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紙の本
ドーダの人、西郷隆盛 (中公文庫)
著者 鹿島茂 (著)
歴史を動かすのは、正義でも理念でもない。人間の自己愛〈ドーダ〉なのだ! 水戸学から、高杉晋作、西郷隆盛、中江兆民、頭山満まで、複雑怪奇な日本近代史の疑問を解き明かす。片山...
ドーダの人、西郷隆盛 (中公文庫)
ドーダの人、西郷隆盛
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商品説明
歴史を動かすのは、正義でも理念でもない。人間の自己愛〈ドーダ〉なのだ! 水戸学から、高杉晋作、西郷隆盛、中江兆民、頭山満まで、複雑怪奇な日本近代史の疑問を解き明かす。片山杜秀との特別対談も収録。〔「ドーダの近代史」(朝日新聞社 2007年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
その明治維新、ちょっと待った! きれいごとだけでは語れない歴史の真実を、自己愛(ドーダ)の理論ですべて解明。水戸学、西郷隆盛、中江兆民、頭山満まで。歴史を動かしたのは、正義でも理念でもなく、人間の自己愛と虚栄心なのだ!〈文庫版巻末特別対談〉片山杜秀【商品解説】
著者紹介
鹿島茂
- 略歴
- 一九四九年(昭和二十四)、横浜に生まれる。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。現在、明治大学国際日本学部教授。専門は、十九世紀フランスの社会生活と文学。九一年『馬車が買いたい!』でサントリー学芸賞、九六年『子供より古書が大事と思いたい』で講談社エッセイ賞、九九年『愛書狂』でゲスナー賞、二〇〇〇年『職業別パリ風俗』で読売文学賞、〇四年『成功する読書日記』で毎日書評賞を受賞。他の著書に『ドーダの人、小林秀雄』『ドーダの人、森?外』『パリの秘密』『文学的パリガイド』『渋沢栄一』『悪の引用句辞典』『昭和怪優伝』『モンフォーコンの鼠』等がある。
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「歴史を動かすのは、正義でも理念でもない。人間の自己愛なのだ!」という鹿島茂氏の面白い一冊です!
2020/08/29 12:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、19世紀のフランスの社会生活と文学を専門に研究され、『馬車が買いたい! 』(サントリー学芸賞)、『子供より古書が大事と思いたい』(講談社エッセイ賞)、『愛書狂』(ゲスナー賞)、『職業別パリ風俗』(読売文学賞)、『成功する読書日記』(毎日書評賞)などの傑作を発表してこられた鹿島茂氏の作品です。同書では、「その明治維新、ちょっと待った!」と読者を驚かせてくれる出だしで始まり、水戸学から高杉晋作、西郷隆盛、中江兆民、頭山満、さらに昭和陸軍までの複雑怪奇な日本近代史の疑問の数々を、たった一つの理論ですべて解明してくれる一冊です。著者は、繰り返し、「歴史を動かすのは、正義でも理念でもない。人間の自己愛なのだ!」と主張される面白い一冊です!
紙の本
鹿島茂 氏の審美眼にたじたじ
2020/02/29 22:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:せきた - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドーダ学を解読格子にすると、意外な姿が見えてくる。西郷隆盛や中江兆民がいかにぶっ飛んでいるか・・。えっ、南洲翁遺訓ってこう読むの。
ペリー来航から始まる、ある種「日米100年戦争」的状況での日本の負け癖。
近代を超克せんとした西郷の戦い。
鹿島の真偽不明、飛躍したユーモアがたっぷりで面白いのだが、案外、的確なところを突いている気がする。