「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
レイテ戦記 4 (中公文庫)
著者 大岡昇平 (著)
【毎日芸術賞】8万の兵力を投じながら、生還者は僅かに2500人。太平洋戦争最悪の戦場を鎮魂の祈りを込めて描きつくす。『中央公論』連載後記、エッセイ「「レイテ戦記」を直す」...
レイテ戦記 4 (中公文庫)
レイテ戦記(四)
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
【毎日芸術賞】8万の兵力を投じながら、生還者は僅かに2500人。太平洋戦争最悪の戦場を鎮魂の祈りを込めて描きつくす。『中央公論』連載後記、エッセイ「「レイテ戦記」を直す」も収録。完結。〔中公文庫 1974年刊に「連載後記」「『レイテ戦記』を直す」を付す〕【「TRC MARC」の商品解説】
レイテ島の土はその声を聞こうとする者には聞える声で、語り続けているのである――八万の兵力を投じながら、生還者は僅かに二五〇〇人。太平洋戦争最悪の戦場を鎮魂の祈りを込めて描きつくす。巻末に「連載後記」、エッセイ「『レイテ戦記』を直す」を付す。
全四巻、堂々完結。〈解説〉加藤陽子【商品解説】
著者紹介
大岡昇平
- 略歴
- 明治四十二年(一九〇九)東京牛込に生まれる。成城高校を経て京大文学部仏文科に入学。成城時代、東大生の小林秀雄にフランス語の個人指導を受け、中原中也、河上徹太郎らを知る。昭和七年京大卒業後、スタンダールの翻訳、文芸批評を試みる。昭和十九年三月召集の後、フィリピン、ミンドロ島に派遣され、二十年一月米軍の俘虜となり、十二月復員。昭和二十三年『俘虜記』を「文学界」に発表。以後『武蔵野夫人』『野火』(読売文学賞)『花影』(新潮社文学賞)『将門記』『中原中也』(野間文芸賞)『歴史小説の問題』『事件』(日本推理作家協会賞)『雲の肖像』等を発表、この間、昭和四十七年『レイテ戦記』により毎日芸術賞を受賞した。昭和六十三年(一九八八)死去。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
大岡昇平氏の戦中体験が「フッ」と浮かんでくるような傑作です!
2020/08/11 09:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『野火』(読売文学賞)、『花影』(毎日出版文化賞、新潮社文学賞)、『中原中也』(野間文芸賞)、『事件』(日本推理作家協会賞)、『小説家夏目漱石』(読売文学賞)など数々の名作を発表してこられた昭和の大作家・大岡昇平氏の作品です。中公文庫からは全4巻シリーズで刊行されており、同書はその最終巻です。内容は、「レイテ島の土はその声を聞こうとする者には聞える声で、語り続けているのである」という文章から始まり、著者の戦中のレイテ島での捕虜体験が垣間見られる一文となっています。18万の兵力を投じながら、生還者は僅かに2500人といわれる太平洋戦争最悪の戦場を鎮魂の祈りを込めて描いた作品です。内容構成は、「28 地号作戦」、「29 カンギポット」、「30 エピローグ」、「補遺
:エッセイ『レイテ戦記』を直す」となっています。