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紙の本
あやかし行灯 (光文社文庫 光文社時代小説文庫 九十九字ふしぎ屋商い中)
著者 霜島 けい (著)
親子ゲンカで家出中だったぬりかべの父・作蔵が、拐されかけていた女児を救った。親探しに奔走する娘のるいに、「不思議」を扱う九十九字屋主人の冬吾は猿江町の辰巳神社に行くように...
あやかし行灯 (光文社文庫 光文社時代小説文庫 九十九字ふしぎ屋商い中)
あやかし行灯(あんどん)~九十九字ふしぎ屋 商い中~
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商品説明
親子ゲンカで家出中だったぬりかべの父・作蔵が、拐されかけていた女児を救った。親探しに奔走する娘のるいに、「不思議」を扱う九十九字屋主人の冬吾は猿江町の辰巳神社に行くようにいう。ただし神主には近づくなともいい…。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
迷い子の守 | 5−102 | |
---|---|---|
不思議語り | 103−201 | |
あやかし行灯 | 203−272 |
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紙の本
妖譚の色合いが濃くなってきた
2018/06/12 20:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タンポポ旦那 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズも4冊目になり、主要登場人物の素性が徐々に明らかになってきた。それに伴い、新たなキャラクターも加わり、物語としての深みが増してきたように感じられる。
一方で、世話物的な雰囲気が好きなシリーズだったが、ここにきて“妖譚”とも言える色合いが濃くなってきた。今まで「封殺鬼」とか「のっぺら」或いは「カラクリ荘」の、何処か飄々とした明るさ漂う霜島ワールドに魅かれてきただけに、やや残念。今作では、例えが悪いかも知れないが、小野不由美の「かるかや」と「残穢」の中間的とでも言えばいいのか、一種ゾッとさせられる妖と描き方が見られる。これがシリーズのカギなのかも知れないが、そして著者が「けい」名義で描きたかった世界であるのかも知れないが、やや違和感も。決して面白くないわけでも、この手の物語が嫌いなわけでもないが、妙な淋しさを覚えた。
紙の本
新展開?冬吾さんの…
2018/05/19 20:37
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:金柑露 - この投稿者のレビュー一覧を見る
拐かしにあいかけた子供をあやす妖怪ぬりかべのるいのおとっつぁん、むすっとしながらも子守をする冬吾。実際の年齢は恐ろしいナツさん。安定の人情物語、そして面白さです。今回も、るいを思うばかりにぬりかべとなった我が身がくやしくて、つい口喧嘩するおとっつぁんを口悪く言う割に、いざとなれば、おとっつぁんを身体を張って守る、るい。
1話目の迷い子の守の辰巳神社のお壱が良かった。るいはもうあやかしには慣れているのかな?
2話目は新展開ですかね。冬吾と周音。これからの話の展開に関係していくのでしょうから楽しみにしています。
カバー絵は相変わらず可愛いです。