サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 4.2 6件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/03/03
  • 出版社: 築地書館
  • サイズ:20cm/316p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-8067-1533-7

紙の本

外来種のウソ・ホントを科学する

著者 ケン・トムソン (著),屋代 通子 (訳)

外来種の侵入によって間違いなく損失があるのか? 駆除のターゲットは正しかったのか? 英国の生物学者が、世界で脅威とされている外来種を例に、在来種と外来種にまつわる問題を、...

もっと見る

外来種のウソ・ホントを科学する

税込 2,640 24pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

外来種の侵入によって間違いなく損失があるのか? 駆除のターゲットは正しかったのか? 英国の生物学者が、世界で脅威とされている外来種を例に、在来種と外来種にまつわる問題を、文献やデータをもとに多角的に検証する。【「TRC MARC」の商品解説】

何が在来種で何が外来種か?
外来種の侵入によって間違いなく損失があるのか。
駆除のターゲットは正しかったのか。
人間の活動による傷跡に入りこんだだけではないのか。

英国の生物学者が、世界で脅威とされている外来種を例にとり、
在来種と外来種にまつわる問題を、
文献やデータをもとにさまざまな角度から検証する。

ラクダはどこのものか――
真っ先に浮かぶのがアラビアだろう。
ところが彼の地では、ラクダはどちらかと言えば新参者だ。
ラクダ一族は北アメリカで進化し、南アメリカで多様性を最大限に保持した。
一方、現在も野生のヒトコブラクダがいるのはオーストラリアだけだ。

これは、生物多様性の議論のなかで、
「在来」種と「外来」種を取り上げようとするときに直面する矛盾の典型例だ。
「侵入」生物が引き起こす空恐ろしい話には事欠かない。
英国の庭師を戦慄させる日本からの侵入種、グアム島の野鳥を食べつくした毒ヘビ。

だがわたしたちはほんとうに、
侵入生物を恐れなければならないのだろうか?
管理することはできないのか。
駆除しようとする相手を間違えてはいないのか。
そして在来種は、いつだってみんな「いいやつ」なのか――。

トムソンは、魅力的な語り口で、これこそ肝要だろう、という疑問を探っていく。
移入種のうち、定着することができるのはほんの一部にすぎず、
さらに定着した土地で厄介な問題を引き起こすのは
そのうちのごくわずかでしかないが、それは何故なのか、と。

さらにまた、侵入生物をいたずらに恐れることが、
生物多様性の保全や地球温暖化への対応の障害になりはしないか、
という点も掘り下げる。

〈 原著書評 〉
「侵入種をめぐる科学と哲学を見事な手腕でまとめ上げた1冊」
――タイムズ紙

「つい惹き込まれてしまうほど、挑発的――ケン・トムソンはわたしたちの自然を見る目に、刺激的な挑戦状を送り付けてきた」
――ジョージ・モンビオット(環境問題ジャーナリスト)

「大げさに思われるかもしれないが、本書は生態学の分野における『種の起源』と言ってもいい」
――ブライアン・クレッグ(popularscience.co.uk)

「トムソンは、『外来種=悪』を信奉する原理主義者への皮肉のスパイスをたっぷりと利かせつつ、読みやすい文体で生き生きと立論を進めていく。科学文献からの引用も豊富で、それがまた、彼の論拠に喜ばしい重みを増している」
――ニューサイエンティスト誌【商品解説】

目次

  • 第1章 移動する種(しゅ)
  • 生物種と大陸
  • 残存種、避難圏、そして氷河時代
  • 渡り、海や島を伝う分散
  • 人の手による分散
  • どれほど長くて不思議な旅だったことか
  • 第2章 在来性のわずかな歴史
  • 「在来」とは何か?
  • 戦争と平和

著者紹介

ケン・トムソン

略歴
〈ケン・トムソン〉生物学者。英国シェフィールド大学の動物および植物科学の部門で20年間教鞭をとる。『デイリー・テレグラフ』紙でガーデニングに関するコラムを執筆。

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー6件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (1件)
  • 星 4 (5件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

紙の本

人間は思い込みをしやすい生き物のようだ。

2017/07/10 20:45

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

全ての現象には表があれば裏もある。
本書のテーマは「外来種」。英語のタイトルは序章のタイトルになっている「ラクダはどこのものか」である。翻訳者もあとがきに書いているが、これ一つでも「人間って結構安易に考え方を固定している」ことに気づかされる。著者は自身の生態学者としての知識から「外来種」について一般の人が抱いているイメージはどうなのかを次々と検証していく。

生物多様性を脅かすと言われるが、人間が改ざんして在来生物を減らした場所に多様性をもたらしているのかもしれない。作物の減産など経済への影響も、多額の駆除費用を考えればどちらが影響が大きいのか。などなど豊富な実例を紹介しながら、急に増える見知らぬ生き物に対しての「思いこみ」がそこにはかなりあることを著者は指摘する。最初あげたラクダについても(理由は本書を読んでいただくことにして)その一つである。

詳細な話の中には少しわかりにくいものも混じってはいるが、著者が正しい理解を深めようとしているということはよく伝わってくる。どんな事象も「違う面から見れば違う顔がある」。表も裏も見ないといけないと警告されている気がするところでもある。著者の見方も一つの解釈でしかないのかもしれないが、「わかりやすい」「信じやすい」見方は少し疑った方がよい、という警告ととらえたい。そして反論にもきちんと耳を貸すことも大事だということも読み取れるところであろう。

荒れ地に適応して緑を増やすために導入されたが、今は「はびこり過ぎ」と駆除の対象になる。珍しい、綺麗な生き物として持ち込まれたものが「捨てられたり」「飛び散ったり」して在来のものと混じっているケースもある。「後からきて力を持ち始めたものを脅威と感じる」のは人間がもつ、あるいは生き物がもつ生来の性質なのかもしれない。外来種の問題についてだけでなく「外国人労働者」とか「移民」の問題についての指摘のようにもとれる文章であった。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2017/08/17 19:11

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2017/09/11 05:54

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2018/11/11 22:39

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2019/08/05 14:47

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2020/05/25 17:46

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。