紙の本
手軽に実践できるわけではない
2018/07/14 09:52
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投稿者:UMA1001 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が実践してきて効果のあったものを教えてくれるが、全てに根拠があるわけではない。なかなか実践することが出てこず、読んでいてストレスが溜まった。
心に引っかかった言葉を下記に記す。
脳は全身のエネルギーの20パーセントを使う
チョコレートはカカオ85パーセント以上
ざくろ、ぶどうの種が良い
カビは大敵
サウナ、適度な運動
紙の本
細かな実践例
2019/05/23 15:36
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投稿者:ただの人間 - この投稿者のレビュー一覧を見る
根拠として書かれている内容の確かさを検証する能力はないが、実践的な内容は細かく、具体的に分けられていて、出来るところからやってみようという気になる。夜間にブルーライトに晒されないようにするなど、簡単そうに見えて以外と難しいことが多いのだろうとも思うけれど。
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怪しい本。色々書き連ねているが、学術的にはまだ判明していない部分も自信を持っていて、素人目に怖い。
ポリフエノールが良い。
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最強無欠コーヒーを現在試していることから興味を持って読んでみた一冊。ジャンクフードを避けることや冷水のシャワーを浴びるなど試してみたい新たな項目が発見できた。
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【感想】
一体、どこが「シリコンバレー式」なんだ?
これで「頭がよくなる」と謳うのは、鼻で笑ってしまう。
要するに、頭をフル回転させるには精神論ではなく「ミトコンドリア」とやらが必要との事。
そしてそのミトコンドリアの退化を防ぐには、「食事」や「睡眠」などで予防することが可能らしい。
読んでいて、乱雑かつ予防法が多すぎるので、色々と試そうと考えるだけで頭の働きが悪くなるような気がしてしまった。
若さゆえ、自分がまだその局面にぶちあたっていないからだろうか?
「いや、こんなにも面倒くさいなら精神論でカバーした方が余程マシだよ!」
と読んでいて強く思ってしまった。笑
とりあえず、とても実践しきれる内容ではないし、今困っている内容でもないので、今はまだ手付かずでOKだと思う。
【内容まとめ】
1.「奮闘努力」「切れる頭」は確かに成功のカギ。
だが、もしそうでなくても良かったらどうだろう?もっと簡単に成功できるとしたら?
2.嫌になる事のほとんどは、脳の疲労から生じうる。心の欠陥ではなく、エネルギーの配達状況の問題だ。
3.ミトコンドリアの重要ポイント
・ミトコンドリアは脳・心臓・網膜の細胞に最も多くあり、エネルギーの需要が供給を上回ったとき、これらの細胞が真っ先に損害を被る。
・あなたのホルモン・血糖値・食事・ライフスタイルのすべてがミトコンドリアの機能に影響を及ぼす。
・平均的な人は30歳から70歳になるまでに、ミトコンドリアの効率が50%低下する。
4.脳のコントロールに関しては、食事を変える事が最も簡単で最もパワフルな方法。
【引用】
成功する為には超人的な賢さを持っているか、信じ難いほどの努力を傾ける事が必要だという信念が、僕らの文化には築かれている。
僕らは懸命の努力とか生まれ持った才能とかを崇拝する。
「奮闘努力」は成功のカギ。
「切れる頭」は成功のカギ。
だが、もしそうでなくても良かったらどうだろう?もっと簡単に成功できるとしたら?
p26
・脳は全身のエネルギーの20%を使う!
体のほぼ全細胞の中には、ミトコンドリアというバクテリアの微細な子孫が数百~数千はある。
自分で自分が嫌になる事のほとんどは、脳の疲労から生じうる。
それは心の欠陥ではなく、エネルギーの配達状況の問題だ。
p34
・強靭で回復力の高い脳を作る4つのステップ
1.「脳を弱めること」をやめる
個人的なハイリスク要因を探り当てて、生活から排除すること。
2.もっと多くのエネルギーを加える
ミトコンドリアがエネルギーを作るには、酸素・グルコース(ブドウ糖)・脂肪(アミノ酸)が必要となる。
3.エネルギーの「生成と分配の効率」を高める
毒素とハイリスク要因をワンステップで環境から取り除くこと、適切な食事の摂取やライフスタイルの改善。
4.ミトコンドリアを強化する。
ミトコンドリアに正しい量のストレスを与え、たくさんのエネルギーを生ませる!
p38
ミトコンドリアがエネルギーを作るには、酸素とエサが必要だ。
ミトコンドリアの機能が悪くなればなるほど、受け取れる酸素とエサが少なくなり、その結果ミトコンドリアは脳の要求に見合うエネルギーを生成できなくなり、脳が節電モードになり、それにしたがって脳のパフォーマンスは減退する。
だが、体内の循環と血圧を一旦正せば、脳のエネルギー生成は改善される。
p59
・「史上最強の70歳」になれる
ミトコンドリアをアップグレードする方法を学ぶ前に、ミトコンドリアが機能不全を起こす原因を調べていこう。
結局、パフォーマンスを高める何より簡単な方法は、それが低下するのを止める事だ。
70歳は30歳と比べて、ミトコンドリアが半減する。
イコール、エネルギーレベルが50%低下するのだ。
しかし、あなたが70歳になっても30歳の時と同等のミトコンドリアのパフォーマンスを維持できるとしたら?
地上最強の70歳になれる!
p80
・重要3ポイント
1.ミトコンドリアは脳・心臓・網膜の細胞に最も多くあり、エネルギーの需要が供給を上回ったとき、これらの細胞が真っ先に損害を被る。
2.あなたのホルモン・血糖値・食事・ライフスタイルのすべてがミトコンドリアの機能に影響を及ぼす。
3.平均的な人は30歳から70歳になるまでに、ミトコンドリアの効率が50%低下する。
p129
・脳と体の最凶の敵「炎症」
1.「慢性の炎症」を抱えている時、体の中で最初に悩まされる部分は脳である
2.「炎症を起こしたミトコンドリア」はエネルギー生成の効率が低下する。なぜなら電子が同じ場所に辿り着くにも、より長い距離を動かざるを得ないからだ。
3.今、エネルギー生成低下の原因となっているほぼ全ての事が、のちに発症する慢性病の土台にもなっている。
p134
脳のコントロールに関しては、食事を変える事が最も簡単で最もパワフルな方法。
・ポリフェノールがもたらす4つの効能
1.腸を守る
→腸管内の健康的な細菌量を増やし、悪玉菌の成長を抑制して、腸内細菌のバランスを変える事ができる。
2.神経発生率を高める
BDNFとNGFの濃度を高め、学習能力、記憶力、思考力が改善される。
3.細胞の存続を管理する
4.「炎症」との闘いの主力になる。
p137
・ポリフェノール×脂肪
ポリフェノールの大多数は、単体では人体に簡単に吸収されない。
ブロッコリー×マヨネーズ
新鮮な濃色野菜×低糖フルーツ
・高濃度で有益なポリフェノールを含むもの
1.コーヒー
ポリフェノールが豊富で、最大のポリフェノール源
コーヒーと脂肪分を組み合わせれば、ポリフェノールをたっぷり吸収できる。
ミルクは加えない方がいい
2.チョコレート
カカオ85%、ヨーロッパ産
3.ブルーベリー
ただし、ブルーベリーのみでポリフェノールをまかなおうとすると、糖も大量に摂取してしまうことになる。
4.ざくろ
p358
・寒冷熱発生を実践
毎朝、シャワーの���後の30秒を最も低温にセットすること。
とりわけ顔と胸!
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ご本人の体験が主なので少々偏った意見もある気がするが面白い内容。
炎症やカビの話は非常に興味深かった。
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本当にハウツー。おそらく効果あるんだろうな。やってみたいと思えるといいな。でも、やってみるという気になってない。どうしてなんだろう。
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「最高の体調」に続けて読んでみたが、実践が難しかったり、内容が怪しかったり・・
実践すれば頭がすっきりするんだろうし、カビや古い油が体に悪影響なのは間違いないだろうが、実践したいと思えるものが少なかった。
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HEAD STRONG シリコンバレー式頭がよくなる全技術
2018/4/19 著:デイヴ・アスプリー
本書は「もっと多く」を求める人のためのものである。ポテンシャルを最大限に活かす方法を学び、そうして自分の好きなことをもっと上手に、もっと楽にできるようにしたい。人に差をつけたい、労働の時間を減らして、労働の果実を楽しむ時間を増やしたい。そして脳エネルギーを高める。
そんなメソッドを著者自身の体験により以下の3章により紹介している。
①脳を「ハック」して最強にする
②異次元レベルの「エネルギー」を得る
③最速ですべてを「実行」する
巷にいる「健康オタク」の本ではない。
良い意味で変態レベルまでに高めた「健康オタク」は、時間と費用を対価として驚くべき健康と頭脳を手に入れている。もちろんすべてをマネはできない。しかし、憧れる。
著者の前作も衝撃を受けたもののそれに引けを取らない衝撃を受けた。奥深さと著者の健康に対する意地を感じた。
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前著「最強の食事」でバターコーヒーを推奨した著者の書いた健康本第2弾のキーワードはミトコンドリア。脳に活力を与えるミトコンドリアをうまくコントロールするためのベストな食事や睡眠、運動について解説しています。例えば、太陽光の大切さ、呼吸法(5秒かけて鼻から息を吸い5秒止め、5秒かけて口から吐くを寝る前に4分)、寒冷療法(朝シャワーの最後の30秒を冷水にして頭と胸を中心に浴びる、また夜にやれば体温を下げて眠りやすくなる)、高強度インターバルトレーニング(400m最速ダッシュの後に90秒仰向けになるx2)などの運動メニューが挙げられています。食事についても細かな解説がありますが、強固な意志とある種の信仰心(瞑想もでてきます)がなければ続かないと思われる内容でした。
本書の「はじめに」を読んで手に取った読者の多くは、(読後レビューを見る限り)もう少し違う内容を期待していたのではと思われます・・少なくとも私は。
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最初に読んだときは「バターコーヒーが良いらしい」「グラスフェッドバターを買おう」のような低レベルな実践にしか繋がらず、日本だと手に入りづらい食材が多く勧められてることもあり三日坊主になってしまった。
しかし健康本を色々読んだ後に改めて読み返すと、「あー良質な油をコーヒーに組み合わせるためにバターコーヒー勧めてたのか」のように自分の中で繋がってきて、「鯖缶買おう」のように環境にあった実践ができるようになった。
正直色々勧めすぎてて「読んだ後何も残らなかった」のようになりやすい本ではあるので、「何をするか」ではなく「なぜそうなのか」をできる限り単純化して理解するのが良さそう。
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ミトコンドリア至上主義のもと如何に傷付けず活性化させるかの指南書。だが主張の偏りが凄い。確かに健康に良さそうなものもあるが極端な食事療法がある日を境に「実はアレ、健康に悪かったんです」と言われそうなものも多い。取捨選択が出来る精神状態と細心の注意を払って読む必要あり。
『シリコンバレー式超ライフハック』が面白かったので読んでみたが本書はかなり読み難く内容も癖があるのであまりお薦めはできなそう。
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終始ミトコンドリアは良い!とあり、その働きを妨げるあれやこれやの悪影響をこれでもかとてんこ盛り。時間がない人は章ごとにあるこれだけは押さえておきたいまとめを読むだけで十分です。
私も最初は真面目に読み進めていましたが、悪影響の部分を読んでいて気分が悪くなってきたので、そこからは流し読みです。
【全部読んでのまとめ】
あれこれ言われてますが、運動して、日光浴びて、カビには細心の注意を払い、瞑想して、グラスフェッドの脂肪を摂ればいいらしいです。あ、あと寝る前の空腹のお腹にスプーン1杯のはちみつも。16時間断食もお勧めされているようです。
巻末はレシピ集もありました。材料集めからまず無理な感じのものばかりですが…
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集中したいなら刺激の量を減らすべき
ミトコンドリア機能を高める
ケトーシス:エネルギー生産を高め、フリーラジカル生成を減らし、GABAの生成増やす。28%増しのパワー。炭水化物絶たなくてもMCTでケトーシスに入れる
寒冷療法が甲状腺やミトコンドリア機能を改善
ポリフェノールの効能
腸内細菌の構成を整える、BDNFとNGFの濃度を高める、炎症性サイトカイン抑制
脂肪と一緒にとるべき
コーヒーは西洋食では最大のポリフェノール源
卵巣にミトコンドリア多いから女性は効果高い
ザクロはほかのポリフェノールより吸収が良い
NADHが多くてNADが少ない時老化が加速する
テストステロンと甲状腺ホルモンに頼ることで脳機能を回復できた
ポリフェノールはニューロンにとって奇跡の肥料
循環と血圧を正せば節約モードに陥ることは無い
BDNFをふやせば物忘れはなくなる
糖質をとりすぎたら脂肪からエネルギーを生成しにくくなり血糖値がさがり渇望する
血糖値を安定させることで血中アドレナリン、コルチゾール、インスリンの変動を終わらせる
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最強の食事の著者。最強の食事をKindleで読み、衝撃を受けたので何度も読んでいた。つい最近思うところあり、さらに知りたくなり、本書の存在を知り、今度は紙の本で読みたくなったので、Amazonにて注文。
Kindleはすぐ読めるし、ハイライトした個所を集中的に再読できて便利。しかし再読に関しては紙の本にはかなわないと実感。本書は前著よりも衝撃があったとのコメントを読んで、Kindleではなく紙で読みたいと思わされた。
だいぶかかったが読了。
Kindleならごろ寝してても暗やみでも読めるが、紙の本だとそうはいかない。それ故の遅読。
改めてkindleの便利さを思った。然し乍ら再読やちょい読み、思い出して振り返るようなときには紙に限る。その意味で本書は紙で良かった。
要点は、全身のミトコンドリアを活性化するためにはどうすれば良いか、という事。著者の体当たり的な実験と研究の成果が本書。1600円で楽して読めるのは安いと感じた。
「最強の食事」に書いてあったことで、読みながら疑問に思っていたことが、本書で著者の疑問が解けた形で紹介されていた。やっぱり本人も疑問に思っていたのかと、妙に親近感を持った。それは、珈琲とオイル(バター)を攪拌させないと効き目がないという事。「最強の食事」ではその理由はなかった。本書では、ミトコンドリアとの関連で研究成果が整い、攪拌された油とポリフェノールが細胞の中に浸透しやすい・・・という様な事が書かれていた。(この表現だとだいぶ誤解を招くが、要するにそういう事と、個人的に簡略化して理解。)
日光浴や冷水浴についての新見地も得た。
このジャンルでは自己基準最高の星四つとする。