紙の本
紅子の旅
2020/10/11 14:25
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投稿者:JUN - この投稿者のレビュー一覧を見る
久々によどみの出ない
純粋な銭天堂の駄菓子だけが並びます。
ただし、墨丸と旅の道中なので
大きなトランクの中でですが…
乗り物酔いのしやすい私は
酔わんようかん、めちゃくちゃ欲しい!!
バスの旅も新幹線もアトラクションも
これがあればかなり楽しめそう!
旅の出会いは一期一会。
お代は不要、
あくまでプレゼントということですが
不思議な力は健在。
楽しい旅で温まる
紙の本
『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂9』
2019/09/07 21:43
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
商店街の路地の奥にある古めかしい駄菓子屋「銭天堂」
売っているのは「おしゃれサブレ」「メイク・アップル」「もてもてもち」……見たこともないふしぎなお菓子ばかり
「いらっしゃい。ここは銭天堂。幸運を求める幸運な人だけが、見つけられる店でござんす。幸運なお客さんのおのぞみは、この紅子さんが、きっとかなえてさしあげましょ」
古銭柄の着物を着た、雪のように白い髪の大きな女の人──店主の紅子さんが墨丸を連れ大きなトランクをかかえて旅に出ると……
「酔わんようかん」乗り物に弱くすぐに酔ってしまう二十一歳の女の人
「肩こり地蔵まんじゅう」祖父のぐあいが悪く温泉旅館がはやらなくなった十二歳の女の子
「底なしイ~カ」わがままですぐに不機嫌になる九歳の男の子
など、旅先の紅子さんと出会い、幸運をもたらすふしぎな駄菓子を手に入れた6人のおはなし
ただし、注意書きをしっかり読まないと、かならず幸運がやってくるとはかぎらなくて……
2013年にスタートした廣嶋玲子の人気ファンタジー「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズ既刊11冊(2019年4月現在)の9作目、2018年5月刊
2019年10月発売予定の12巻は予約だけで“ベストセラー1位”の大人気
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
あてどのない旅の紅子さん。それでもお菓子を必要とする人には会うわけで。
彼女との出会いで幸せになるか不幸せになるかは…。
私も会いたいもんだが、自滅もしそうだ。欲深いし(笑)。
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旅する駄菓子屋さん。素敵。
酔わんようかん:実害が少なさそう。
肩こり地蔵まんじゅう:この旅館がお客さんの幸せを大切にする限り、紅子さんは世代継承させてくれる気がする。
写らんシール:風景写真用と人物写真用で2台カメラを買うというのも難儀な話。
カモメアメ:幸せってなんだろう。釣りは人間にしかできない。空を飛ぶことはカモメにしかできない。
アイディアあんこ:悪訳が誤用するところまで見込んで渡しているんだろうか。
どんなアイデアをどういう風に思いつくか。そこにも個性や為人、その人の過去の積み重ねが現れる。だから、アイデアのために道具を使うのは興ざめな気がする。でも、アイデアを商売道具にせざるを得ないことも多い。
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いつもと違う紅子さんが見られて、楽しかった。
なんというか、人間らしい、というか…
たぶん、旅って、そういうものなんだな。
紅子さんのかわいらしさ、古銭柄の着物姿じゃないイラストも必見です。
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墨丸と一緒に旅に出た紅子さん(^^)♪いきなり高級そうな駅弁を5つも買っちゃうなんて!Σ( ̄□ ̄;)今回は旅先での人との出会いを大切に(^^)ということで商売ぬきで不思議駄菓子を渡すんだけど、効果は今までどおり(^^;)説明書きはきちんと読まなきゃね(--;)不思議駄菓子屋の紅子さんだから、何十年も前から変わらず商売している事には驚かないけれど、お菓子の力を移せる事にビックリ(゜Д゜)最後に登場した男の子は何者?今回食べたい駄菓子は肩こり地蔵まんじゅう♪能力を移してもらえるのも可(^^)v
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銭天堂の紅子さん、今回は旅に出ていました。
旅先で色んなお菓子を配ってた。
悪い人達は出てこなかったのでちょっとホッとした巻だった。
前巻からだったと思うが「墨丸絵日記」が可愛い。
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子どもに大人気ということで読んでみた。公共図書館でも予約待ち人数がすごくてなかなか借りられない。
紅子さんが渡したお菓子を食べた人が…ということが共通した短編集。設定も文章も分かりやすく読みやすい。又、お菓子を食べた皆が無条件にハッピーエンドじゃないところがまたいいのかも。。
個人的に中編〜長編が好きだから、☆3つ
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おお、紅子さんと墨丸が行く先を決めない旅に。
うんうん、さんざ苦労したから、骨休めしないとね。
そのくせ、旅先でも不思議駄菓子をふるまってしまう紅子さんw
いいなぁ、ああいうの。
最低なこがね堂はいい気味だけど、五郎さん、、、、寂しいよ。
それにしても、まねきねこさんも、案外にやるものなのねw
さて、次はまたびっくりな展開に。
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べにこさんが、だがし屋銭天堂で、選ばれた人にだがしを売るという本です。幸運になるか不幸になるかはその人しだい。色々なだがしや人びとの行動、べにこさんのストーリーがおもしろかったです。
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「酔わんようかん」は、酒飲みの大人なら、ちょっとほしいおやつだ。
いやいや、元々はひどい乗り物酔いの人のためのもの。
なんでも過信はいけない。
主人公の女性は気の毒だが、なんでも噛んでもいっぺんに手に入れることはできないのだ。
「底無しイ~カ」に登場する少年。
これはなかなか憎ったらしい。
紅子さんを脅す、だなんて!
これは痛い目を見ないと!
でも…子供だから結局責任は親が取るんだよな…なんか、親って切ない。
「カモメアメ」は別の意味で悲しくなる。
「私はカモメ」とある女性宇宙飛行士は言ったが…空高く飛ぶことだけが幸せなのか。
地を這い、それでも前を向きたい、強く生きたい、と願うのは…だいぶ『鬼滅の刃』に影響されている気がする。
いやいや、マンガや本から人生を学べるのなら、オタク冥利に尽きる。
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紅子さんは善意の人(?)だとは思うのだけど,ちょっと不親切だよな。困った副作用がある商品の説明を口頭でしないのは現実世界では犯罪になるかもしれない。多くの場合はちゃんと説明書を読まない客がいけないのだが,説明書がない場合に,注意事項をしっかり伝えていないのは悪質とも言える。しかし,今どきよほどのことがない限り説明書など読まないけどね。
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今回紅子さんは墨丸と共に旅行に出かけます。
旅行中は出会った人に不思議な駄菓子を無料で提供する太っ腹ぶり。
冒頭の乗り物酔いする人の気持ちは自分も乗り物酔いしやすかったからよくわかる。
この人はたまたま隣の席に来た紅子さんに『酔わんようかん』をもらって人生が変わったが、紅子さんに会えるの確率はものすごく低いので、今も乗り物酔いで困っている人は”アネロン「ニスキャップ」っていう乗り物酔いのお薬をお勧めします。 これはマジですごい効く。ただし年齢制限があるので15歳以上になってからしか使えません。
酔わんようかんは乗り物に乗っているときにアルコールを摂取すると酔ってしまいます。乗り物酔いとアルコールでの酔いは種類が違うからだとか。結構リアルな理由。
ニスキャップも三半規管に効くらしいのでお酒の酔いには効かないと思うから気を付けて。
2人目の出会いは、なんと昔駄菓子をあげた人のお孫さん。
ここで紅子さんがやはり普通の人ではないと痛感。 おじいちゃんが子供のころに今の容姿と変わらない紅子さんに出会っているんだもんなぁ。
と、ほのぼのエピソードが続いたので、今回はこの調子なのかと思いきや、3人目からは雲行きが怪しくなってきた。 どうもこのままの雰囲気では終わらない様子。
ラストのアレは今後にどうかかわってくるのだろうかとても気になる。
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すべてがハッピーエンドではないところがあって、やや教訓めいているところもすきです。娘たちと共通の話題です。
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当たり前ではないことが起こる面白さ
祖父があった時と
全く同じ姿で
今も目の前に現れる
当たり前とは言えないのに
この世界では当たり前
何を大切に
作用と副作用と
どう守るのか