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読割 50
紙の本
六花落々 (祥伝社文庫)
著者 西條奈加 (著)
下総古河藩の下士・小松尚七は、藩の重臣・鷹見忠常にその探究心を認められ、世継ぎの御学問相手に抜擢される。やがて江戸に出た主従は蘭医らと交流するうちに、時代の流れに呑み込ま...
六花落々 (祥伝社文庫)
六花落々
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商品説明
下総古河藩の下士・小松尚七は、藩の重臣・鷹見忠常にその探究心を認められ、世継ぎの御学問相手に抜擢される。やがて江戸に出た主従は蘭医らと交流するうちに、時代の流れに呑み込まれ…。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
六花
2023/02/14 22:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
史実に基いた話で、実在の人物や事件が描かれており、名前しか知らなかった歴史を知ることが出来ました。
作中に詳しく書いてなくても、読みながら調べました。
それほど興味をそそるお話でした。
主人公が下級武士出身である事から、庶民に近い目線で描かれているのも魅力です。
事実の羅列ではなく、人の心の機微もしっかり描かれている小説でした。
紙の本
何故なに尚七
2020/12/01 09:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
古河藩の下級武士の小松尚七は雪の欠片を探したいたところ、鷹見十郎左衛門と出会う。尚七の学問に対する探究心を見出した十郎左衛門は土井家の当主・利位の御学問相手に尚七を抜擢する。
下級武士に生まれた尚七が殿の御学問相手にへと出世して見たものは何か?
学問にしか欲がない尚七の純粋な生き方を羨ましいと思う。好きな学問に打ち込む姿は微笑ましくも思えた。ただ政治や経済絡みは全然みたいなので、大きな出世は無理だったのでしょうね。