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紙の本
使ってはいけない集団的自衛権 (角川新書)
著者 菊池英博 (著)
でっち上げの国難が日本を破滅に導く! 集団的自衛権容認がもたらす日本への影響、憲法第9条の存在意義、長年の米中の関係、トランプイズムの内容を客観的事実に基づいて分析。日本...
使ってはいけない集団的自衛権 (角川新書)
使ってはいけない集団的自衛権
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商品説明
でっち上げの国難が日本を破滅に導く! 集団的自衛権容認がもたらす日本への影響、憲法第9条の存在意義、長年の米中の関係、トランプイズムの内容を客観的事実に基づいて分析。日本が生き延びるための戦略を取りまとめる。【「TRC MARC」の商品解説】
でっち上げの国難が日本を破滅に導く。
使ってはいけない集団的自衛権――トランプが招く極東アジアの地殻変動
朝鮮半島外交、米中関係などを見誤り、時代遅れの外交政策で孤立する日本。しかし、「でっち上げ」の国難で破滅の道へと向かう現政権。その最たるものが「集団的自衛権の行使」だ。日本再生のために採るべき策とは何か? 米国の狙いがどこにあり、世界、東アジアのパワーバランスがどう動くかを冷静に分析、安倍政権の政策のどこに問題があり、どうすることで危機を脱せられるか。21世紀を生き抜くための日本の国家観を提示する一冊。
第1章 集団的自衛権容認で「犠牲になるのは日本」
第2章 旧戦勝国は憲法第9条を絶対に破棄させない
第3章 新自由主義で封じ込められた日本経済
第4章 新自由主義で作られた階級社会が戦争を招く
第5章 時代遅れの外交で自滅する日本
第6章 米国と中国は戦争しない、戦争できない
第7章 ドナルド・トランプと習近平の時代
第8章 トランプが変える貿易構造と極東アジアの地殻変動
第9章 日中・日韓の和解を妨げているものはなにか、どうすれば和解できるか
終章 21世紀を生き抜く日本の国家観
【商品解説】
朝鮮半島外交、米中関係などを見誤り、時代遅れの外交政策で孤立する日本。しかし、「でっち上げの国難」で破滅の道へと向かう現政権。その最たるものが「集団的自衛権の行使」だ。日本再生のために採るべき策とは?【本の内容】
目次
- 集団的自衛権を使うな――
- トランプが招く極東アジアの地殻変動
- 序章 世界の潮流に逆行する日本
- 第1章 集団的自衛権容認で「犠牲になるのは日本」
- 第2章 旧戦勝国は憲法第9条を絶対に破棄させない
- 第3章 新自由主義で封じ込められた日本経済
- 第4章 新自由主義で作られた階級社会が戦争を招く
- 第5章 時代遅れの外交で自滅する日本
- 第6章 米国と中国は戦争しない、戦争できない
- 第7章 ドナルド・トランプと習近平の時代
著者紹介
菊池英博
- 略歴
- 〈菊池英博〉1936年生まれ。東京都出身。東京大学教養学部卒(国際関係論、国際金融論専攻)。政治経済学者。日本金融財政研究所所長。著書に「そして、日本の富は略奪される」「新自由主義の自滅」等。
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でっち上げ国難が日本に危機を招く
2018/09/13 03:57
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は「いま、日本は戦後最大の国家的な危機に直面している」という。
これは、安倍首相が言う「国難」とは全く正反対で、北朝鮮や中国からの危機を言いつのって集団的自衛権をいい、憲法9条を改憲しようとすることに対して、「でっち上げ国難」が危機を招いているというのだ。
そもそも集団的自衛権行使の容認は軍事支出を削減したいアメリカの要請。しかし、アメリカは北朝鮮や中国とは敵対しない。それどころか、アメリカと中国とは日本を封じ込める作戦であるというのだから、それにまんまと乗っかっている日本の政治家も「お馬鹿なもの」だ。
アメリカは「日本経済を成長させたことを反省している」のだ。これまでのアメリカからの要求は、郵政民営化にしろ、日本の富の収奪政策。
アメリカは、まだ日本を占領していると勘違いしているのではないか。
トランプが初めて日本に来たときは、横田基地に専用機で乗り付けるというものだった。
アメリカのトランプ政権についても本書は言及し、新自由主義のグローバル化を否定し、アメリカ国内産業の振興に一定の舵を切った政策を評価している。著者は日本も「小さい政府の」の呪縛から脱却すれば、国内需要が喚起され、名目GDPが成長し社会保障費も消費税増税なしで賄えると言う。
日本の国益を優先すれば、アメリカからの要求は断れるはず。
折しも、自民党の総裁選。「安倍首相しか選べない自民党にもはや政権を託すのは、危険だ」と言われているように感じた。