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紙の本
セント・メリーのリボン 新装版 (光文社文庫)
著者 稲見一良 (著)
【日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞(第12回)】失踪した猟犬探しを生業とする探偵・竜門卓の事務所に、盲導犬の行方を突き止めてほしいという依頼が舞い込んだ。相棒の猟犬ジョー...
セント・メリーのリボン 新装版 (光文社文庫)
セント・メリーのリボン 新装版
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商品説明
【日本冒険小説協会大賞最優秀短編賞(第12回)】失踪した猟犬探しを生業とする探偵・竜門卓の事務所に、盲導犬の行方を突き止めてほしいという依頼が舞い込んだ。相棒の猟犬ジョーと共に調査を進めるうちに、薄幸な、ひとりの目の不自由な少女のもとに行きつくが…。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
焚火 | 9−32 | |
---|---|---|
花見川の要塞 | 33−100 | |
麦畑のミッション | 101−139 |
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紙の本
登場人物が素敵
2022/11/07 13:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
特に、表題作の出てくる人物たちが良い。
短編なのが残念なくらい。
色んな要素が入ってて、それそれが邪魔しないで、うまい具合に絡まってる。
紙の本
いつまでも色褪せない
2018/07/31 00:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
稲見さんの作品を読むのは二十数年ぶりかな。
第4回山本周五郎賞を取られた「ダッグ・コール」以来です。
私が「ダッグ・コール」を初めて読ませていただいた時点で既に故人となっておられたことを知り、ショックを受けたことを今も憶えています。
本書は4編の短編と1編の中編からなる作品集です。
2作品は幻想的な物語、2作品はハードボイルドと感じました。
ハードボイルドものを血なまぐさい事件(殺人のような犯罪が絡むもの)以外で見事な作品に仕上げておられるのには唸らされました。
今でもレイモンド・チャンドラーのフィリップ・マーローものなどは一定以上のセールスがあり売れているようですが、それを現在の作家が作中で引用しても読者には伝わらなかったりするのではないでしょうか。
その意味で本書の表題作品などは私は傑作だと思ったのですが、この作品の良さが伝わらない読者も結構いるのではないかなと残念なような悲しいような気持ちになりました。