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紙の本
でっち上げ国難が日本に危機を招く
2018/09/13 03:57
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くりくり - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は「いま、日本は戦後最大の国家的な危機に直面している」という。
これは、安倍首相が言う「国難」とは全く正反対で、北朝鮮や中国からの危機を言いつのって集団的自衛権をいい、憲法9条を改憲しようとすることに対して、「でっち上げ国難」が危機を招いているというのだ。
そもそも集団的自衛権行使の容認は軍事支出を削減したいアメリカの要請。しかし、アメリカは北朝鮮や中国とは敵対しない。それどころか、アメリカと中国とは日本を封じ込める作戦であるというのだから、それにまんまと乗っかっている日本の政治家も「お馬鹿なもの」だ。
アメリカは「日本経済を成長させたことを反省している」のだ。これまでのアメリカからの要求は、郵政民営化にしろ、日本の富の収奪政策。
アメリカは、まだ日本を占領していると勘違いしているのではないか。
トランプが初めて日本に来たときは、横田基地に専用機で乗り付けるというものだった。
アメリカのトランプ政権についても本書は言及し、新自由主義のグローバル化を否定し、アメリカ国内産業の振興に一定の舵を切った政策を評価している。著者は日本も「小さい政府の」の呪縛から脱却すれば、国内需要が喚起され、名目GDPが成長し社会保障費も消費税増税なしで賄えると言う。
日本の国益を優先すれば、アメリカからの要求は断れるはず。
折しも、自民党の総裁選。「安倍首相しか選べない自民党にもはや政権を託すのは、危険だ」と言われているように感じた。
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