シェイプ・オブ・ウォーター
著者 ギレルモ・デル・トロ , ダニエル・クラウス
アカデミー賞 最有力! ほか数々の賞にノミネートされている本年度最大の話題と感動作ギレルモ・デル・トロ監督がダニエル・クラウスと共に、自ら小説化。日米同時発売!◎第71回...
シェイプ・オブ・ウォーター
06/30まで通常1,100円
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商品説明
アカデミー賞 最有力! ほか数々の賞にノミネートされている本年度最大の話題と感動作
ギレルモ・デル・トロ監督がダニエル・クラウスと共に、自ら小説化。日米同時発売!
◎第71回英国アカデミー賞 最多12部門ノミネート
◎第75回ゴールデン・グローブ賞 最多7部門ノミネート 2部門(監督賞・音楽賞)受賞
◎第23回放送映画批評家協会賞 最多14ノミネート 4部門(作品賞・監督賞・美術賞・作曲賞)受賞
◎第52回全米映画批評家協会賞 主演女優賞受賞
◎ベネチア国際映画祭 金獅子賞受賞 2017
『パンズ・ラビリンス』のギレルモ・デル・トロ監督が贈る
切なくも愛おしい、誰も観たことがない究極のファンタジー・ロマンス
独自の世界観を持つストーリーテラー、ギレルモ・デル・トロと著名作家ダニエル・クラウス。
才能あるふたりのコラボレーションが生み出した、人の心を捉えて離さない切なく美しいラブストーリー。
ふたりのアーティストによって一から創り出されたこの物語は、大胆にもふたつのメディアで段階的にリリースされる──
ひとつは文学、ひとつは映画で。あなたがこれまで見たことも経験したこともない世界。
それが『シェイプ・オブ・ウォーター』の中に広がっている。
今、言葉を越えて──心が繋がる
〈あらすじ〉1962年、孤児院で育ったイライザ・エスポジートは、生まれつき口が利けない。ボルチモアにある政府の極秘研究施設で深夜勤務の清掃業務をこなしつつ、彼女は己の退屈な人生の中でもがいていた。そんなある晩のこと、イライザは偶然にも、“ある何か”を見てしまう。それは、この研究施設創設以来の“貴重品”。アマゾンの奥地で神のように崇められていたという“彼”の奇妙だが、どこか魅惑的な姿に心奪われたイライザは、周囲の目を盗んで会いに行くようになる。子供の頃のトラウマで声が出せないイライザだったが、“彼”とのコミュニケーションに言葉は必要なかった。音楽とダンスに手話、そして熱い眼差しで二人の心が通い始めた時、イライザは“彼”が間もなく国家の威信をかけた実験の犠牲になると知る──。
◎映画『シェイプ・オブ・ウォーター』2018年3月1日(木)全国ロードショー!
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:サリー・ホーキンス、マイケル・シャノン、リチャード・ジェンキンス、ダグ・ジョーンズ、マイケル・スタールバーグ、オクタヴィア・スペンサー
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映画よりも更にロマンチック
2018/03/14 16:14
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:サササ - この投稿者のレビュー一覧を見る
90回アカデミー賞の作品と監督、美術と音楽の賞を受賞した、シェイプ・オブ・ウォーターのノベライズ…というより原作版です。デルトロ監督が共著者の方と執筆した作品で、映画を見たあと、また映画を知らない方でも楽しめる娯楽作品に纏まっていました。
始めはとても読みづらい。でも後半は一気読みでした。
2018/10/17 10:14
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:裏花火 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画が賞を取ったという話だけ聞いて、原作本を買ってみました。
映画を見ていないせいか前半1/3は凄く読み辛かったです。
何度も挫折しました。
訳の関係でしょうか、なんだか状況がはっきりとつかめず、象徴的なイメージと登場人物の感情ばかりが描かれ、事態が把握できなかったのです。
そんなわけで買ったはいいものの数ヶ月、消化できない最初の数十ページを何度も読み返す、という状態が続いていたのですが、秋の夜長、ちょっともう少し読み進めようよ!と気合を入れて読み始め……
主人公の女性がギル神に会ってからは、先が気になって気になって、朝方まで時間も忘れて一気に読んでしまいました。
小説としてはストリックランドとイライザの周囲、の2つの側面が主軸となって進みます。
冒頭から最後まで、ストリックランドに大きくページを割いているので、追い詰められていく彼の人間性にも感情移入できて、同情しました。本来はこんな風になりたくなかった、ただ善良な家庭人でありたかった彼が暴力に支配され、暴力で支配することで自我を保とうと必死になる人物像はとても印象的。そうなってしまった原因も徐々に明かされ…。彼の中で、己とギル神との対比は人生の象徴となり、自我を保つための必死の抗いが伝わってきます。
一方イライザは声を持たないが故の汚れなさが印象的で、ドロドロとした周囲から浮き上がった1羽の青い鳥のようです。冒頭のシャワーシーンも、小説だととても美しく、生身の人間のグロテスクさは感じられませんでした。
ストリックランドの妻、レイニーも、イライザの隣人の老画家ジャイルズも、イライザの友人も、ロシアの博士も、きちんとそのバックボーンや状況が示されていくので、始めはバラバラだった状況が、後半からはすべて絡み合う群像劇としての面白さを倍加させていきます。
全員が全員、現状を打破しようと動き出した結果、大きく物語が動き、終局に雪崩れ込む。
後半からはスピード感のある展開のまま、最後まで読み切ることが出来ました。
そして登場人物全員に、それぞれ、希望や救いのあるエンディングが用意されていて作者の温かみを感じました(ロシアの博士だけはもうちょっとなんとかしてあげたかったけど)
ああっ、読み終わった!面白かった…!と思ったのでした。
読んだあとで映画のレビューを見たら、思ったよりも賛否両論だったようで…。
役者イメージも大いに違っていてびっくりしました。
映画は、原作の印象が自分の中で薄れてから見ようかな。
結論:映画見てなくても十分本として面白かったです。ただ前半は我慢しないと読み進められないかもしれません。
(ただ塩分濃度75%は誤訳ではないでしょうか!)
(海水でも塩分濃度は3-4%前後です)
ロマンスだけでなく
2021/07/13 17:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
声を発することができない女性と、テクノロジーによって産み出された怪物との触れ合いに心温まります。SFやスパイ小説としての面白さも満載でした。