- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/08/25
- 出版社: フィルムアート社
- サイズ:21cm/351p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8459-1721-1
読割 50
紙の本
トラウマ類語辞典
著者 アンジェラ・アッカーマン (著),ベッカ・パグリッシ (著),新田 享子 (訳)
読者の共感を呼ぶ多面性のある豊かなキャラクターや、リアリティのある状況設定は、トラウマを描くことによって生まれる。物語創作に不可欠な「心の傷/トラウマ」について、豊富な事...
トラウマ類語辞典
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商品説明
読者の共感を呼ぶ多面性のある豊かなキャラクターや、リアリティのある状況設定は、トラウマを描くことによって生まれる。物語創作に不可欠な「心の傷/トラウマ」について、豊富な事例とともにその状況設定を網羅的に解説。【「TRC MARC」の商品解説】
シリーズ累計20万部突破!
すべての創作者必携の、
大ヒット類語辞典シリーズ最新作!!
読者の共感を呼ぶ
多面性のある豊かなキャラクターや、
リアリティのある状況設定は、
トラウマを描くことによって生まれる!
私たちは誰もが、大小様々な形で「トラウマ」と呼ばれるものを持っているはずです。不意の事故や予期せぬ災害、幼少期の体験、失恋や社会不安……そんな経験に基づいた心の傷はいつの間にか消え去ってしまうようなものではなく、日常に訪れた些細な出来事によってふとした瞬間に蘇り、そのたびごとに心を締め付け、そしてときにはさらなる傷を生み出すかもしれません。
本書は、物語創作において不可欠とも言える心の傷/トラウマというテーマをめぐり、それらがどのような作用をそのキャラクターにもたらすかについて、その原因となる具体的な事例とともに詳細にまとめた画期的な一冊です。
物語に登場するキャラクターにはもちろん過去があり、その過去に紐付いたトラウマは彼らの行動を動機づけるばかりでなく、具体的な動作・振る舞いにも多大な影響を及ぼします。心の傷/トラウマによって、キャラクターはどのような先入観を抱きがちになり、どのように人格を変化させがちになり、あるいはどのように行動や態度を生み出すのか。トラウマがもたらす物語の起伏には、どのようなケースが想定できるのか、どのようにそれを設定できれば、読者の共感を呼び起こすことができるのか。本書は、物語創作における心理描写の核心ともいえる心の傷/トラウマについて、100を超える事例とともにその状況設定を網羅的に解説します。
Twitter から爆発的に広まった『類語辞典』シリーズは、二次創作者(ライトノベル・同人誌)、小説家、脚本家、漫画家、演出家、俳優、ライターなど、多くの創作者、文字を扱う人たちにとって、今なお重宝され続けています。過去のシリーズ愛用者はもちろん、作品により深みを出したい、妄想をよりリアルなものにしたいなど、様々な用途でお楽しみ頂く際の強力なツールとして、きっと役立つことでしょう。
☆カバーイラスト:小山健(予定)【商品解説】
目次
- はじめに
- 書き手のためのセルフケア
- フィクション:人生と心の奥を映し出す鏡
- 心の傷とは何か
- 悪役の旅路
- キャラクターの心の傷をめぐるブレインストーミング
- 根深い痛み:心の傷に影響を与える要素
- 行動を通じて心の傷を写し出す
- 避けるべき問題
著者紹介
アンジェラ・アッカーマン
- 略歴
- 〈アンジェラ・アッカーマン〉主にミドルグレード・ヤングアダルトの読者を対象に、若い世代の抱える闇をテーマにした小説を書く。
〈ベッカ・パグリッシ〉ウェブサイト『Writers Helping Writers』を運営。
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おもしろい
2020/02/12 11:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても面白かった。
漫画や小説など、キャラクターを作る人はぜひ読んでみるべきだと思う。
そうでなくても心理学に興味がある人、人の心と行動について興味がある人、好きなキャラクターがいる人も楽しめる一冊。分厚いが一つ一つの項目がスッキリまとめられていて、なおかつ内容が薄くない。
目次があるので興味のあるトラウマを探しやすい。
紙の本
面白い
2020/09/20 11:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
もちろん、トラウマの原因や事例を知るには心理学や精神医学の本が最も向いているだろう。
しかしこの本は、あくまでキャラクター設定という面で、良い刺激を与えてくれる。
取っ掛かりやアイデアを出すのにちょうどいい本。