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大阪と世界遺産が並んでいるところもすごい。
2018/01/24 11:40
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投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界遺産となった富士山。日本を支えた富士山の溶岩でタモリさんが焼いたステーキ、溶岩がひろがる富士の麓に町をつくるための江戸時代の工夫も興味深い。
大阪がどうして「日本一の商都」にまで成長することが出来たのか。日本一の高さを誇る高層ビル・あべのハルカス60階の展望台から見下ろすと、大阪の地形の秘密が。秀吉のまちづくりの特徴、ビルとビルのあいだで急に町の名前が変わる驚きの理由。東西にまっすぐ伸びる道の途中でタモリさんが気付いた謎のカーブ。秀吉のつくったインフラがいまだに現役、その名も「太閤下水」。年間230万人が訪れる観光名所・大坂城、実は、今我々が見ている巨大な石垣や深い堀は、豊臣家が滅亡した後に徳川家がつくったもの。しかし城内にたった一カ所だけ秀吉の大坂城の痕跡が。地下深くに眠る太閤の遺産。そして大坂城の北、京橋駅の近くにある一見普通の道路。実はここが大坂冬の陣の激戦地。さらに真田丸の絵図を手に「真田丸探し」の旅へ。高低差に注目しながら歩くと謎に包まれた真田丸の姿が明らかに。大阪をまず知るためには格好の入門書。
これもまた世界遺産になった知床。知床岬の次々にあらわれる断崖絶壁の絶景。あの野生の生き物に極限まで大接近。…内容てんこ盛りの一冊。
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タモサン、大阪を行く
2023/03/02 18:17
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
タモリさんと近江さんが大阪の川と堀を探る、秀吉はまっすぐ堀を掘ったけど、町人たちは自然な水の流れに沿って堀を作っていった、だから、今も道(当時は堀だった)がまっすぐじゃないんだ
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ブラタモリ10冊目
2018/10/16 15:59
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投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
ブラタモリ10冊目です。
富士の樹海、富士山麓、大阪、大坂城、知床。
日本が誇る世界遺産、富士山と知床ですね。
それと、大阪。
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ブラタモリはTVで見ているが復習してるみたいだし細かい話ややらなかったネタも読めて面白かった!地質にも詳しくなりそうだ。
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<目次>
第1章 富士の樹海
第2章 富士山麓
第3章 大阪
第4章 大坂城
第5章 知床
<内容>
富士山麓の富士吉田の街のつくりの話、大坂城と古大坂城、真田丸の話は面白かった。現在の大阪は、徳川家康が徹底的に埋めてしまった、ってのは家康のトラウマが見えますね。三光神社に、真田幸村(幸繁)の銅像を見に行かなくっちゃ!
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第10巻は富士山麓・大阪・知床。
富士山は2回目だけど、前回は静岡側の富士山。今回は青木が原樹海など山梨側にスポットを当てる。
今作で取り上げているところは、全て行ったことがあるところ。富士山については、この秋たくさん勉強したので、「タモリでも知らないところがあるんだ」とニヤリとしてしまう。
たまたま違う資料を借りようと立ち寄った図書館で見つけた書籍の「ブラタモリ」。現在12冊まで出ているようだが、10巻を機に一旦お休み。
自分が今までいかにその土地の歴史にばかり気を取られていたか、すごく実感できた。地学が苦手だったけど、「ブラタモリ」を読むことで、ちょっと好きになれたし、今後の仕事に役に立つこと、間違いなし!
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NHKで、放映されているが、余り見たことが無い。
富士の樹海、富士山麓、、、小さい時、静岡に住んでいたことがあったのだが、、、富士への思いは大きいのだが、当時は、幼すぎて 登頂することが無かった。
磁石がくるくる回ると、、、言われていたのだが、この本を読んで、納得できたし、火山に寄って塀が作られたことや、富士講の話に、上吉田の御師の町で、今でも未だ名残りを残している事が、興味深かった。
地元の大阪の事が書かれており、大阪城(大坂城)が、太閤さんがが、作った石垣の上に、徳川家が、石垣を作った事を長い間知らなかった。
地下から移設した石垣。平成31年に施設が出来てみることが出来るとか、、、、
時代小説を読んでいると、船場、天満、と、、、商売人の話が出て来る。
昔の地図も興味深く、幼児の時に、住吉大社の近くに住んでいた時、母から、26号線の高登楼の所まで、海だったのと、教えてもらった。
大阪は、京都・奈良へ 大川で行くのが便利だったから、立地条件が良く商売人には、利が、大きかったのだろう。
世界遺産になった知床。
学生時代に行ったきり、縁がないのだが、昆布で有名な羅臼やゴジラ岩なども見てみたい気分になった。
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富士の大自然から大阪の街までバランスの取れた組み合わせ。富士の樹海ではコンパスは使い物にならないと思っていたが、地面に置かないのであれば使えるなど、トリビア満載。
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富士の樹海が生糸産業とかかわってたなんてホントびっくりです。
行くときは青木ヶ原樹海ネイチャーガイドツァーに参加だな。
浅間神社もぜひ行ってみたいですね。
世界遺産知床も雄大だろうなー。幌別橋を渡るときは地質の違いをしっかり確かめたいです。(行けるかなー?)
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なんと 太閤さんが建てた城の土台から
まったく埋め潰して 今の大阪城が
建てられたんですね!
城は焼けたのは知ってますけど
土台まで 埋めなおしていたとはなぁ
徹底的に徳川は 太閤さんのものを
なくしたかったんでしょうね・・・
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https://www.kadokawa.co.jp/product/321703000381/ ,
https://www.nhk.or.jp/buratamori/
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「ブラタモリ(10) 富士の樹海、富士山麓、大阪、大坂城、知床」「ブラタモリ」制作班、角川書店、2017.09.15
135p ¥1,512 C0095 (2019.08.04読了)(2019.07.25借入)
2016年10月から11月にかけて放送された分が収録されています。
青木ヶ原樹海、富士吉田市、知床、と言ったあたりは行ったことが無いです。大阪は、吹田市に4年ほど住んで、本町周辺に通勤していた時期がありました。でもその時は、大坂城に行く機会がないまま首都圏勤務になってしまいました。首都圏から、何度か大阪への出張がありましたので、ある時、日曜前泊で首都圏を早めに出て、心残りだった大坂城と四天王寺を見て回りました。大坂城は、広かったですね。森ノ宮駅から行ったと記憶しています。
蛸石の大きさにびっくりしながら天守閣を目指したのですが、なかなかたどり着きませんでした。コンクリート製の建物なので、いつの時代の城を再現したものか、等は気にしませんでした。この本によると、秀吉の時代の城の痕跡は、地中深く埋もれているのだそうです。
徳川秀忠が、秀吉時代の痕跡を徹底的に消し去ったもののようです。
大阪の町のほとんどは、海の中だったんですね。5500年前ということですけど。秀吉の時代でも大坂城のあるあたりは、半島になっていて、三方は、湿地帯ということです。徐々に埋め立てられて町ができて行ったんですね。大阪は、川が縦横に巡っていますので、津波のときたいへんです。
いつもながら、ブラタモリのスタッフの皆さんは、昔の痕跡をよく知っている人を良く探してきます。おかげでいつも感心しながら番組を見ています。
【目次】
◆富士の樹海
1 日本を支えた!?樹海の正体とは?(2016年10月15・22日放送)
樹海の正体
樹海の溶岩
富士風穴
◆富士山麓
2 富士山最大の玄関口はどうできた?(2016年10月29日放送)
「富士講」の秘密を探る
上吉田誕生の秘密とは
◆大阪
3 大阪はなぜ日本一の商都に?(2016年11月5日放送)
〝日本一〟の場所の理由
秀吉の町づくり
商都の発展
◆大坂城
4 大坂城はなぜ難攻不落?(2016年11月12日放送)
大坂城
難攻不落の秘密を探る
ブラタモリ流・真田丸探し
◆知床
5 世界遺産・知床は“火山”のおかげ!?(2016年11月19日放送)
知床岬へ
火山が生んだ生物の多様性
火山が守った世界自然遺産
スタッフのつぶやき 裏ブラタモリ
☆関連図書(既読)
「ブラタモリ(1) 長崎、金沢、鎌倉」「ブラタモリ」制作班、角川書店、2016.07.15
「ブラタモリ(2) 富士山、東京駅、上田・沼田」「ブラタモリ」制作班、角川書店、2016.07.15
「ブラタモリ(3) 函館、川越、奈良、仙台」「ブラタモリ」制作班、角川書店、2016.10.15
「ブラタモリ(4) 松江、出雲、軽井沢、博多・福岡」「ブラタモリ」制作班、角川書店、2016.10.15
「ブラタモリ(5) 札幌、小樽、日光、熱海、小田原」「ブラタモリ」制作班、角川書店、2016.12.16
(2019年8月5日・記)
内容紹介(amazon)
あの人気街歩き番組の公式本。これであなたも「ブラタモリ」体験
街の��り立ちを、土地や建物に残された痕跡から、歴史・文化・地質学などさまざまなアプローチで掘り下げ、これまでとは一味もふた味も違うディープな街歩きを楽しめます。
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この巻は
①富士の樹海
②富士山麓
③大阪
④大阪城
⑤知床 でした。
どれも行ったことがあるけれど、できれば⑤についてもっと紙面を割いて欲しかったです。
自分は知床五湖でヒグマが出ちゃって全部回れなかったクチなので、そのあたりの地形についても知りたかった。
※天候の影響でロケが延期になったとあったので、もしかしたら予定よりも少ないロケになってしまったのかも…。
④については、今の大阪城が秀吉さんが作ったお城を破壊して完全に埋めたうえで、その上に盛り土をして徳川秀忠さんのときに新たに築城し直したものだとは知りませんでした。
天守が復興コンクリート製なのは知っていたけれど…。
いろいろと知らない角度から旅を楽しめる情報をくれるブラタモリ。
いいですね!
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富士の樹海
富士山麓
大阪
大阪城
知床
富士の樹海のびっくり!は、青木ヶ原の樹海の面積が想像していたよりもはるかに狭かったこと!
富士山の周りのすべての樹海を青木ヶ原と呼ぶのかと思っていたら、渋谷区と目黒区を足した面積しかない。
びっくりです。
地質的にとても楽しそうなので行ってみたいけど、いろいろ怖い話も。。。と思ったら、富士の風穴と氷穴は大昔に行っていたことを思い出しました。
これを読んだ上でまた行ったら、面白そう。
富士山麓は、忍野八海に行ったことがあったけれど、驚きは。。。中池が昭和になってから人工的に作られたスポットだったこと。忍野八海には含まれていないと。。少々ショック(笑)
大阪と大阪城は、あまり地理的に詳しくないので、想像が難しく。。でも、大阪マラソンの高低差を考えると、なるほど。。。となるところがありました。
しかし。。。家康の豊臣秀吉に対する始末の仕方が壮大過ぎて驚きました。。。
まさか、全部埋めちゃうとは。。。
でも、今でも地下には、密かに豊臣の遺構が残っている。大阪は、豊臣秀吉が今でも根っこにあるんだなーと。。
知床は、行ってみたい場所!
なかなか気軽にはいかれない場所ですが、一度は見てみたい場所。
それが火山だったとは、驚きましたが。。
そして、やっぱり読み終わって思うこと。
テレビ編をみてからの方が断然面白い!!!
今回は、樹海、知床しか見ていなかったので、想像では追いきれず。。その点が残念。
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富士の樹海と言うとどうしても人生の旅立をするために訪れる方がいる青木ケ原樹海が浮かんでくる。
樹海が方位磁石を狂わせるのは、本当だった。その原因は、石に含まれる磁鉄鉱(じてっこう)という磁気を帯びた鉱物だった。石はほとんどの場合、磁気を含んでいる。思いもよらない原因が自然に転がっていた。
そして、溶岩も方角を見失う理由だった。迷える子羊が生まれるには理由があった。
富士山最大の玄関口はどうできた?では、富士吉田市を取り上げている。江戸時代に富士山に登山するのがブームになった。「富士講」という富士山を信仰して富士山頂に祈願しに行く集団を指す。
その痕跡が富士吉田市の上吉田で見ることができる。北口本宮冨士浅間神社は日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征したときに創建されたと伝えられる由緒ある神社だ。
神社に向かう通りには伊勢神宮の回でも話題になった御師(おし)が今もいる。御師とは今で言うコンシェルジュのようなものだ。
上吉田の誕生に地形が大いに関係していた。痕跡が見られる。
地形が大きな存在となっているのがこの番組を見るとよくわかるなあ。
それにしてもいつになったら林田さんが登場していた頃の放送回を書籍化するのか気になる。