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紙の本
地獄堂霊界通信 7 (講談社文庫)
著者 香月日輪 (著)
三田村巡査の背後に立つ血みどろの少女。それは、上院町内で起きた、女子高生を狙った連続殺人事件の2番目の被害者、まり子の霊だった。三田村はどこで取り憑かれたのか。肝試しさな...
地獄堂霊界通信 7 (講談社文庫)
地獄堂霊界通信(7)
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商品説明
三田村巡査の背後に立つ血みどろの少女。それは、上院町内で起きた、女子高生を狙った連続殺人事件の2番目の被害者、まり子の霊だった。三田村はどこで取り憑かれたのか。肝試しさながらの捜査が始まる。全2話を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
また少女が殺された。まさかこの上院町にシリアルキラーが! 正体を暴こうと犯人を追うてつしたち。それは犯人の思うツボだった?【商品解説】
目次
- 第一話 業魔の石
- 第二話 鉄鼠
収録作品一覧
業魔の石 | 7−162 | |
---|---|---|
鉄鼠 | 163−293 |
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紙の本
確信的な悪に対するとき!
2017/03/05 14:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mao.k - この投稿者のレビュー一覧を見る
香月日輪さんの作品は、いつも自分の中の善を信じること、選び取ることの大切さを教えてくれる。
確信的な悪と対峙するときもその姿勢は変わらないし、変えてはいけない。
子どもたちと一緒に読みたい、共感してほしい一冊。
紙の本
『地獄堂霊界通信7』
2017/02/13 20:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
上院小の三人悪がこの世(とあの世)の悪をこらしめる痛快活劇
第一話で少女連続殺人犯を追って絶体絶命の危機に陥り
第二話では公共事業の工事現場にあらわれた巨大ネズミと対峙する
人間の深い業と欲に純粋なまなざしをむけ行動する子どもたちに
おとなはどういう態度をとるべきかつきつけられる物語
講談社ノベルズとして刊行された完全版8巻を再刊した文庫版の第7作
電子書籍
お化けより怖い人間
2023/03/27 11:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間の弱い心に付け込んだ妖怪やお化けが悪者で戦っていたのならまだ救いがあったが人間そのもの悪いとなると救いがない。
救いがないから、声が届かないから無駄だと諦めることと考え続けることは違う。いつかきっと変わると信じて考え続け、目の前のできることをやり続けるしかない。
人間のエゴとか矛盾とかを突き付けられ耳の痛い話で痛快さはないが真摯に受け止めなければいけない話だと思う。