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紙の本
最後の名裁き 大岡越前ふたたび (中公文庫)
著者 早見俊 (著)
幕府評定に持ち込まれた蒲郡藩の御家騒動。評定所の若き留役・宇津木新五郎は老齢の大岡忠相に奮起を促す。評定の多数派を操り、影で御家騒動の糸を引く老中・松林備前守。かつての名...
最後の名裁き 大岡越前ふたたび (中公文庫)
最後の名裁き 大岡越前ふたたび
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商品説明
幕府評定に持ち込まれた蒲郡藩の御家騒動。評定所の若き留役・宇津木新五郎は老齢の大岡忠相に奮起を促す。評定の多数派を操り、影で御家騒動の糸を引く老中・松林備前守。かつての名奉行は、老中一派の陰謀を打ち砕けるのか。【「TRC MARC」の商品解説】
大岡越前、最後のご奉公。老中の面前で下す、評定の裁きの行方は!? 本作は、宝暦年間、実際に起きた三河岡崎藩、藩主押し込め騒動をモデルとしている。藩主押し込めとは、乱行、乱心などで藩政を誤った主君を、家臣たちが座敷牢に押し込め、隠居に追い込むことをいい、幕府に黙認されることが多い。
小説では、藩主派、反藩主派の御家騒動が、幕閣の知るところとなり、裁定が評定所に持ち込まれることになった。現地調査に向かった若き評定所留役・宇津木新五郎は、評定のメンバーである寺社奉行・大岡忠相に奮起を促す。評定の多数派を操る老中・松林備前守は、影で御家騒動の糸を引く。老齢に達したかつての名奉行は、はたして松林の陰謀を打ち砕くことができるのか。評定の場での裁きの行方はいかに……。文庫書き下ろし【商品解説】
著者紹介
早見俊
- 略歴
- 一九六一年岐阜県岐阜市生まれ。法政大学経営学部卒。会社員の傍ら時代小説を執筆。二〇〇七年より作家活動に専念。主な作品に、「居眠り同心影御用」シリーズ、「千代ノ介御免蒙る」シリーズ、「道具侍隠密帳」シリーズ、「佃島用心棒日誌」シリーズ、『うつけ世に立つ 岐阜信長譜』などがある。
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紙の本
数々の興味深い歴史小説シリーズを発表されている早見俊氏の蒲生藩の主君押し込めに端を発した御家騒動をテーマとした物語です!
2020/08/10 11:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、「居眠り同心影御用」シリーズ、「千代ノ介御免蒙る」シリーズ、「道具侍隠密帳」シリーズ、「佃島用心棒日誌」シリーズなどの話題の歴史小説を次々に発表されている早見俊氏の作品です。同書は、蒲郡藩の主君押し込めに端を発した御家騒動をテーマに描かれた興味深い内容です。そして、その御家騒動の裁定が、幕府評定に持ち込まれます。評定所の若き留役・宇津木新五郎は、老齢の大岡忠相に奮起を促します。評定の多数派を操る老中・松林備前守は、影で御家騒動の糸を引きます。かつての名奉行は、老中一派の陰謀を打ち砕くことができるのでしょうか?続きは、ぜひ、同書をお読みください。
紙の本
老いてなお冴え渡る
2021/03/28 00:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
老境に差し掛かった大岡忠相の、名奉行ぶりは衰えていません。座敷牢から御家騒動まで、当時の閉鎖的な慣習についても考えさせられました。