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  • みんなの評価 5つ星のうち 3.6 10件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2017/04/27
  • 出版社: 新潮社
  • レーベル: CREST BOOKS
  • サイズ:20cm/317p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-590137-0

紙の本

五月の雪 (CREST BOOKS)

著者 クセニヤ・メルニク (著),小川 高義 (訳)

ロシア極東の町マガダン。かつてシベリア強制収容所が置かれたこの土地にまつわる人々の、ドラマティックな出会いと別れ−。米国で注目を集めるロシア系移民作家による、心を摑む9篇...

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五月の雪 (CREST BOOKS)

税込 2,200 20pt

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商品説明

ロシア極東の町マガダン。かつてシベリア強制収容所が置かれたこの土地にまつわる人々の、ドラマティックな出会いと別れ−。米国で注目を集めるロシア系移民作家による、心を摑む9篇の物語。【「TRC MARC」の商品解説】

目を細めると、今も白い雪山が見える――。米国注目のロシア系移民作家が描く、切なくも美しい9篇の物語。同じ飛行機に乗りあわせたサッカー選手からのデートの誘い。幼少期の親友からの二十年ぶりの連絡。最愛の相手と死別した祖父の思い出話。かつて強制収容所が置かれたロシア北東部の町マガダンで、長くこの土地に暮らす一族と、流れ着いた芸術家や元囚人たちの人生が交差する。米国で脚光を浴びる女性作家による、鮮烈なデビュー短篇集。【商品解説】

仄暗い歴史を背負う極寒の町マガダン。この土地で暮らす人々の哀しみと喜び。米国注目のロシア系移民作家による、鮮烈な連作短篇集。【本の内容】

収録作品一覧

イタリアの恋愛、バナナの行列 5−35
皮下の骨折 37−74
魔女 75−89

著者紹介

クセニヤ・メルニク

略歴
〈クセニヤ・メルニク〉1983年ロシア生まれ。15歳のとき家族とともに米国アラスカ州に移住。ニューヨーク大学で創作修士号を取得。教鞭を執りながら執筆を続ける。

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評価内訳

紙の本

「停電の夜に」を彷彿とさせる短編集

2017/06/21 00:41

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

ロシアのマガダンという街を軸に据えた連作短編集です。

それぞれの物語に登場する人物は少しずつ重なっていますが、時代背景がバラバラなため、市井の人々の歴史やロシア文化の変遷を味わえます。

そしてこの短編集、読めば読むほど同レーベルの「停電の夜に」を思い出しました。ただし、ラヒリが時代背景を固定して文化の多様性を表現する「横の広がり」を展開する作家だとすれば、メルニクは人々の出会いや別れの移り変わりを表現する「縦の広がり」を展開する作家だなと感じました。

この本を読んで気に入った方は「停電の夜に」もぜひ読んでみてほしいです。

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2017/05/30 12:10

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2017/06/03 10:30

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2017/08/29 23:06

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