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紙の本
欧州ポピュリズム EU分断は避けられるか (ちくま新書)
著者 庄司克宏 (著)
いまや欧州の政治は、親EUの既成政党と反EUのポピュリスト政党という対立軸で動いている。ポピュリズムの台頭を招いた要因はなにか。EUの基本理念であるリベラリズムは守られる...
欧州ポピュリズム EU分断は避けられるか (ちくま新書)
欧州ポピュリズム ──EU分断は避けられるか
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商品説明
いまや欧州の政治は、親EUの既成政党と反EUのポピュリスト政党という対立軸で動いている。ポピュリズムの台頭を招いた要因はなにか。EUの基本理念であるリベラリズムは守られるのか。その統治機構や政策から分析する。【「TRC MARC」の商品解説】
反移民、反グローバル化、反エリート、反リベラルが席巻! ポピュリズム危機に揺れるEUの現実を、その法制度と機構から分析。【本の内容】
著者紹介
庄司克宏
- 略歴
- 〈庄司克宏〉1957年生まれ。慶應義塾大学大学院法務研究科教授。ジャン・モネEU研究センター所長。専門はEUの法制度と政策。著書に「欧州連合」「欧州の危機」「はじめてのEU法」など。
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新書ながら高度な内容
2019/02/28 01:54
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投稿者:コーク - この投稿者のレビュー一覧を見る
欧州を席巻したポピュリズムから「EU」を分析する一冊。
非リベラルな政権が暴れまわるハンガリーやポーランドの政権を制御できないEUの機能不全、モネ方式による民主主義的正当性を欠いた方法による欧州統合のプロセスなど、200ページほどで濃密に語られる。
代表制民主主義による制約を回避する存在としての「EU」という指摘は非常に興味深い。そうした要素があるからこそ、欧州各国のポピュリズム政党がEUを攻撃する正当性を得ているのはある意味当然の帰結ではないかとも思う。