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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/03/22
  • 出版社: 中央公論新社
  • レーベル: 中公新書
  • サイズ:18cm/221p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-12-102423-7
新書

紙の本

プロテスタンティズム 宗教改革から現代政治まで (中公新書)

著者 深井智朗 (著)

宗教改革からはじまったプロテスタンティズムは世界に広まる中で、政治や文化にも大きな強い影響を及ぼしている。プロテスタンティズムについて歴史的背景とともに解説し、その内実を...

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プロテスタンティズム 宗教改革から現代政治まで (中公新書)

税込 880 8pt

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商品説明

宗教改革からはじまったプロテスタンティズムは世界に広まる中で、政治や文化にも大きな強い影響を及ぼしている。プロテスタンティズムについて歴史的背景とともに解説し、その内実を明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】

2017年でルターの宗教改革から500周年を迎えた。カトリックとの長きにわたる戦争などを経たプロテスタンティズムは、新大陸アメリカへと広まっていった。そして、その過程でさまざまな思想を内包し、現代の政治などにも強い影響を及ぼしている。本書は、ナショナリズム、保守主義、リベラリズムなど多面的な顔を持つプロテスタンティズムの実像を歴史的背景とともに解説し、その内実を明らかにするものである。【本の内容】

1517年のルターの宗教改革は何の始まりだったのか? ヨーロッパ、アメリカを席捲し、多種多様に分岐していった潮流を描き出す。【本の内容】

著者紹介

深井智朗

略歴
〈深井智朗〉1964年生まれ。アウクスブルク大学哲学・社会学部博士課程修了。東洋英和女学院大学人間科学部教授。「超越と認識」で中村元賞受賞。

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みんなのレビュー28件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

「宗教改革500周年」の今年だからこそ読むべき良書

2017/11/07 16:20

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

今年は宗教改革から500年目を迎える節目の年である。本書は単なるルター礼賛、プロテスタント万歳の歴史書ではない。第1章、第2章では、歴史的事実と対比させることで、神格化され政治的に脚色されたヒロイック的なルターのイメージを打破している。「宗教改革」という呼び方に、当時の「生活の座(Sitz im Leben)」から応答していると言っていい。ルターが目指したのが、決して「カトリック教会からの離脱」ではなく、むしろ「教会内刷新」であったことや、「95箇条」がヴィッテンベルク教会の門扉に釘付けられた可能性がほとんどなかったことなど、当時の記録をひもときながら解説している。第3章以降、ルターが目指した「刷新」が、そのアイデアを政治的に利用される中で1つの宗派が生み出される様子が描かれる。また、このアイデアを独自に解釈することで、ヨーロッパ各地に生み出されたさまざまなプロテスタント宗派の成り立ちについても言及されている。このあたりは、キリスト教史の複雑さをうまくまとめ上げていると思われる。だが、本書の特徴となるのは第5章以降であろう。「改革の改革」。当初、カトリックの対立項と思われていたプロテスタントだが、プロテスタントの本質的特質ゆえに、多くの分派が生み出されていく。この在り方を、現在の「保守主義」と「リベラリズム」の源流と主張するあたりが、読んでいて面白い。第5章以降で描き出されるのは、カトリックとの戦いを経て生み出されたプロテスタント諸派(ルーテル派、長老派、聖公会)の在り方をさらに刷新しようとした諸集団(作者の深井氏は神学者トレルチを引用しながら「新プロテスタンティズム」と呼ぶ)の経過である。それは、カトリック教会の「支配」を否定し、新たな「支配者」となった諸派を「古プロテスタンティズム」と見なし、これに替わる新たな教会形態として「自発的結社」を形成するようになった諸派(バプテスト派、ピューリタン以降の教派)の数百年の歴史である。「古プロテスタンティズム」が生み出した教会の体制を「保守主義」とし、「新プロテスタンティズム」が生み出したものを「リベラリズム」とする。両者を対比的に見るなら、言わんとすることは的を射ていると言えよう。

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紙の本

目から鱗の啓蒙書

2017/05/03 14:57

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:森郊外 - この投稿者のレビュー一覧を見る

自分なりに要約を試みてみた。

ルターが目指したものはカトリックの改革であり、それがプロテスタント(抗議する人々)と呼ばれることはご本人、あずかり知らないところであった。ところでルターとルターに賛同する人々は、当然のことながら多くのものをカトリックから受け継いでもいた。教会と地域社会ひいては国家との密接な結びつき、あるいは教義的には幼児洗礼などなど…・それは一昔前の日本の檀家制度にも似たものであった。そうしたルターの方針に異を唱えたのが新プロテスタントと呼ばれた人々。幼児洗礼を否定し、国家とは絶縁し、伝道により人々を回心に導き、そこで初めて洗礼を授け、教会員を増やし、自主独立して教会を運営していったのだ。ドイツでは古いプロテスタンティズムが今なお根付き、国家の精神的バックボーンとなってきた。一方、新プロテスタンティズムは信仰の自由を求めて新大陸に渡ったピューリタンの信仰を受け継ぐアメリカで根付き、様々なヴァリエーションが生まれていった。そこで筆者は日本にも言及する。明治時代、日本は多くをドイツから学んだため、保守的な、国家宗教的なプロテスタントが輸入されることになったと。

筆者の深い学識に裏打ちされた文章は明快で説得力があり、今日の世界情勢の一端を知るにも大変有意義であった。
しかし物足りない点もあった。アメリカに学び、のちに国家主義と対峙していった内村鑑三。その内村の提唱した無教会主義はその後の知識人にも影響を与え続けていったまさに新プロテスタンティズムであったはずだが、本書では無教会派に対する言及がなかったことである。紙数を考えれば致し方なかったことかもしれないが…

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