毒親サバイバル
著者 著者:菊池 真理子
アルコール依存症の父親との顛末を描いた「酔うと化け物になる父がつらい」で世に衝撃と共感をもたらした菊池真理子さんが今度は毒親から生還した10人を取材してコミックにまとめま...
毒親サバイバル
商品説明
アルコール依存症の父親との顛末を描いた「酔うと化け物になる父がつらい」で
世に衝撃と共感をもたらした菊池真理子さんが
今度は毒親から生還した10人を取材してコミックにまとめました。
菊池さん自身も含めて登場する、有名無名の11人の人々が
親から受けた傷はみんな違います。
アルコール依存症の親、暴言と暴力の親、価値観を一方的に押し付ける親、
果てしなくお金をむしりとる親、そんな状況を見て見ぬふりする親……。
その体験談は赤裸々。
毒親に育てられた子どもたちにとっての最大の悲劇は、
「家族ってこんなもの」「これが当たり前」と思いながら育ち、
自分が悪い、自分がヘンだとの想いから逃れられないこと。
大人になってからは「連鎖」におびえること。
本書は、親と同じ道を選ばないために、全身、全力でサバイバルしていく11人のさまを、
リアルにコミック化した、コミックだからなしえた作品です。
本書が、傷を負って生きてきた人たちが、傷を負い続けないヒントとなりますように……。
【以下、はじめにより】
「どんな親でも子どもを愛してるんだから」 とか 「育ててくれた親に感謝しなよ」 とか
「親と不仲のヤツはヤバい」 とか 「親を捨てるなんて不孝者」 とかとか。
そんなバカなこと、言わない世の中にしたい。
本当は、愛で満ちた天国のような家ばかりになるのが理想だけど、それがムリなら。
あの子が大人になった時、あたり前のように、親から逃げるって選択ができる世の中に。
逃げてから、さらに傷つけられたりしない世の中に。
それが私たち元子どもの、できることかなと思います。
菊池真理子
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読んで知る 機能不全家庭
2018/12/23 02:13
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すずめっ子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔の人は「子は授かりもの」と言った。今は「作るもの」やら「できちゃったもの」扱いされる。
誰もが親としてゼロ経験から子どもと歳月を生きていくのだから、失敗は多い。
さまざまな失敗例を知ることは大切なことだと思う。
子どもだった自分を客観視でき、今の生きづらさの原因を知ったり、対応策を見出だしたりできる。
毒親を突き放し、自分の内側で理不尽に怯え泣く小さな子どもを癒せるようになれば、呪縛を断ち切り解放も近い。
毒親サバイバーからのエールは、もがく人をサバイバーに変える力にもなる。
みんな、生きろ!
毒親サバイバル
2020/03/03 05:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:匿名おばさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
陰惨な虐待事件が多い昨今、『自分の家は普通だと思ってたけど違った』という気づきのきっかけになるんじゃないかと思った本でした。
どの家庭も歪な面があるものだけど、ここに描かれている方々の過去の悲惨さと、そこからの再生のくだりには爽やかな感動がありました。
おススメ
2020/11/22 14:09
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:白菜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
エッセイはあまり買いませんがこちらは
気が向いて買ってみました。
世の中一番近い存在であるべきものが獣だったりすると
本当に残念でありません。
家族であろうがなんだろうが
一番自分自身を優先すべき。
自分自身は自分で赤ちゃんを扱うように守ってあげるべき。
色んな毒親
2019/05/19 18:48
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まんまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
色んな毒親がいてどれもひどい。
家は普通と思ってしまうの凄くわかる。
沢山の人に読んでもらいたい本でした。
ひとごとじゃないような気がする。
2023/06/27 16:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
親から虐待を受けて育ってきた人たちの体験を漫画化。読んでみて、思い当たることもあれば、ここまで辛いことは体験してこなかったと自らを振り返る。
親から辛く当たられることも、我が子に理不尽な態度を取ってしまうのも、特別性格が悪いとか、不幸な環境にあるとかではない、ほんの些細な事から。でもそれを自覚できるかどうか、そこから逃げ出せるかどうかは本当に難しい。
親は選べない
2019/01/27 14:36
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
こどもは親を選べない…。
毒親な。
うちではそれがふつうなんだろうが。
うちも毒親。大人になった今でもほかの親が羨ましい。多くは求めない、ただただふつうでいいんだマジで。
薄い内容
2022/06/30 09:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Eternal Kaoru - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容がいかにもスカスカで薄いです.何の掘り下げもありません.解決への展望も示されません.各話はたいてい尻切れトンボで終わっています.そもそも「それは毒親ではないのでは(むしろ単なる子の自爆では)」というエピソードもあります.このテーマに関してはもっと内容の充実した本がいくらでもあります.この本を選ぶ意味を見出すのは困難です.また,他の方もおっしゃっていますが見当違いの無神経なコメントがひどく,不快な気分になること請け合い.このテーマは広く世に知られるべきだと思いますので,その意味で存在理由はあるでしょう.
毒親持ち当事者として
2022/05/26 00:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kama_bo - この投稿者のレビュー一覧を見る
簡単に立ち入れない重い話を、いかに多くの人に伝えるか?という意味で、読みやすさのバランスは正解な本。
でも当事者からすると、編集者さんのコメントが酷すぎる。「今こんなに素敵なんだから、少しは過去に感謝しなきゃ」とか、虐待被害者に言いますかね…絶句。
描く責任として、もうすこし客観的な専門知識を交え、被害者に優しい内容であって欲しかった。ズブの素人が丸腰で飛び込んでありのまま、では消化できっこないテーマなのだから。
この本にあるのは事実だけ。未来のストーリーは見えなかった。
毒親
2020/08/29 18:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
虐待じゃないかと思うものもあり、こんな親がいるのかと驚きましたが、案外近くに普通にいるのかもしれない。
毒親
2018/10/04 06:59
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
毒親というのはここ数年よく耳にするようになりましたが自分自身あまり身近に思っていませんでした。こーゆーことか。