電子書籍
さしすせそ
2019/03/28 21:47
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
って名前の女性達の話なのかな?とも思ったけど、違うのかな?
書き下ろしの「あいうえお」の方も、楽しみだ!
紙の本
『さしすせその女たち』
2018/07/15 19:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
保育園に通う2人の子を育てながら室長の激務をこなす多香実
家事にも育児にも協力的でない夫には不満を募らせ
仕事と子育ての両立、部下への気配りには日々頭を悩ませている
大学時代の友人でしあわせな家庭を営む千恵に教わった魔法の言葉「さしすせそ」も効果なく、ママ友の美帆には笑い飛ばされる
「わたしだったら、そうね。さようなら、死ね、簀巻きにしてやる、性癖最悪、そばに寄るな、かな」
《ワンオペ育児に奔走する姿を描いた、リアルすぎる働くママ奮闘物語》──帯のコピー
『日経DUAL』連載の単行本化
本編の返歌とも言える書き下ろし短編「あいうえおかの夫」も収録
カバーのモチーフになっているコップにしがみつく“フチ子”の表情がたのしい
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独身子なしなので、わかるわかる、とはまだならなかったけど、男女の中での考えの相違がわかりやすかった。妻目線で話が進んでる時はなんじゃこの旦那はーと思ったけど、旦那目線での物語ではすごく妻想いというか、素敵じゃない? スイートテンダイヤモンドのネックレスを極秘で制作してるなんてさ。とか、いろいろなすれ違いが楽しかったです
子どもできたらまた読みたい
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これを読んで首を大きく縦に振り続けない女性がいたら、それはもう文句の付けどころのない幸せ者でしょうよ。
何度「わかる!」と叫んだか。何度「それ、ほんとそれ!」と机を叩いたか。何度「そうなんだよね」とため息をついたか。
世の中はどんどん変化してきていると思うし、自分が幼稚園ママだったころと比べれば今はかなり子育てしやすくなってるとは思うけど、それでも働く母親に対してこの社会は全然優しくない。なんだろうね、この不公平さは。
子育ても家事も夫婦がそれぞれに全く同じ負担を負うってことはどだい無理なのはわかってるけど、それでもお互いが相手のことを思う気持ちがあればもっとスムーズに生活していけるんじゃないかと思うのだけど。それが本当に難しい。
後半の秀介のパートを読みながら、夫も夫なりにいろいろ考えているのだな、一方的に責め立てて悪かったかな、と歩みよっていく…のだろう…と思いきや!!!まさかのこの終わり方!もう、椰月さんの容赦のなさたるや!
呆然として読み終わったけれど、結局、夫婦ってのはどこかでとちらかが折れて曲げて我慢するしかないのかもね。とわが身も振り返りつつ。
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ワーママがんばれ!
がんばれワーママ!
汗ばむ拳を握りしめ
ギリリと歯ぎしり
女と男の
超絶怒濤 空前絶後の相容れなさを
爆笑しつつ背中にはヒンヤリと汗が流れる
母は強し
女は・・・
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『さしすせその女たち』のさしすせそと『あいうえおかの夫』のあいうえおか、の読んだ後の意味が納得の面白さを感じました。共働きの子育てのむずかしさをつくづく感じてしまいました。
読んでいて私自身も共働きの子育てだったので納得し、うなずくシーンが数多くあり、この先どうなるのかわくわくしながら読み進めていきました。
本当に考えさせる良い作品でした。
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+++
39歳の多香実は、5歳の娘と4歳の息子を育てながら、デジタルマーケティング会社の室長として慌ただしい毎日を過ごしていた。仕事と子育ての両立がこんなに大変だとは思っていなかった。ひとつ上の夫・秀介は「仕事が忙しい」と何もしてくれない。不満と怒りが募るなか、息子が夜中に突然けいれんを起こしてしまう。そのときの秀介の言動に多香実は驚愕し、思いも寄らない考えが浮かんでいく―。書き下ろし短編「あいうえおかの夫」収録。
+++
働く女性の子育て奮闘記と夫との確執、夫への不満・憤りの数々、という物語である。著者の書く家事育児のドタバタは、実にリアルで、おそらく体験した人にしかわからないだろうという些細なことまで、みっちりと描かれているので、通り過ぎた後で読むと、思わず苦笑いしてしまうこと多々である。そして夫の子の無神経ぶりも、これはもう人間としての作りの差、とでもいうほかないのかもしれない、と思わされる。ラストに、『あいうえおかの夫』という、夫側から描かれた短いものがのせられているのだが、ほんの少し救いにはなるものの、家事育児に対する、圧倒的な認識の違いは如何ともしがたく、火に油を注ぎかねない気もしてしまう。現在奮闘中のお母さんには、ぜひめげずに潜り抜けてほしいと応援するばかりである。イライラむかむかカリカリしながら、ちょっぴり笑ってしまう一冊でもある。
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自分に余裕がないと、相手に求めるものが多くなったり、些細なことでもイライラしたり。わかる、わかると共感する部分が多々ありました。
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マーケティング会社の室長多香実は、保育園に通う二人の子供の子育てと仕事の両立に苦戦中。
夫の協力も、あまり期待出来ず、日々不満を募らせていた。
フルタイムで、さらに重要ポストについている働くママの苦悩が切実でした。
共働きには、夫の協力は不可欠でしょうが、我が家は15年間の専業主婦だったので、父親なんてそんなものかなと思ってしまいました。
働くママからしたら、それじゃ全くダメダメなのでしょうね。
夫秀介の章あいうえおかは、私には微笑ましく、さしすせその秀介よりも好感が持てました。
2人が無事に子育てを終えることを祈ります。
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読みやすくてすぐ読み終わった。旦那の協力のない中での子育ての大変さがものすごく伝わってきた。最後の旦那編の話で、旦那の想いと奥さんの想いの食い違いの見せ方が上手いと思った。
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読み始め合わないなぁと思ったけれど、後半から一気読み。
私の生活にはない部分が多かったけれど仕事などには参考になるのかな。
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仕事と子育ての両立に悩みながらも毎日を懸命に生きる多香実。しかしある出来事をきっかけに、思わぬ感情が生じていき…。リアルすぎる働くママ奮闘物語。『日経DUAL』連載を書籍化。書き下ろし短編も収録。
さしすせそ
さ・さすが
し・知らなかった
す・すごい
せ・センスある
そ・そうなのね
ほかにはどんな言葉になるかなぁ。
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面白かった!!
子ども二人を保育園に預け、家事に育児に仕事に奮闘する妻とその夫。
一日一日を必死に、まるで綱渡りをするように
職場と保育園と自宅との間を飛び回る妻に対して
夫のなんと緊張感のないことか、、、
フルタイムで働きながら子どもを育てる妻の大変さをヒシヒシと感じた後で読む夫サイドのストーリの能天気さが、もう笑えてしまうのである。
夫に悪気はないのは分かる。上手におだてて育てよという説もわかる。
だけど妻は夫の母親ではないのだ。
優しくしてほしかったら
妻に甘えていないで、自立した一人の大人として
家事と育児に責任をもたなきゃね。
がんばれ、若いお父さんたち!
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育児。家事。仕事。夫婦。離婚。
共働きで起こる夫婦摩擦。読みながらしんどい。大変だよね……。
不倫してても機嫌よくいてくれるんだったら不機嫌でいられるよりマシって胸にくるなぁ。
書き下ろしの『あいうえおかの夫』は、夫側の言い分なのかなと思ったけど、それにしては妻側との分量のバランスが取れてなくてちょっとモヤっとする。
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面白かった!
特にさしすせその後に、“あいうえおかの夫”があって、さしすせそのダメダメ夫が突然良い人に思えてくる。
子育てしながら働く女性の大変さを夫は身をもって理解してくれているのか?
妻と夫の駆け引きが面白かった!