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紙の本
どつぼ超然 (河出文庫)
著者 町田康 (著)
どうにも世間並に生きづらい男が、自らを「余」と称し、海辺の温泉地田宮の地で超然の三昧境を目指す。降りかかる人生の艱難辛苦。人間的弱さを克服し、成長する余の姿を活写する傑作...
どつぼ超然 (河出文庫)
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商品説明
どうにも世間並に生きづらい男が、自らを「余」と称し、海辺の温泉地田宮の地で超然の三昧境を目指す。降りかかる人生の艱難辛苦。人間的弱さを克服し、成長する余の姿を活写する傑作長篇。【「TRC MARC」の商品解説】
余という一人称には、すべてを乗りこえている感じがある。これでいこう——超然者として「成長してゆく」余の姿を活写した傑作長編。【本の内容】
著者紹介
町田康
- 略歴
- 1962年大阪府生れ。作家、歌手、詩人として活躍。96年、初小説「くっすん大黒」でドゥマゴ文学賞・野間文芸新人賞を受賞。2000年「きれぎれ」で芥川賞、05年『告白』で谷崎潤一郎賞など受賞多数。
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紙の本
超然のその先へ
2020/06/20 23:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
鎌倉を思わせるような架空の町、田宮の風光明媚さに癒やされます。絶望のあまり死を意識していた余が、あるがままに生きることを決意する場面も良かったです。
紙の本
異色の経歴をもつ芥川賞作家、町田康氏の一人の人間の成長を描いた長編傑作です!
2020/06/11 11:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、音楽バンド「INU」のボーカリストとして活躍し、その後、作家になり、「きれぎれ」で芥川賞も受賞された異色の経歴をおもちの町田康氏の作品です。同書は、どうにも世間並に生きづらい男が主人公で、彼は自らを「余」と称して、海辺の温泉地田宮の地で超然の三昧境を目指す物語です。そして、次々に降りかかる人生の艱難辛苦を一つ一つ乗り越えることで、人間的弱さを克服し、成長する姿を活写した傑作長篇です。ぜひ、一度、読んでみてください。