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紙の本
ちんちん電車 新装版 (河出文庫)
著者 獅子文六 (著)
新橋、銀座、日本橋、上野、浅草…。路面電車で東京をめぐりながら獅子文六が綴る、愛しの風景、美味の思い出。【「TRC MARC」の商品解説】新橋、銀座、日本橋、上野、浅草…...
ちんちん電車 新装版 (河出文庫)
ちんちん電車
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商品説明
新橋、銀座、日本橋、上野、浅草…。路面電車で東京をめぐりながら獅子文六が綴る、愛しの風景、美味の思い出。【「TRC MARC」の商品解説】
新橋、銀座、日本橋、上野、浅草……路面電車で東京をめぐりながら獅子文六が綴る、愛しの風景、美味の思い出。名エッセイ、新装版。【本の内容】
著者紹介
獅子文六
- 略歴
- 1893年、神奈川生まれ。小説家、劇作家、演出家。ユーモアをたたえた作風で人気を博す。作品に『悦ちゃん』『海軍』『てんやわんや』『自由学校』『娘と私』『大番』『コーヒーと恋愛』など。1969年没。
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紙の本
1960年代の古き良き東京の風情が蘇る獅子文六氏のエッセイです!
2020/05/29 10:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、大正から昭和にかけて活躍した小説家であり、演出家であった獅子文六氏にエッセイです。同書は、1966年、東京の路面電車の廃止が決まり、著者が、東京に市街電車が開通した1903年(明治36年)、慶應幼稚舎在学中だった頃から寄宿舎からの里帰りにしばしば乗っていた「ちんちん電車」への愛惜をこめて、当時の電車にまつわる逸話を、大正、昭和時代の風俗、街並み等を回想しながら17章にわたって綴った作品です。品川を出発して、新橋、銀座、日本橋、上野、そして浅草へと行く風情を何とも言えない筆致で描いた秀作です。昔のよき東京が蘇ります!
紙の本
都電の描写は少ない
2019/12/05 17:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、明治生まれの作家獅子文六が、1966(昭和41)年に都電に乗って、かつての東京の街を回想する、懐かしい東京への時間旅行を綴った内容である。獅子文六といえば、「七時間半」という、昭和30年当時の東京~大阪間の特急列車による鉄道旅行を実感できる小説がある。本書も都電廃止前の都電の様子が詳細にわかるのではないかと期待する読者にとっては、残念ながら肩透かしをくらったとの感想をもつであろう。ほとんどが、都電からの車窓や街歩きをしての描写である。ただ、本書にある街並み、都電、寺院等が描かれた挿絵は、趣があり、これを見るだけでも随分楽しめる。