発掘!明治初頭の列車時刻
著者 曽田英夫
我が国最初の月刊時刻表は明治27(1894)年10月5日に、東京・京橋の庚寅新誌社から発行された。つまり、明治5年(1872)年旧暦9月12日の鉄道開業後22年間は一般に...
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商品説明
我が国最初の月刊時刻表は明治27(1894)年10月5日に、東京・京橋の庚寅新誌社から発行された。つまり、明治5年(1872)年旧暦9月12日の鉄道開業後22年間は一般に販売される時刻表の発行はなかった。本書では、この鉄道黎明期の『時刻表』空白期間の歴史を明らかにすべく、種々の資料を探し出して体系化し、現代の様式に似せて時刻表を再現することにより、当時の鉄道の運転・運輸の状況を明らかにしようと試みる。
曽田英夫(そだひでお)
昭和23年(1948)年、京都生まれ。関西学院大学経済学部卒業。鉄道運転運輸史研究家。鉄道史学会会員、交通権学会理事。主な著書に、『幻の時刻表』(光文社)、『列車名徹底大研究』『時刻表昭和史探見』、大久保邦彦氏との共著『列車名大研究』『新・列車名大研究』(JTB)、三宅俊彦氏らとの共著『時刻表に見る〈国鉄・JR〉電化と複線化発達史』、寺本光照氏ほかとの共著『時刻表アーカイブス 鉄道黄金時代(1)東海道本線・山陽本線・鹿児島本線編』(JTBパブリッシング)、そのほか『JTB時刻表復刻版』の解説や交通リスクの研究論文など多数。
目次
- 第1章 汽笛一声新橋を(新橋~品川~横浜間)
- ・品川~横浜間の仮開業―鉄道が初めて走った―
- ・新橋~横浜間の開業―開業式挙行さる―
- ・新橋~横浜間の開業―開業ダイヤは―
- ・汽車に乗るならば
- ・汽車は走る
- ・早々と時刻改正を実施する―1年に4度も―
- ・明治7年以降、明治9年までの時刻改正
- ・小区間短距離列車が運転される―新橋~田町~品川間―
- ・明治10年以降の時刻改正―運転本数の変化―
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