紙の本
なくしたものは泣きを見る
2018/03/05 02:22
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投稿者:J・P・フリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ピーターとモリス、どちらも追い詰められた者同士の手に汗握る駆け引きが魅力的。ジミー・ゴールドに対する執着はどちらも同じだが、強盗殺人までしておいて長年それを手にすることができなかったモリスはなりふり構わず行動するようになる。最後はそれが命取りになりましたね。不穏なラストで第三作に続く。
紙の本
ホリーが素敵
2017/12/07 13:16
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投稿者:igashy - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホリーの若い頃について「日本語で“ヒキコモリ”と呼ばれる」とあって驚く。 この作品ではとにかくホリーが素敵だ。 ジェロームは完璧すぎて永遠の当て馬になってしまいそう。(ドラマ化キャストの顔見たら、うーん、こういう甘いイメージじゃなくてと思った^^;) この二人に3部で不幸が訪れませんように。 前作犯人のその設定、このシリーズでは封じておいてほしかったけどなぁ。やっぱりキングはキングなのか。
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【エドガー賞受賞『ミスター・メルセデス』続編】多額の現金と幻の原稿を拾った貧しい少年。それは出所したばかりの強盗の盗んだものだった。少年を守るため元刑事たちが立ち上がる。
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ロススティーンの5部作ってのが読んでみたーい。
そして「かたん」が気になって、気になって…
最終章の邦訳が待ち遠しい!
もう英語読む元気無いんでよろしくお願い致しまする。
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ミスター・メルセデスの続編。前作に負けぬスピード感あふれる展開で、犯人と少年とそれを取り巻く人々との攻防は、わかりすぎるほどのストーリーにも関わらず、緊張感が凄まじかった。再び顔をそろえたホッジス、ホリー、ジェロームの連携もさすが。メルセデスキラーの現在の真実の姿も気になるところ(ここは本来のキングらしいホラー的な要素なのか否か?)で、次作、完結編が待ち遠しい。
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「キングが本気で挑んだミステリ」の第二弾。タイトルは、ホッジスとホリーの探偵社の名前だが、俗語で「拾った物は自分の物」という意味もある。まさにこの一言がすべての始まりとなる。
ホッジスが事件に絡むのは中盤以降。前半は「拾った物」を巡って対峙するふたりの人物を中心に展開していく。今回は作家の未発表原稿が重要な鍵を握っており、その流れなのか、作中のキャラが実在の作家や作品名に言及しているシーンが多く見受けられる。これはそのままキングの思いやこだわりなのだろう。なので本筋から逸れていると感じる時間も多々あり、ミステリ度はやや低め。
全体を通して見てもミステリ的にはそんなに展開していないのだが、少年と犯罪者の距離が縮まっていくプロセスはサスペンスフルで、胃痛を伴う緊迫感に支配される。この辺りの読者に対するプレッシャーは巧いなあと感心しつつ、ハラハラは止まらない。
期待しすぎたのか、“三部作の二作目”という中途半端な物足りなさは残る。甘めの評価になったのは、やっぱり掛け値なしに面白かったから。家族に対する少年の想いも共感できるし、その少年に寄り添うホッジスの目線もよかったと思う。
いよいよ次回は最終章。チラ見せ的なラストがとてもとても意味深。キングがミステリ三部作をどう結ぶのか、今から期待はハンパないわー。
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一気読み。
ピート少年が無事だったのはよかったけれど、彼は何かを背負わなくてもいいのか?
むしろ、本を愛する者の一人として、モリスにも感情移入してしまうのだけれど…
シリーズモノの第2巻目とのこと。
早く続きが読みたい。
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一気に読み終えた。やっぱりキングは最高だ。
上巻、特に第1部は、なんからしくなく重々しい展開で、読むことがちょっとキツかったんだけど。下巻は、もう、凄いスピードに圧倒されました。
犯罪ーサイコパスー小説、サスペンスとして1級品。それでいて少年の成長小説であり、家族の物語だと思います。無論ホッジズ、ホリー、ジェロームのトリオも家族だ。そして何より読書(本)好きの為の小説であることを得に言いたいと思います。
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ピーターが窮地に。もうどうなるかと思った~。容赦ないとこがキングだ!ホッジズ3部作だそうで次は想像つかないことになりそう。
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3部作の2作目。
ホラー要素無くても、キングは最高。
犯人は分かっているのでミステリー要素は低いけれど、それでも面白い。
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いよいよホッジズ、そして探偵社の一員となったホリーも動き出し、一方では殺人犯モリスも暗躍を始めます。ついにお宝が盗まれたことを知ったモリスの暴走が怖すぎる……しかも金よりもノートに執着しているのが、「ミザリー」の狂気をも思わせてなおさら怖いです。
殺人犯と対峙し、家族を守ろうとするピートの姿がいたいけながらもたくましくって応援したくなります。この度胸と機転はなかなか凄いぞ。ピートとモリスの攻防戦に入るともう本を閉じることは不可能でした。ホッジズとホリー(彼女の成長っぷりが凄い)、そしてジェロームの活躍も見事ではあるけれど。この物語の主役は完全にピートだよなあ。あるいは、ロススティーンのノート、なのかも。文学に取りつかれた人たちの物語でもあるかもしれません。
文句なしに面白かったのですが。ラストがかなり気になります。おそらく次作へと続く前触れなのでしょうが。いったい何なのこれはっ!?
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(上巻参照)
http://booklog.jp/users/kerohime/archives/1/4163907114
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面白かったー。モリスが本を抱きながら焼けていくとことか…。あっという間に読んじゃった。
第3部はメルセデスキラー復活とかなのかな?
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退職刑事ホッジスシリーズ第2弾。
前作「ミスターメルセデス」のミステリーとしてのインパクトが強かったのですが、下巻はミステリーではなくサスペンスでした。
手に汗握る展開で、一気読みをしましたが、予定調和というか、意外な展開や残酷な展開は無かったので、キングにしては安心して読みきれました。
残念なのは主人公はホッジス達で無く、ピートとモリスという感じで、ホッジスたちの活躍はフォロー的なものでした。
むしろ、エピローグ的な部分でゾクッとさせられ、次回への伏線になっているのかなと思いました。
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薄味な印象でした。上下巻にする必要あり?3部作の真ん中らしいと言えばそうだけど。でも話の設定自体はすごく面白かった。