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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/06/16
- 出版社: 東洋経済新報社
- サイズ:19cm/294p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-492-04612-8
読割 50
紙の本
寂しい生活
著者 稲垣えみ子 (著)
掃除機、レンジ、エアコン、冷蔵庫まで捨て、電気代月150円。会社を辞め、大切なものと別れ、一人ぼっち。これが「今を生きる」ということではないだろうか−。アフロのイナガキさ...
寂しい生活
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商品説明
掃除機、レンジ、エアコン、冷蔵庫まで捨て、電気代月150円。会社を辞め、大切なものと別れ、一人ぼっち。これが「今を生きる」ということではないだろうか−。アフロのイナガキさんが綴る「魂の退社」のその後の物語。【「TRC MARC」の商品解説】
アフロの自由人・稲垣えみ子が語りかけるように描く、『魂の退社』に続く第2弾!
会社を辞め、大切なものと別れ、一人ぼっち・・・・。
それがどーした!
『魂の退社』は「退社」をメインにした内容だったが、今回の『寂しい生活』は「退社」以降、あらゆるしがらみと別れを告げた著者の日々の生活、日々の思いを歳時記的につづったもの。
アフロのイナガキさんの『魂の退社』その後の物語。
電気代は月150円、洋服は10着、質素な食事、最大の娯楽は2日に1度の銭湯・・・・。
そんな著者がいかにして家電製品たちと縁を切ってきたか。寒い冬、熱い夏をどうやって過ごしているか。
自然や季節を体感する暮らし、ものを捨てた後のスペースにこれまで気づかなかったいろいろなものが入り込んできて感じる豊かな気持ち、そういった著者にしか実感できない自由と充実感をシンプルな言葉でつづった稲垣哲学。
孤独を感じている人、チャレンジしたいけれど一歩踏み出せずにいる人、他人の評価に振り回されている人、何かわからないけれどもやもやと不安を抱えている人・・・・
そういう今を生きるすべての人の背中をやさしく押してくれる、すがすがしい1冊。
【商品解説】
目次
- はじめに
- 1 それは原発事故から始まった(アナザーワールドへ)
- 2 捨てること=資源発掘?(掃除機、電子レンジ……)
- 3 嫌いなものが好きになる(暑さ、寒さとの全面対決)
- 4 冷蔵庫をなくすという革命(たいしたことない自分に気づく)
- コラム その1 「干す」という無限の世界
- コラム その2 時代劇に学ぶ
- 5 所有という貧しさ(果てしなき戦いの果てに)
- 6 で、家電とは何だったのか(まさかの結論)
著者紹介
稲垣えみ子
- 略歴
- 〈稲垣えみ子〉1965年愛知県生まれ。一橋大学社会学部卒業。朝日新聞社論説委員、編集委員などを経て2016年退社。著書に「魂の退社」など。
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紙の本
生き方の参考本
2022/05/26 09:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紫亀 - この投稿者のレビュー一覧を見る
情報が氾濫する現代社会において、何を大切に生きていくべきか?非常に参考になる点が多い。原子力に対する考え方はとても共感できる。
紙の本
実際は寂しくなんてない生活でした
2022/04/15 06:54
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この春、関東では「電力逼迫警報」が発令されて、街の多くのところで節電が呼びかけられた。
思い出すのは2011年の東日本大震災のあとの「計画停電」。
明かりを消した夜の街の風景を覚えている人も多い。
実はあの時の「原発事故後の節電」をきっかけに、自ら「個人的脱原発計画」として電気のかかる生活をやめようと決意した女性がいた。
これは、本文によれば「都会の片隅で数年間にわたり、人知れず繰り広げられた冒険の物語」である。
電気を使わない生活に挑んだのは、「アフロ記者」として有名になった、元朝日新聞の記者の稲垣えみ子さん。
この本は2016年に刊行された『魂の退社』に続いて。2017年に出たものだが、稲垣さんの生活をたどれば、まずこの本に描かれる電気を使わない生活があって、その後朝日新聞を退社するということにある。
会社を辞めれば、経済的な負担がきつくなるが、稲垣さんの場合、それ以前から電気を使わない生活を実行していたので、退社というハードルも低くなっていたのだろう。
この本を読んで驚くのは、その生活の徹底ぶりである。
冷暖房あたりだと温度を調整することで節電にもなるが、稲垣さんは冷蔵庫のコンセントまではずしてしまうという徹底ぶり。
冷蔵庫という「便利」があるゆえに、食べきれないほどの食料を買いこんだりする。
電気を使わない生活は、それがもたらしていた過剰な豊かさも減らしていく。
最後に彼女がたどり着いたのは「この世の中に「役に立たないもの」なんて一つもない」という思い。
実にすがすがしい。
電子書籍
とても面白かった
2022/01/15 17:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さな - この投稿者のレビュー一覧を見る
断捨離という言葉が定着しつつある時代ではあるが、断捨離をもっと突き詰めて、究極まで身の回りの物を削った後に発見した悟りが書かれていた。
分かってはいたつもりでしたが、改めて、物は人を幸せには出来ないんだな。と思った。
確かに、満たされない気持ちや悩みがあったりすると物を増やそうとして物を買い、手に入ったと思ったら、また次の問題が出てきたりして、また物を買うのエンドレスループに陥いりがちになる。家は物で溢れるし、最終的に自分の欲望に飲み込まれて、何か常に物足りない気持ちで生きてきた。
物を必要最低限に絞ると、果てしない欲望にもストップが自然にかかるようになり、満ち足りた気持ちで生活できるようになるというのは興味深かったので、実生活に取り入れたい。
紙の本
すくっと自立して暮らす様子が潔い。
2021/01/24 16:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルには「寂しい」とうたっているけど、多くのしがらみから抜け出して、すくっと自立した暮らしの様子を描き切った一冊。特に著者が「冷蔵庫」を手放した暮らしをしているのはTVなどでも紹介されたのでよく知られたことだけど、ここではしがらみの象徴として描かれている。福島の原発事故をきっかけに、極力電気を使わない生活にシフトしたらどうなるか?思いがけず、最小限のコストで、却って豊かな暮らしが可能になったという。全部真似することは難しくとも、参考にしたいことは多数である。
電子書籍
みえ
2020/03/14 17:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の電気を使わない取組みはたいへん面白い。しかし、電気を使う暮らしをしている人を見下したり、自分は特別な人間というような描写が随所にあり興ざめした。
そもそも、著者は恵まれた環境に生まれ育ち、有名企業に勤めて、お金に困ることのない暮らしをしていた。その同時代に、彼女と同じような豊かさを享受できていない人もたくさんいたはず(今もいるはず)が見えているのだろうか。
会社も辞めてしまったというが、著者には本を書く能力やテレビに出演するような魅力もある。
充分な賃金が得られず、日々切実に節電やお金のかからない暮らしをしている人とは違う。
話題の本なので期待していたが、意外にも不快な読後感だった。
紙の本
面白い!
2018/05/23 20:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まるはなあや - この投稿者のレビュー一覧を見る
久し振りに「面白い!」と人に言いたくなる本に出会いました!作者がなぜ会社まで辞めてしまったのか知りたくなりました。
電子書籍
面白い!
2018/05/23 20:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まるはなあや - この投稿者のレビュー一覧を見る
久し振りに「面白い!」と人に言いたくなる本に出会いました!作者がなぜ会社まで辞めてしまったのか知りたくなりました。
紙の本
考えさせられます。
2017/09/20 22:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:eri - この投稿者のレビュー一覧を見る
言い回しがコミカルで楽しいです。それでいて、様々な矛盾にはっとさせられました。実践して実感している著者がとてもかっこいいと思いました。
紙の本
目からウロコ
2017/07/07 13:41
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ら君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
家電や物は、便利にしてくれたり、豊かにしてくれていると信じこんでいました。
さにあらず。
著者が、徐々に身軽になっていく様子が清々しいです。
ご両親に関する考察は、深く考えさせられました。
必読の書です!