紙の本
結果を出すアプローチが参考になります。
2017/11/17 16:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kuma-nao - この投稿者のレビュー一覧を見る
室伏選手が実施してきた結果を出すためのアプローチが大変参考になります。
呼吸方法、目的と目標の区別、工夫した練習、脳科学に裏付けられた考えなどが記載されておりアスリート以外の方にも夢の実現を目指すうえで役立つ本です。
しかしタイトル「ゾーンの入り方」からすると書かれている内容は若干異なるので星4つとしました。
電子書籍
ゾーン
2019/03/11 08:05
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
よくゾーンに入るというが、それを意識的にゾーンに入ることができるのは、すごいなと思います。さすが室伏さん。
投稿元:
レビューを見る
最近は日本人で初めて100メートル9秒台をだした桐生祥秀の指導したことでも話題になった室伏広治の本。
集中の仕方や身体の使い方などとにかく素晴らしい内容で読んでいてとても興奮しました。
一流の選手の身体理論を本一冊分の値段で知ることが出来るなんてすごいです。
具体的なトレーニング方法も紹介されていてお得感もたっぷりです。
身体の使う人達は読んでおいて損はない一冊です。
確実におすすめの一冊です。
投稿元:
レビューを見る
「昨日の自分を今日は超えた」という経験をすることであり、「今日の自分を明日の自分を越えられる筈だ」という自信を持てるようになることです。 いかに無駄なく自分の全機能を覚醒させるか 昨日の自分より一歩前に進む為の一助になれば幸いです 武田信玄の「風林火山」 疾きこと風の如く徐かなること林の如く侵掠すること火の如く動かざること山の如し 明鏡止水の境地 五輪書 丹田 吐く時と同じ筋肉を締め息を吸う 一挙両得の方法 手を替え品を替え だいたいにおいて、直ぐに「もう限界だ」と言う人に限って、限界までやっていません。周りの人から見れば限界までやっている人のほうが、自分では「いや、まだまだ足りない」と言うものです。 万物自然を師として 投網とあみ お仕着せのトレーニングをするよりも ファンクショナルトレーニング 寄稿 目標設定をが曖昧な人は、たとえ目の前のことに真面目に取り組んでいるとしても、毎日漠然と過ごして漠然とした結果が現れるという繰り返しに終わってしまいます。 兼ねてから私の座右の銘の一つに、「目的と目標を定めて最短の軌道を描け」という言葉があります。 孫子の兵法「遠近の計」 石巻市いしのまきし 孔子曰く「過ち改めざる。これを過ちという」 不易流行 荘子「虚室生白」 正座 にじり 「型」と「イメージ」と「空気」を制するものは世界を制す
投稿元:
レビューを見る
パワーフレーズ
「一度でも本気で全力を出したことがある人は、次にやるときは、「どこの力が必要で、どこの力を少し抜いたほうがいいか」を感覚的につかんでいます、」
ゾーンに入ることについての本ですが、生き方と向き合うとても壮大なテーマです。それこそ、ゾーンの作り方とは真剣に生きることと拡大解釈してもいいかと思います。
投稿元:
レビューを見る
あんな無骨な外見から想像できないほど、器用な人なんだなという印象を受けた。
本人が提唱するように、切り替えも上手い;
「ハンマーがうまくいかないときに、ハンマーだけをやり続けているから、ハンマーがうまくいかないのです。うまくいかないときは、いったんやめてしまえばいい。別のことを探して打ち込めばいいのです。」
「sport」の本来の意味は「気分転換」だそうだ(メモメモ)。
拘りを上手に捨てた中から生み出される結果もあろうということか。極めた者だけが到達できる境地とも言えるが、”逃げてもいい”というイヂメに対するアドバイスにも似ていて、考えさせられるものがある。
「集中」についての考え方も面白く、”ギュッと力を入れた状態とはまた違うもの”、”次々と変化させることができるのが集中力”と、こちらも考え方が柔軟だ。
ふと、俵万智が息子さんの見事なひと言を綴ったTwitterを思い出していた;
「集中は疲れるけど、夢中は疲れないんだよ!」
次々と変化していくものには、夢中になれるよね!w
1992年バルセロナ五輪金メダリスト アンドレイ・アブドゥバリエフに言われた言葉、
「バリショイ・カラーブリ - バリショイ・プラバニエ(大きな船には大きな航海)」
アテネ五輪前のコーチからのひと言、
「Hay is in the barn (納屋には藁がある)」
などなど、著者が現役時代、糧にしていた金言も、なかなか心に響くものがあった。
投稿元:
レビューを見る
新聞ぐしゃぐしゃ!とかやってて、この人は面白いなぁと思ったけど、こういう人が出てくることで人間って進化していくのねと思いました。2004年アテネできんめだる、同年紫綬褒章貰ってるそうな。五輪委員会なれなくて残念だったね〜。足を引っ張る人がいるんだろうね。
投稿元:
レビューを見る
2017年10月22日第1刷 2018年2月24日第三刷。
静岡県沼津市生まれ。
ふと目につき読んでみた一冊。
トレーニング方法も、実に多種多様。
それは、自分自身で工夫をし、各方面のスポーツマン
または管理者など多くの人の話も聞き、
41歳というスポーツマンとしては長く投擲スポーツを
現役で続けて、数々の記録やメダルを受賞。
高校卒時180センチ70キロという、
そう大きくはない体で、父のコーチを受けながら
アジアのハンマー投げの頂点に存在し続け
アテネオリンピックでも金メダルを。
自分の体で経験し、創意工夫を重ねたばかりか
理論的にも科学的にも、心身全ての面からの
アプローチは、実に感動的。
競技に向かう姿勢は、どんなスポーツであっても
役に立つこと間違いない。
人の上に立つ人にも、どう導くかという、
数々のマーケティング哲学書などに引けを取らない。
かなりおすすめな一冊でした!
私としては非常に珍しい星5つ。
投稿元:
レビューを見る
一流のプロの考え方を学べるというのはやはり読書の醍醐味。
集中して物事に取り組むこと、短時間に効率的に練習することなど、参考になることが多かったです。
Kindle版で読み上げさせて聴きましたが、珍しく続けて2回聞きました。
練習に集中できなくなりそうになるたびに聴き返そう。
投稿元:
レビューを見る
・苦しいトレーニングを楽しくする
・「いい疲れ」が指標となる
・相乗効果を生む複数の目標設定
・自分を客観視するのは苦しい修行
・やるべきこととやりたいことを一致させる
投稿元:
レビューを見る
私の尊敬する日本人No.1アスリートの思考に触れられた。結果が出すほどロジカルということを痛感した。考え方とモットーなど参考にしようと思う。
でも途中の室伏流エクササイズ?は正直要らないかな?とも思った(特に最後の章などにあったエクササイズ)
コーチとして自分以上のセンスを育てること、が将来コーチングをする上で意識すべきポイントだと感じた。
投稿元:
レビューを見る
社会人スポーツに打ち込んでいたとき、自分の才能に限界を感じていて、何かヒントが欲しくて読みました。圧倒的な努力と大舞台での経験が足りないことが分かりました。
投稿元:
レビューを見る
[心にふれた一文]
藁は納屋にある
[心にふれた理由]
自分が今やっていることが本当に合っているのか、分からなくなった時に思い出す言葉。自分がやって来たこと、培ってきたことは確実に積み重なっている。自の努力を藁と例えるなら、それは着実に自分の中の納屋にある。それを使うべきときに使うこと。その一文を読んだ時に、自分がやってきたことが自信になった。そして、心のどこかで次を意識してしまっていたが、今を大切にすることができるようになった。
▼配架・貸出状況
https://opac.nittai.ac.jp/carinopaclink.htm?OAL=SB00508575
投稿元:
レビューを見る
室伏の持つ能力の高さは生来的なものに由来する部分もあるだろうが、大部分は後天的に獲得した、さまざまな物事の考え方に支えられているんだなと感じた。
彼の頭の良さは喋り方からして滲み出てるけど、文章を読んでみるとなおさら頭良いなと思わせられる。
相当有用な本だけど、書いてあることのほとんどがハイレベルなので内容がスッと腑に落ちてくる人は少なそう。
読むべき本、耳を傾けるべき言葉には段階があって、同じ内容でも年齢や経験の量によって理解可能な範囲や深度は全く異なる。
いつかまたこの本を読み返したときに、今よりもっと深く内容を了解できるよう、自分ももっと努力しなきゃいけないなと思った。
特に運動で秀でようと人に良いが、何かしらの分野で突出しようと試行錯誤している人にとってはとても価値のある本。
投稿元:
レビューを見る
日本最高のアスリートと言えば、
室伏さん!と自分は勝手に思っているのですが、
そんな室伏さんのゾーンに関する本。
ですが、内容はゾーンだけでなく、
トレーニングとか幅広いです。
しかも、考え方が独特というか一線を超えていて、
素人には良く理解できないものもあります。
しかし。これまでの運動系の本を読んできたおかげで、
室伏さんの意図が何となく理解できるものもあり、
おそらく彼の理論は正しいのでしょう。
例えば、筋トレをする錘の左右に
ハンマー投げのボールを付けて、
ブラブラさせたまま筋トレをするというトレーニング。
一見、何で?という感じですが、
ランダムに動く重りのおかげで、
体に色々な角度から負担をかけることができ、
脳や筋肉に刺激を与えているのでしょう。
新聞紙を片手でくちゃくちゃにするトレーニングも
一見、これトレーニング?という感じではありますが、
何らかの効果があるように思えてきます。
(というか、よく思いついたな、室伏さん!という感じ。)
プロのアスリートでないと、中々、完全共感とまでは
いかないでしょうが、「突き詰めると
(例えば)ここまで来るのか」ということを
知るための一冊と言えるかと思います。