紙の本
飛んでる超危険な女リスベットが登場しただけで興奮。
2022/03/28 10:28
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
飛んでる超危険な女リスベットが登場しただけで興奮。しかも、誘蛾灯に引き寄せられる蛾のようにリスベット絡みの事件に引き込まれていくミカエル。何時もながらの展開だがそこへ収斂するまでの展開も緻密に構成されていて楽しめる。話が交差した後は、激しい情報・知能戦の連続。そしてついに現れた真の敵が宿命の敵:妹・カミラとあってはもうたまらない。そして超危険女リスベットならではの激戦展開。また、本シリーズの2大主役であるリスベットとミカエルが事件の解明を通じての必要最小限の連絡しか取り合わないという構成にも信頼感の繋がりという別の喜びを感じさせてくれる。期待を裏切らない仕上がりに大満足。
紙の本
ミレニアム4 上
2021/08/04 23:41
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投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
サランデルのハッカー集団との戦の序章と、サヴアン症候群の話に引き付けられ面白く最後まで読みました。ミカエルの働きも後半でどうなるのか楽しみです。
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ミレニアムの一作目は、上巻が登場人物が覚えにくくて挫折しそうになるが、そこを越すと本当に面白い。そして二作目、三作目は異常なほど面白い。
ミレニアム三作を読んだ後はしばらく他のものが読めなかったぐらいだった。だからこそ、作者の違う四作目は手に取るまで勇気がいった。
文庫化で手に取った。ハヤカワの文庫サイズ、カバーの質感、紙が好きだからだ。本屋を選ばないと綺麗にカバーかけてもらえないが。
あとがきに書いてあるように、後半の情報満載感は、ダイジェストで映画を見せられているようでもったいない。だが、とにかくどんなに疲れていても読むのをやめられなかった。
もともと人物造形が優れているためか、別の作家でもさほど気にならなかった。ラーソンとジョブズは天才早逝、惜しい。
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まさかのミレニアムの続編。
作者を変えてまで続く物語、これには違和感しか感じない。
それは書き手を任された後任者が一番思う事であろう。
だが、そんな心配をよそに、物語はしっかりと紡がれていた。
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「ミレニアム」三部作の続編。
三部作の原作者がなくなり、引き継いだ作者による新作。
しかし、まったくと言っていいほど、前作の雰囲気を引き継いでいる。
テーマは人工知能、産業スパイ、ハッキング。
スピーディで現代的。読み始めて、すぐにのめり込める。
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待ちに待った第4部。
作者は変わったが、作風や世界感は非常に高いレベルで引き継がれていると思う。
これだけのクオリティを作り上げるのはかなりの努力がいるだろうな。
人工知能の権威である科学者が掴んだ世界的な犯罪組織の重大な情報を巡って、ミカエル、リスベットが活躍する。
リスベットはまだ何か隠しているような感じがするけど、後半が楽しみ。
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ミレニアム 4 上巻。前3作のリスベットは「権威に媚びない」「やられたらやり返す」ヒロイズムが全面に出てたが、4は 控えめ。監視社会や人口知能世界の対称的な存在として、リスベットを描いている。
「国民を監視する者は 国民に監視されるようになる。民主主義の基本原理がそこにある」
人間より賢い機械ができたら→その機械は さらに賢い機械を作る・・人間はコントロールできなくなる
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懐かしい。
登場する人々を懐かしく感じるほど、見事な続編。
日本語訳が良いのかもしれないが、
著者が代わった違和感が全く感じられない。
「ミレニアム」は世界を席巻したミステリーであり、
著者が刊行前に亡くなったという悲劇的な作品でもあり、
個人的には北欧ミステリーに巻き込まれた源でもある。
なので、続編が読めて大変うれしいし、
賞賛に値する出来上がりだと思う。
(下巻へ続く)
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読了 80点
***
雑誌『ミレニアム』を発行するミカエルたちの会社は経営危機に陥り、株式の30パーセントを大手メディア企業のセルネル社に売り渡していた。ミカエルにも優れた記事がなく、時代遅れの記者との非難にさらされていた。そんな彼のもとに、ある男から大スクープになるという情報が持ち込まれる。人工知能研究の世界的権威であるバルデル教授が何か大きな問題を抱えているようなので、会ってほしいというのだ。男の話からリスベットが関係していると確信したミカエルは、彼女に連絡を取ろうと試みる。一方、アメリカのNSA(国家安全保障局)は、産業スパイ活動を行なう犯罪組織の関連会社からバルデルが革命的な研究成果を持ち出したため、彼の身に危険が迫っているとの情報を得る。折しも、鉄壁の防御を誇るNSAのネットワークに何者かが侵入した!
***
感想は下巻で。
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著者が亡くなったことは知っているので、書店で4を見た時には驚きました。賛否両論があるのは当然ですが、新しい著者の方を応援したいと思います。
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ミレニアム3まで書いて作者が亡くなったものだから、4を読むのは何となく控えていたのですが、ようやく手に取りました。面白いです!新3部作となるようですが、最終的にはどこまでいくのだろう。もともとの作者は10まで書きたかったそうですが。
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ミレニアムです!
つか、
3巻まで確かに面白かった!
やばたんですよ!
知ってる人は知っている!
作者の「スティーグ・ラーソン」さんなんですが、
実は亡くなっております。
しかも、
このミレニアムの成功を味わうことなく天に召されております。
存命中に成功を知ることなく亡くなるななんて無念じゃないのか?
ご冥福をお祈り申し上げます。
ちなみに、
主人公の「ミカエル・ブルムクヴィスト」はジャーナリストですが、
作者の「スティーグ・ラーソン」も雑誌EXPOの編集長だったんですってよ!
「スティーグ・ラーソン」さんの彼女さんですかね。
4巻の200ページくらいを持ってたみたいです。
構想としては、
10部まで続き5部まではストーリーも考えてたんだって!
が、
それとは関係ないところで、
出版社が出しますミレニアムの続き!
作者は「ダヴィッド・ラーゲルクランツ」で!
と、
まったく「スティーグ・ラーソン」と関係のない人が続きを書くことになった!
って、
聞いたらびっくりよね!
日本だったら同人誌やん!
と、
激しく突っ込まれるわな!
例えれば、
「東野圭吾」さんの、
「加賀恭一郎」シリーズや、
「湯川学」シリーズの続きを書かんか?
と、
言われても嫌だ!激しく嫌だ!無理です!
と、
考えるのが普通ですよ。
ちなみに、
4巻の帯に書いてありますが全世界で8900万部売れてる本ですよ!
4巻も計上されてるんでしょうけど8000万部ですよ!
その続きを書け?
無理!
でも書いちゃったのが「ダヴィッド・ラーゲルクランツ」です!
4巻では、
3巻までネタ振りされてるいくつかの中から、
「リスベット・サランデル」の姉妹の話を書いてるのですが、
プレッシャーですよー。
なにしろ、
最強の敵と思われてた父「アレクサランデル・ザラチェンコ」が倒されてますからね。
それより強い敵をどう書いてどう倒すの?
難しいですよー。
でも書いちゃったのが「ダヴィッド・ラーゲルクランツ」です!
ちなみに、
かぐりん的には4巻からでも読めなくないと思う。
1巻の上巻は激しくつまらないので4巻の上巻からでもいいかな?
でも、
1巻の上下を読んで欲しいかもね。
おもしろいから!
かぐりんだったら、
仲間は「ペガサス」「ドラゴン」「アンドロメダ」「キグナス」かな?
敵役は「ポセイドン」「ハーデス」になるわけだ!?
本当か!?
つか、
仲間は「ジョセフ」「ポルナレフ」「花京院」「アヴドゥル」「イギー」の方が適切かもしれない。
敵役は「ディオ」「ダービー」「ヴァニラ・アイス」「ホル・ホース」辺りかな?
まぁ、
どうでもいい話しですけどね笑
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久しぶりのミレニアムシリーズ。しかも作者が変わったのでいかがなものか?と思っていたけど、ビックリするほど違和感なし。続きが凄く楽しみ。
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文庫化に気づかず勇んで購入!あぁ、リスベットとブルムクヴィスト(あぁなんて覚えにくい名前なのっ)が帰ってきた〜!ただ、今回はデジタルネットワークや量子力学やらの専門用語が前作まで以上に多くて序盤読み進みにくい。
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好評だったミレニアム1~3の著者が亡くなりシリーズ4からは別の作家(ラーゲルクランツ)となり作風も変わったとあったのでさほど期待もせずに読み始めてけど、なかなかどうしてこれはこれで面白かった。(といってもミレニアムを読んだのはこれが初めて)
ジャーナリスト、ミカエルが窮地に立たされて(雑誌ミレニアムの非難が出始め)存続するか否かって時に事件勃発。
主役であろうと思われた人工知能研究の天才、フランス・バルデルが自宅で銃撃されあっけなく死んでしまうとは…。
でも、それを見ていた最近引き取った自閉症の息子アウグストがサヴァン症候群を発揮して克明な絵を描くのかどうか…。
リスベット・サランデルとはまだネットのみの繋がり(ミカエルとの)下巻も楽しみ。