めったに見られない瞬間！ 世界写真遺産 （ＮＡＴＩＯＮＡＬ ＧＥＯＧＲＡＰＨＩＣ）

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この本を読むと写真は少し先を予測した芸術だとつくづく思う。
怪奇現象、生命の神秘、ふしぎな空間、奇妙なお宝、その一瞬！　　それぞれに素晴らしい。

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タイトル通りめったに見られない（中には一生見られないものも）写真を集めた本。さすがはナショナルジオグラフィック。風景や動植物だけでなく、物の写真も結構ある。私の大好物である「ヴォイニッチ手稿」も取り上げられていたのがうれしかった。

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「怪奇現象」「生命の神秘」「ふしぎな空間」「奇妙なお宝」「その一瞬！」の５つをテーマに、めったに見られない写真がたくさん。きれいな写真や、驚く写真！手に取って見てみて下さい。

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何気なく本屋を見ていて、何気なく目について、開いてみて一目惚れして買った。

タイトル通り、めったに見られない景色や現象、動物、植物、自然の一瞬がふんだんに載っている写真集。
下の方に、各写真に説明やカメラマンのコメントがついていてそれを読むのも本当に面白かったし、ページ数も多いので読み応えがある。

世界には自分の知らない世界やことがたくさんある！行ってみたい、見てみたい！調べたい！と知識欲が沸き立ち、とっても心躍る時間を過ごせた。

ここ1年で、一番買ってよかったと思う本かもしれない。
もちろん1人でじっくり見てもいいと思うけど、誰かと一緒に会話しながら見るのがおすすめです。



『ただ、驚嘆すること。それが自然を知る最善の手掛かりだ。』

『触れる。見る。そして感覚のすべてに糸を通して、「物」の背景に隠されている意味を探しだし、それらに取り囲まれた私たちの世界を知る。
　それは写真を眺めて想像力という素晴らしい力を発揮し、さまざまに奏でられる不協和音に耳を傾けて、「地球の音」を聴く作業である。』

『素晴らしい瞬間を切り取ってくれたカメラマンたちに、「ありがとう」といいたい。「その瞬間、そこにいてくれて、ありがとう」と。』

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うわっ～～、地球って凄いところなんだな。本当に現実？！

地形だったり、植物だったり、虫や動物だったり、ヒトの仕業だったり、凄さの要因はいろいろ。

人造物だらけの東京に住んでいると旅行に行った時に、自然の姿を見て「日本にもこんな場所があるんだ」と思うことがしばしばある。
それでも、理解できる許容範囲に納まっている。

創作ではない、こんな世界が実際に存在するんだ、という写真の数々に唖然とさせられた。
これだけの写真を見せつけられても森羅万象のごく一部にすぎないのでしょうね。