獣王のツガイ （角川ルビー文庫）

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投稿者：nandakanaa　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

獣人の姿で生まれ子供ができにくいαラウルの番に選ばれたΩのゆう。寝耳に水のΩ設定で異世界に強制的に召喚されたので置かれた環境になかなか馴染めない。しかもラウルは王様なので、後宮で軟禁状態。そんな後宮でゆうの世話をするのは10歳くらいの少年ハル。なぜか広い後宮で他の召し使いとは遭遇せずで結構孤独。世話係ハルが病欠で初めて遭遇した代わりのお世話係は悪の手先だし、ゆうにとっては踏んだり蹴ったりの展開てんこ盛り。それでもアクシデントを乗り越えてラウルと打ち解けハッピーエンド、赤ちゃん誕生まで読めます。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ラノベ要素の異世界転移と、BL要素のオメガバースによる作品です。

ネタバレがあります。

αの獣人王攻め、天涯孤独となった大学生の受け。受け視点。

「現代の日本から、オメガバースの概念がある世界へトリップした受が、Ωになってαである獣人姿の王様に愛されるお話です」あとがきより。

異世界転移させられた受けは実はΩで、αで獣人王の攻めに求められ、ひと悶着の末に番となり幸せなる展開です。

ただ、攻めがろくな挨拶もせず初対面かつ石の床上でいきなりＨ展開は、どうなんだろう・・・と。好きだから・発情していたからという理由ならば、オメガバースを都合よく使ったなという印象です。

最悪な初対面を演出し、次第に攻めの誠実さに惹かれていくさまを描きたかったのかな？

Ｈシーンは、受けの喉が心配になるほど盛り上がっています。

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

オメガバースの世界へ召喚された受けは異世界へ召喚されたからオメガになったのか、それとも元の世界ではアセクシャルっぽかったが実はオメガだったから召喚されたのか。

初対面で攻めは動揺している受けに対して絶対的な権力の持ち主だからなのか、丁寧に説明することも無く強引にコトに及んでいて最低である。
身も蓋もない言い方をすると、知らない世界へ誘拐されて限られた人間としか接触させず、洗脳されて子どもまで産まされた話と言えなくもない(笑)
愛って便利で偉大な言葉だねえ。