- 販売開始日: 2017/11/17
- 出版社: ハーパーコリンズ・ジャパン
- レーベル: ハーパーBOOKS
- ISBN:978-4-596-55075-0
否定と肯定 ホロコーストの真実をめぐる闘い
著者 デボラ・E・リップシュタット , 山本やよい
ナチスによる大量虐殺を証明できるか――「歴史学者」対「ホロコースト否定者」真実をかけた法廷闘争、緊迫の1779日。実際にあった世紀の裁判の回顧録。歴史家は何が起きたかを客...
否定と肯定 ホロコーストの真実をめぐる闘い
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商品説明
ナチスによる大量虐殺を証明できるか――
「歴史学者」対「ホロコースト否定者」
真実をかけた法廷闘争、緊迫の1779日。
実際にあった世紀の裁判の回顧録。
歴史家は何が起きたかを客観的に確認するという方法で歴史的な“真実”を確立していく。ただし、他の歴史家が異なる結論に到達する可能性のあることを、つねに承知している。
――本文より
「ナチスによる大量虐殺はなかった」そう主張する、イギリス人歴史家アーヴィング。彼を“史実を歪曲したホロコースト否定者”と断じたユダヤ人歴史学者リップシュタットは、反対に名誉毀損で訴えられる。裁判に勝つには、ホロコーストが事実だと法廷で証明するしかない。だが予想に反し、アーヴィングの主張は世間の関心を集めていく――。実際にあった世紀の法廷闘争の回顧録。
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勉強になりました
2022/02/20 17:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:TAROLEB - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画化直後に購入したものの、分厚い文庫に恐れをなしてお蔵入り。今回日本へのフライトでようやく読み始めたら、一気読みでした。もっと早く読んでおけばよかった。内容は反ホロコースト学者がホロコーストを専門とする筆者を訴訟する話で、筆者がこれを本にしている時点で裁判の結果も察しがつくのですが、被告側が自分の潔白を証明しなければいけないという英国の法律や裁判戦略が大変判りやすく描かれています。筆者の戦いというよりも、果てしなく様々なことを想定して調査する弁護団の準備が凄い。また、あくまでも中立を維持しようとする裁判官の矜持も印象的でした。しかし、反ホロコースト派、換言すれば反ユダヤ主義者が米国を中心に跋扈している事実を知らなかったので、その浸透度に震撼しました。
正義の証明
2021/10/24 14:23
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホロコースト否定派のイギリス人歴史家の主張と、自国の過ちを認めようとしない東洋の指導者を重ねてしまいました。数多くの苦難に立ち向かっていく、デボラの勇気が胸を打ちます。