「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:中学生 一般
- 発売日:2017/11/17
- 出版社: 朝日出版社
- サイズ:21cm/151p
- 利用対象:中学生 一般
- ISBN:978-4-255-01030-4
読割 50
紙の本
世界は変形菌でいっぱいだ
著者 増井 真那 (著)
5歳で変形菌と運命的な出会いをし、6歳より飼育を、7歳より研究を始めた16歳の著者が、変形菌とすごした10年間に見たこと、体験したこと、知ったこと、考えたことなどを綴る。...
世界は変形菌でいっぱいだ
世界は変形菌でいっぱいだ
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
5歳で変形菌と運命的な出会いをし、6歳より飼育を、7歳より研究を始めた16歳の著者が、変形菌とすごした10年間に見たこと、体験したこと、知ったこと、考えたことなどを綴る。内閣総理大臣賞に輝いた研究も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】
変形菌(粘菌)と暮らす16歳の少年が、
10年間で見たこと・ 体験したこと・知ったこと・考えたことを、
のびのびした文体で綴った一冊。
「キレイ」な子実体だけじゃない、「フシギ」な変形体の魅力が満載!
内閣総理大臣賞ほか数々の栄冠に輝いた研究や、
いま世界で話題の写真家 濱田英明さんの撮りおろし写真を多数掲載。
自由研究の参考書にもおすすめ!
(本文より抜粋)
●第3章
どこにでもいます! ぼくは誰かに「変形菌ってどこにいるの?」と聞かれたら、いつもそう答えています。
「どこにでも」と言っても、さすがに都会や家の中にはいないでしょ〜と思うかもしれません。
でも、変形菌は本当にどこにでもいるかもしれないのです。
●第5章
ぼくは小学1年生から変形体の研究を続けています。
変形体たちと暮らしていて生まれた「もしかして動きが違う?」という疑問をきっかけに実験を始め、疑問を解決しては、その先にある新しい謎を追いかけ、それを繰り返しているうちに 気がついたら10年近くが過ぎていました。【商品解説】
目次
- 第1章 ぼくたちの出会い
- 生きものが大好き/ぼくと変形菌の出会い/「キレイ」で「フシギ」な変形菌/小学生のころのぼくの作品
- 第2章 変形菌はこんな生きもの
- 単細胞生物はとってもちっちゃい/超巨大な単細胞生物?/食べるし、うんちもする
- 「変形体の変形体」ってややこしいですよね/変形体のすみか/野生の変形体と暮らす/へんしーん!
- やる気になった子は、表に出てくる/一生に一度の大冒険/これが、さっきまで変形体だったとは
- きれいでいっぱいあると集めたくなりますよね/子実体は胞子にすべてを託す/どこにでも飛んでいくよ!
- 超巨大単細胞生物の素/〈4つの姿+1〉をめぐっていく生きもの/変形菌は、こわくない
- 「変形菌」は「菌」じゃないです!/変形菌?粘菌?
- 第3章 ぼくの変形菌生活
著者紹介
増井 真那
- 略歴
- 〈増井真那〉2001年東京生まれ。変形菌(粘菌)を研究。日本学生科学賞・内閣総理大臣賞など受賞多数。日本変形菌研究会会員。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
不思議で面白い、変形菌。
2019/12/16 20:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
16歳ですでに10年間変形菌を研究しているという著者です。著者自身が撮った変形菌の写真も豊富で、わかりやすい変形菌の入門書のようでもあります。全体は「著者の粘菌研究生活エッセー」でしょうか。変形菌のどんなところがおもしろいか著者の感じ方が楽しい読み物です。
子供らしい口調が感じられる文章は好感度高い。ですが「!」が多すぎる気がするのはこちらが年を取りすぎたせいでしょうか。
家の中にりっぱな「飼育スペース」があったり、好きなことにのめり込ませてあげられる家庭環境もうらやましくなります。
紙の本
自然へ帰ろう
2018/05/03 10:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:figaro - この投稿者のレビュー一覧を見る
家と会社の往復、会社での人とのやり取り、文書の往来・・・。そういう日々をずっと続けているが、しばし思うことがある。これは全て、人間の脳にとってもっとも合理的な世界でしかないのだろうと。「自然は不自然」とはよく言ったもので、土砂降りの雨は計画的には降ってこない。突風もそう。
公園に行っても表面的にしか見ていなかったように思う。16歳の著者は、子供のころから変形菌に魅せられ、一人で研究を続ける。この変形菌、公園にもいるようで、私は40年近く生きているが、そんなことに全く気付かず生きてきた。
雨上がりの木株の裏側によくいるそうである。人間の脳が作り上げた世界を離れ、変形菌を見に自然に帰ってみるのもいいのではないだろうか。