すぐに役立つ 入門図解 民法【債権法】大改正
著者 木島康雄 監修
120年ぶりの大改正で契約ルールやビジネスが変わる!改正ポイントを図解や事例を盛り込み平易に解説。(主な改正ポイント)●「飲み屋のツケは1年」などの短期消滅時効を廃止。●...
すぐに役立つ 入門図解 民法【債権法】大改正
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商品説明
120年ぶりの大改正で契約ルールやビジネスが変わる!
改正ポイントを図解や事例を盛り込み平易に解説。
(主な改正ポイント)
●「飲み屋のツケは1年」などの短期消滅時効を廃止。
●法定利率を年3%へ引き下げ、「変動制」を採用。
●個人保証の場合の保証人の保護。
●スタンダードな約款の形態である「定型約款」を新設。
●欠陥のある商品の修理や代金減額請求を規定。
●敷金の返還義務などを規定。
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民法改正の解説書
2017/09/02 19:17
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投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
民法が債権法を中心にして大改正が行われます。その中でも大きいのは瑕疵担保責任が廃止されて契約不適合責任という考え方が導入されることでしょうか。改正の多くはこれまで解釈・判例で運用されていたものを明文化するという内容のものですが、この点は大きく変更する部分でしょう。
また相続法も改正の話が出ているようで、その中間思案が解説されています。配偶者の相続分を一律に考えるのではなく、どれほどの期間を配偶者として過ごしていたのか考慮されるのは実態に合った形で相続できるためより望ましいのでしょう。しかし結婚当時の財産と現在の財産を比較するなどのやり方ではただでさえ揉めることの多い遺産相続がさらに紛糾することにもなりかねないのではないでしょうか。客観的な期間を基準にする方が望ましいかと思います。
本書に対しての要望として、表を多用して、変更点や変更内容、ただの明文化なのか、これまでと実質的にも変わったのかを示してもらいたかったかと思います。また改正後の危険負担や債務不履行について、整理してもらいたかったかと思います。