入れたくなりますが(^_^;)
作中でいろんな本が紹介されています。しろいうさぎとくろいうさぎ、よるくま、あらしのよるに、ぐりとぐら、100万回いきたねこ、ないたあかおに、どんなにきみがすきだかあててごらん、わすれられないおくりもの、かみさまからのおくりもの、銀河鉄道の夜、ハゴロモ、ごんぎつね、ラチとらいおん。
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献本企画に応募したら当選しました!当たってびっくり!
主人公は失恋の傷心から仕事を辞めて地元に帰ることにした書店員の女性。幼い時の事故の影響で、事故前までの記憶を無くしてしまっています。そんな彼女を地元で待っていたのは「あやかし」が営む古書店。相手があやかしだとは気づかづに惹かれていくものの、その先には悲しい運命が待っています。
…とはいえ、最後はハッピーエンドっぽいですけどね。
舞台が書店というだけあって、本、特に絵本がたくさんでてきます。
懐かしいタイトルが多く、絵本読みたくなりました。
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まぁ若い人向けの話を読む私が悪いんだが・・・、でも、こういう話は嫌いじゃないしと読んでみたものの、主人公がいまいち好きになれず、話も奥行きがないかなぁって。もう少し丁寧に描かれてたら、もっといい感じになったんじゃないかと思ってしまう。最後も、どうして彼が戻ってこられたのか、その説明が欲しい。