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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/05/22
- 出版社: 本の雑誌社
- サイズ:21cm/222p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-86011-414-5
紙の本
ニッポンの本屋
著者 本の雑誌編集部 (編)
人生には本屋が必要だ! ベストセラーもロングセラーもイチオシもこんなに違う、魅力たっぷりの本屋34店の店内を豊富な写真とともに紹介する。『本の雑誌』連載を再構成し、書き下...
ニッポンの本屋
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商品説明
人生には本屋が必要だ! ベストセラーもロングセラーもイチオシもこんなに違う、魅力たっぷりの本屋34店の店内を豊富な写真とともに紹介する。『本の雑誌』連載を再構成し、書き下ろしを加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
ページを開けば本屋さんにいる気分に浸れる、そんな写真集が満を持して登場! 大人気〈本棚〉写真集『絶景本棚』の姉妹編。日本各地の普段使いの本屋さん、いつもそばにある本屋さん34軒の棚や平台を存分に収録。【商品解説】
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紙の本
本屋という「物語」は終わらない
2018/07/27 05:27
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供が本好きになるためには、身近に本がたくさんある環境が大切だとよく聞かされます。
ただ私の場合、父も母もほとんど本を読まない人でしたので、家にはほとんど本はありませんでした。
先日読書会でそんな話をしていて、それでも小学館の学年誌を購入していたというのは、親にそれだけの理解があったからではないかと言われ、当時は家に学年誌を宅配してくれていた地元の小さい本屋さんを通じて、本屋さんの大きな本棚とつながっていたのかもしれないと教えられました。
私の世界を開いてくれた、町の本屋さんの本棚の写真であふれているのが、この本です。
「本の雑誌」という雑誌の巻頭で連載されている「本棚が見たい!」の本屋編をまとめたものですが、本屋さんの本棚といってもそれぞれ個性があります。
本が読まれなくなったと言われて久しいですが、だからこそ余計に本屋さんの個性が充実しているように感じられます。
個性が光らないと、出版不況の泥沼から抜け出せないのです。
それでも、2018年2月に閉店した「幸福書房」のようなこともあります。
もしかしたら、あと数年したら、この本で取り上げられている本屋さんもどうなっているか、わかりません。
しかし、生活の場に直結した町の本屋さんがあればこそ、私のような本好きが生まれたと思えば、この本棚の前に佇む一人の子供に素敵な未来を見せてあげたいものだと思います。