「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
私たちは何を記憶し、忘れてしまったのか? 不安、崇高、憑在論(ホントロジー)で読み解く、未来への文学論。震災後の文学をどのように読むか、震災後文学が問題にしていることは何なのかをさまざまな角度から見極める。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
木村朗子
- 略歴
- 〈木村朗子〉1968年生まれ。津田塾大学学芸学部国際関係学科教授。専門は言語態分析、日本古典文学、日本文化研究、女性学。著書に「恋する物語のホモセクシュアリティ」「震災後文学論」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
前作より専門書的
2023/02/28 17:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
前作の「震災後文学論」が東日本大震災・福島第一原発事故の誰もが言葉を失っていた時期に言葉を紡いだ作家たちの作品を取り上げた読書案内的な本だったのに比べ、こちらはその後も含めた3・11表象を調査・分析した学術書/専門書といえる。文学論としつつも、文芸に限らず映画、能、美術などにもフィールドを広げ、死者との向き合い方や被ばくの問題などから、原爆文学や現代の戦争文学との接点にも思考をつないでいる。良書。