新装版 娘始末 闕所物奉行 裏帳合（五）
著者 上田秀人 著
借金の形に身を売られた旗本の娘の自害が相次ぐ。改易を恐れた旗本が娘に自殺を強要していたのだ。扇太郎が預かる元遊女の朱鷺にも魔の手がのびる。江戸を揺るがす事件に乗じて町奉行...
新装版 娘始末 闕所物奉行 裏帳合（五）
商品説明
借金の形に身を売られた旗本の娘の自害が相次ぐ。改易を恐れた旗本が娘に自殺を強要していたのだ。扇太郎が預かる元遊女の朱鷺にも魔の手がのびる。江戸を揺るがす事件に乗じて町奉行の座を狙う鳥居、岡場所の利権を欲する一太郎、政権奪取を図る家斉派の幕閣の思惑が交錯する中、扇太郎も覚悟を決める。待望の新装版第五弾！
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上田秀人氏の人気「関所物奉行」シリーズの第5弾です！
2020/09/02 09:29
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投稿者：ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、歯科医師でありながら、その傍ら時代小説も執筆され、『辻番奮闘記 危急』、『奏者番陰記録 遠謀』、『孤闘 立花宗茂』、『翻弄 盛親と秀忠』、『傀儡に非ず』、『茜の茶碗』などの話題作を次々に発表されている上田秀人氏の作品です。同書は、借金の形に身を売られた旗本の娘の自害が相次ぐという状況の中で、改易を恐れた旗本は娘に自殺を強要していました。扇太郎が預かる元遊女の朱鷺にも魔の手がのびてきます。江戸を揺るがす事件に乗じて町奉行の座を狙う鳥居、岡場所の利権を欲する一太郎、政権奪取を図る家斉派の幕閣の思惑が交錯する中、扇太郎も覚悟を決める時がやってきました。同書は、人気の「関所物奉行」シリーズで中公文庫から全6巻シリーズで刊行されている中の第5弾です。この物語もついに山場へ向かいます。
