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紙の本
太宰治の手紙 返事は必ず必ず要りません (河出文庫)
あふれる優しさ、誠実さ、含羞、そしてダメさ加減。太宰治が数え年25歳から32歳までの8年間に、師・井伏鱒二、作家・木山捷平、私淑した小山清、若い友人・高田英之助らへ送った...
太宰治の手紙 返事は必ず必ず要りません (河出文庫)
太宰治の手紙: 返事は必ず必ず要りません
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太宰治の手紙
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商品説明
あふれる優しさ、誠実さ、含羞、そしてダメさ加減。太宰治が数え年25歳から32歳までの8年間に、師・井伏鱒二、作家・木山捷平、私淑した小山清、若い友人・高田英之助らへ送った100通の手紙を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
太宰治が、戦前に師、友人、縁者に送った百通の手紙。井伏鱒二、木山捷平宛てなど。優しさ、本音、ダメさかげんが赤裸々に伝わる。【本の内容】
著者紹介
太宰治
- 略歴
- 1909年、青森生まれ。東大仏文科に在学中、井伏鱒二に師事。左翼運動や心中事件の後、「思ひ出」で文壇に注目される。「走れメロス」「ヴィヨンの妻」「斜陽」「人間失格」ほか数々の名作を発表。48年没。
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紙の本
太宰治が25歳から32歳までの8年間に書いた100通を収録した、太宰の素顔が見える一冊です!
2020/05/23 11:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、太宰治が25歳から32歳までの8年間に書いた100通の手紙を集めて収録した貴重な書です。編者の小山清氏は、太宰治が最も愛した弟子らしく、同書の注釈が非常にわかりやすく、その折の太宰治について非常によく理解できるように書かれています。太宰自身が書いた手紙の内容もそうですが、この注釈も合わせて、非常に読み応えのある書簡集になっています。同書を読むことで、太宰治という人物の素顔が垣間見られます。
紙の本
やっぱりなと思う、太宰と、知らなかった太宰。
2021/07/12 15:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
太宰治の若き日々(かぞえ25歳~32歳)に、当時交流のあった人々へ出した手紙を時系列的に並べ、かなり丁寧な注釈をつけた一冊。
ここには、作品を読むだけでは知らなかった太宰の素顔が感じられて、興味深い。
特に、津島美智子との結婚ののち、暮らしを立て直し、多くの名作を生み出すいっとき健全な時期。こんな日々もあったんだなぁと改めて。
ちなみに、作家の井伏鱒二は、太宰が東大仏文科在籍中からの師匠であり、太宰が井伏にあてて出した手紙の文面が、懇願、おねだり、詫びつつも懇願...と、読んだ小説作品から想像する太宰らしく、面白い。(往復書簡ではないので、こちらの手紙はないけれど)井伏氏はほぼほぼ、その願いをかなえるひとだったことが読み取れて、その器の大きさに感服もする。
この手紙をまとめた一冊を傍らに置き、太宰治の小説をまた読み返してみたくなった。