呉越春秋 湖底の城 五
著者 宮城谷昌光
楚王の死去を知った伍子胥は呉王・僚を討つ。公子光は呉王闔廬となり、その子・終累は太子となった。子胥は闔廬の命で呉の外交を任されている季子のもとを訪れる。季子は「斉に対して...
呉越春秋 湖底の城 五
商品説明
楚王の死去を知った伍子胥は呉王・僚を討つ。公子光は呉王闔廬となり、その子・終累は太子となった。子胥は闔廬の命で呉の外交を任されている季子のもとを訪れる。季子は「斉に対して呉は事を構えずと伝えるべし」と述べ、子胥がその使者となった。斉に入った子胥は、その足で孫武と、孫武のもとに預けた褒小羊を迎えにいく。孫武の献策により、次々と敵を懐柔していく闔廬。いよいよ、子胥の悲願でもある楚との決戦が迫ってきた!
目次
- 右ゆうの帰郷
- 子胥の外交
- 孫子の兵法
- 春景色
- 女兵
- 季子の死
- 嶽半
- 鍾吾と徐
- 孫武の奇知
- 神出鬼没策戦
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宮城谷昌光の世界
2016/10/25 06:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:北の景虎 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつ読んでも宮城谷昌光の小説は面白い。この小説の主人公は呉の伍子胥ですが、宮城谷昌光の別の作品に伍子胥の呉越の闘いを書いた別の作品があって過去に読んでいます。改めて伍子胥を題材にした「湖底の城」を一気に1から5巻迄読みました。あの「水滸伝」を彷彿させる筆致に興奮して読みました。後巻に続く伍子胥の世界が楽しみです。
春秋時代 伍
2018/10/20 06:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:七無齋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
伍子胥の時代にも陰りが見え始め、主役がいよいよ范蠡になろうとしている。物語が佳境に向かい、故事古典の世界に。