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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/12/19
- 出版社: 早川書房
- サイズ:19cm/298p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-15-209735-4
紙の本
ミレニアム 5下 復讐の炎を吐く女
著者 ダヴィド・ラーゲルクランツ (著),ヘレンハルメ美穂 (訳),久山 葉子 (訳)
釈放され自由の身となったリスベットは、ミカエルの妹アニカの協力を得て、ファリアの恋人が遂げた不審な死の真相を突き止めようとする。一方、レオ・マンヘイメルの調査を進めていた...
ミレニアム 5下 復讐の炎を吐く女
紙の本 |
セット商品 |
- 税込価格:20,585円(187pt)
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商品説明
釈放され自由の身となったリスベットは、ミカエルの妹アニカの協力を得て、ファリアの恋人が遂げた不審な死の真相を突き止めようとする。一方、レオ・マンヘイメルの調査を進めていたミカエルは、ある重要な人物を探しあて…。【「TRC MARC」の商品解説】
ミカエルの協力を得て、自らの過去の秘密を解き明かそうするリスベット。イスラム原理主義者、犯罪組織のボス、そして双子の妹カミラの妨害を受けながらも、彼女は誰もが隠蔽したがる謎の実験「レジストリ」の真実に近づいていくが……。2018年映画化続篇決定【商品解説】
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紙の本
この次は?
2018/05/31 21:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミレニアムシリーズの第5巻。全編はリスペクトの双子の妹との闘い。第5巻は双子として産まれたリスペクトの過去と現在とをつなぐストーリー。
3つのストーリーが同時進行するが、それぞれのつながりが少し弱いか。ジブラルタルに向かったリスペクトの次は何?
紙の本
なにか物足りない気がしてしまうのは何故?
2018/10/17 04:21
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作の事件のため、リスベット・サランデルは短期ながら有期刑となり女子刑務所に収監されている。ジャーナリストのミカエル・ブルムクヴィストらは緊急避難や正当防衛を叫んだが、リスベットは意に介さず刑務所生活を送っている。ある日、リスベットの後見人であった弁護士のホルゲル・パルムグレンが面会に来て、その会話からリスベットがかつてある組織による双子対象の人体実験に利用されていたことを知る。さらにその女子刑務所内では一人の囚人の殺害計画が進んでおり、それを知ったリスベットは主犯格ベニートを半殺しにするが・・・という話。
<リスベットのドラゴン・タトゥーの秘密がついに明かされる衝撃作!>ということですが・・・個人的にはそんなに“秘密”だとは思ってなかったのでそこにそんなに力を入れられても!、みたいな。リスベットのすべてを明らかにする必要はない気がするのだけれども。
最初の三部作のメインキャラクターが登場してくれるのはうれしいんだけど、ミカちゃん(ミカエル・ブルムクヴィストを私は勝手にそう呼んでいる)ってこんなに使えない人だったっけ?、とか、リスベットがそんな手抜かりを!、とか、いや、パルムグレンに対してそんな!、とか。
結果的にスティーグ・ラーソンがそうしても私は「ひどい!」と言うだろうけど、違う作者にされるとよりいきどおりを覚えてしまうよ・・・だから私は今でも新しい『グイン・サーガ』が読めないのかしら。
これも最初は「どうしよう、読めないかもしれない(汗)」と思ったけれど、上巻1/3過ぎたぐらいから勢いがついてきた。謎の組織というでっかい話にもなっているのだけれど、読み手に迫るのは個人にかかわる悲劇のほうで。イスラム原理主義に苦しめられる女性(名誉の殺人も含む)についてだけでなく、同じムスリムでも原理主義はやりすぎだとする人々が出てきてブブランスキー警部も対処に苦慮している描写が出てくるのも、スウェーデンの現状なのであろう。ここはもうちょっと書き込んでほしかった。
抑圧された人々の苦しみ、というのは<ミレニアム>の大きなテーマの一つである。
ここさえ外さなければ、シリーズとしては問題ないのかもしれないが・・・やっぱりキャラクターの放つ熱量がなー、なんか足りない気がしてしまう。
ミカちゃんのうっかりも増え、女性にフラフラするようにもなったんだけど、そのうっかりの種類は違うんじゃない?、と。勝手だぜ、自分。
とはいえ、「消えた誰かを探し求めている人はたくさんいる」という一節には胸を突かれる思いでしたよ。