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紙の本
インカ帝国探検記 ある文化の滅亡の歴史 改版 (中公文庫)
著者 増田義郎 (著)
太陽を崇拝し、文字をもたないながら高度な文明を築いたインカ帝国。建国の伝説から、ピサロによる「発見」、首都陥落、征服後の抵抗の日々まで。膨大な史料と実地踏査をもとに、黄金...
インカ帝国探検記 ある文化の滅亡の歴史 改版 (中公文庫)
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商品説明
太陽を崇拝し、文字をもたないながら高度な文明を築いたインカ帝国。建国の伝説から、ピサロによる「発見」、首都陥落、征服後の抵抗の日々まで。膨大な史料と実地踏査をもとに、黄金の帝国の歴史を再構築する記念碑的名著。【「TRC MARC」の商品解説】
太陽を崇拝し、文字を持たないながら高度な文明を築いたインカ帝国。建国の伝説から、一五三一年のフランシスコ・ピサロによる「発見」、スペイン人によるあっけないほどの首都陥落、さらに征服後の抵抗の日々まで。膨大なスペイン語史料と実地踏査をもとに、黄金の帝国の歴史を躍動的に再構築する。
2001年に〈中公文庫BIBLIO〉として刊行されたものの新装版です。
〈解説〉網野徹哉
【本の内容】
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インカ帝国探検記
2021/06/14 16:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
元になった本は今から60年前の1961年に出版されているため、現在の研究とはいくらか異なっているかもしれないが、それでもとても分かりやすくインカ帝国について解説されている。
インカ含め、南米の先住民は文字を持たなかったので、口伝の伝説とそれを記したスペイン人の文書、そして遺跡跡などからインカ帝国の歴史からスペイン人による侵略、そしてインカ帝国の末裔たちによる反乱などについてもわかりやすく解説されている。ピサロ以前にも白人がインカ帝国に攻め込んでいた事、どうして百人程度のスペイン人が数万の軍勢を持つインカ帝国を倒せたのか、など知らなかった事が多く書かれていた。
インカの地名や人名は馴染みのないものがほとんどだが、それでもとてもわかりやすかった。こう何度もわかりやすかったと書くと嘘臭いが、物語のように書かれていて、本当に分かりやすい。
紙の本
文化人類学、イベリア及びイベロアメリカ文化史を専門に研究されてきた増田義郎氏によるインカ帝国についての興味深い一冊です!
2020/09/04 11:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『古代アステカ王国』、『インディオ文明の興亡』、『古代アメリカ美術』、『コロンブス』、『略奪の海カリブ』、『大航海時代』などの著作で知られる、文化人類学、イベリア及びイベロアメリカ文化史を専門に研究されていた増田義郎氏の作品です。同書は、太陽を崇拝し、文字を持たないながら高度な文明を築いたインカ帝国について詳細に解説された一冊です。建国の伝説から、1531年のフランシスコ・ピサロによる「発見」、スペイン人によるあっけないほどの首都陥落、さらに征服後の抵抗の日々までが詳しく描かれています。膨大なスペイン語史料と実地踏査をもとに、黄金の帝国の歴史を躍動的に再構築した興味深い内容です。インカ帝国に興味のある方には、ぜひ、読んでいただきたい一冊です!