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日韓「剣道」 KENDOとKUMDOの相克と未来
著者 小田 佳子 (著)
「武道」であることを重んじる日本剣道KENDOと、スポーツ化を目指す韓国剣道KUMDO。両者を、歴史・文化・技術という視点から比較・検証して実態を解明。両国の剣道が未来志...
日韓「剣道」 KENDOとKUMDOの相克と未来
日韓「剣道」: KENDOとKUMDOの相克と未来
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商品説明
「武道」であることを重んじる日本剣道KENDOと、スポーツ化を目指す韓国剣道KUMDO。両者を、歴史・文化・技術という視点から比較・検証して実態を解明。両国の剣道が未来志向の関係性をどう結ぶべきかを提唱する。【「TRC MARC」の商品解説】
「武道」であることを重んじる日本剣道KENDOとスポーツ化を目指す韓国剣道KUMDO。オリンピックへの対応でも温度差がある両国の「剣道」を、歴史・文化・技術という視点からつぶさに比較・検証して実態を明らかにし、未来志向の関係性を提唱する。【商品解説】
目次
- 序章 日本と韓国の「剣道」
- 1 私と剣道と世界のつながり
- 2 文化としての剣道の伝播
- 3 武道の国際展開と伝統の創造
- 4 剣道の「国際化」か、「国際的普及」か
- 5 剣道の「国際化」に潜む韓国剣道KUMDOの議論
- 6 文化普遍主義と文化相対主義
- 第1章 日本剣道KENDOと韓国剣道KUMDOの対立
- 1 宗主国論争
著者紹介
小田 佳子
- 略歴
- 〈小田佳子〉1969年石川県生まれ。東海学園大学スポーツ健康科学部准教授。専攻は武道(剣道)、体育科教育学、スポーツ哲学。剣道錬士6段。
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日韓「剣道」 KENDOとKUMDOの相克と未来
2018/12/15 10:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雨読 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は東海学園大学スポーツ健康科学部准教授の小田佳子氏です。
日本のKENDOと韓国のKUMDOの相違を歴史や時代がもたらした韓国の国民感情など様々な観点から考察されています。
「日韓「剣道」 KENDOとKUMDOの相克と未来」という題名の内容は重大で剣道を修練する者が真剣に考えて行く必要性を感じました。
韓国の方とは過去に稽古をさせて頂く機会がありました。身体能力的には大変動きが良いと感じましたが、気で攻めて斬り割って行くような剣道ではないと感じました。
今年の世界選手権で日本と韓国の男子団体決勝戦では、日本と韓国のレベルが均衡していたことで日本は苦戦を強いられ、勝には勝ったが課題の残る試合であったと思いました。
スポーツKUMDOを目指す韓国と、武道KENDOを目指す日本ですが、今回の世界選手権男子団体決勝戦は残念ながらスポーツ感が強い試合に観えました。
日本は隣国の朝鮮や中国から様々なことを学び友好な関係で発展をとげた歴史がありますが、一時期不幸な戦争等の出来事から反日感情が現代も残っています。
日本剣道の武道としての国際的普及も当然理解するところでありますが、この著書で韓国KUMDOのスポーツ化の経緯等も理解できました。
これからの世界剣道の発展と方向性等については、大変難しい問題であると思いますが、小田佳子氏は著書の中で素晴らしい提言をされていて、とても共感が持てました。
是非多くの剣道愛好家に読んで頂きたいと思いました。