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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/01/25
- 出版社: 青土社
- サイズ:20cm/397,33p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-7917-6966-7
紙の本
クラウド時代の思考術 Googleが教えてくれないただひとつのこと
著者 ウィリアム・パウンドストーン (著),森夏樹 (訳)
検索すればありとあらゆる情報が手に入る時代に、知識とどう向き合うか。無知から来る自己の過信「ダニング=クルーガー効果」をキーワードに、さまざまなジャンルを横断しネット時代...
クラウド時代の思考術 Googleが教えてくれないただひとつのこと
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商品説明
検索すればありとあらゆる情報が手に入る時代に、知識とどう向き合うか。無知から来る自己の過信「ダニング=クルーガー効果」をキーワードに、さまざまなジャンルを横断しネット時代における新しい知のあり方を提案する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ウィリアム・パウンドストーン
- 略歴
- 〈ウィリアム・パウンドストーン〉MITで物理学を学ぶ。専門は物理学と情報理論。著書に「天才数学者はこう賭ける」「選挙のパラドクス」「ライフゲイムの宇宙」など。
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書店員レビュー
丸善ジュンク堂書店のPR誌「書標」2017年3月号より
書標(ほんのしるべ)さん
手元のスマホで何でも検索できる時代、身につけた「知識」の価値は低下しているように見える。本書では多数の調査を基に、知識と収入や行動の相関を見ていく。クイズ番組を見ているような調査結果を読んでいくだけでも楽しいが、その示唆するものは笑えるものではない。基礎的知識なしに検索した知識や自分にカスタマイズされたネットニュースばかり見ていると、知識は歪み、無知であることに無自覚になる。結果、偽の情報に簡単に惑わされるようになる。2016年を象徴する「ポスト・トゥルース時代」を考えるにあたって、押さえておきたい視点である。
ウィットに富んだ筆致は、無知に対して無自覚でないか、読者を試すようでもある。心して読みたい。