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- カテゴリ:幼児
- 発売日:2018/10/11
- 出版社: 偕成社
- サイズ:19×23cm/64p
- 利用対象:幼児
- ISBN:978-4-03-332880-5
紙の本
くろいの
【小学館児童出版文化賞(第68回)】【日本絵本賞大賞(第25回)】ひとりで帰るいつもの道で、女の子が出会った不思議ないきもの“くろいの”。ある日、“くろいの”についていっ...
くろいの
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商品説明
【小学館児童出版文化賞(第68回)】【日本絵本賞大賞(第25回)】ひとりで帰るいつもの道で、女の子が出会った不思議ないきもの“くろいの”。ある日、“くろいの”についていってみると…。細やかな銅版画で愛情をこめて描いた、あたたかな世界。【「TRC MARC」の商品解説】
ひとりで帰るいつもの道で、女の子が不思議ないきものをみつけます。どうやら、自分にしか見えていないみたいです。ある日、思いきって声をかけると、その〝くろいの〟は、台の上からおりてきて、とことこ歩きだしました。ついていくと、へいの穴からもぐりこんだのは、ほどよく古びた日本家屋。そこは、くろいのの家でした。
おしゃべりはしないまま、居心地のいい居間でお茶を飲んだあと、くろいのは女の子を、押し入れの中から屋根裏につれていってくれました。そこに広がっていたのは、暗闇の中にキノコやコケが光る幻想的な世界。ブランコやすべり台で思いきり遊んだあと、ふたりは大きな生きものの柔らかな毛なみにつつまれてぐっすり眠りました。お母さんの夢を見た女の子は、また、くろいのとともに居間にもどってきます。
わかれぎわ、くろいのは一輪の花をくれました。帰り道のとちゅうで、お父さんとばったり会った女の子は、ふたりでなかよく家にむかいます。
ひとりでいるときの子どもの心に優しく寄り添ってくれる不思議な生きもの、くろいの。そのくろいのとわたしの愛おしくなる出会いを描いたあたたかな絵本。【商品解説】
著者紹介
田中清代
- 略歴
- 〈田中清代〉1972年神奈川県生まれ。多摩美術大学絵画科卒業。絵本に「うおいちば」「みつけたよさわったよにわのむし」「みつこととかげ」など。
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くろいの
2019/09/08 14:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
女の子のそばにいる謎の、くろいの。正体がなんなんのかは、分かりませんが、ほんわかした空気感が好きでした。
紙の本
くろいの
2019/01/30 13:26
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
くろいのは、結局何者だったのだろう。でも正体は分からなくても、女の子にとっては関係ないのだろう。幸せそうな雰囲気のお話だった。
紙の本
ナニモノ?
2023/10/08 19:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ケロン - この投稿者のレビュー一覧を見る
くろいの、ちょっと不気味な感じの生き物なのかと思っていたけど、どうやらそうではないみたい。
屋根裏にいたあの大きな生き物はナニモノ?
紙の本
くろいの
2021/07/03 11:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まんまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとも不思議なお話です。ちょっと変わった生き物と女の子の交流を描きます。全編にわたって優しい雰囲気です。
紙の本
一緒に楽しかったね
2020/08/04 20:09
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:佐々木 なおこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
塀の上にちょこんと座っている、くろいの。
お行儀よくて、黒い瞳が印象的です。
このくろいの、見える人には見えるけど、見えない人には見えないんです。
このくろいのが見える女の子は、くろいのが気になって気になって仕方がない。
「ねえ、なにしてるの?」と思い切って声をかけてみたら、
てくてく歩きだして、おうちへ招待してくれました。
くろいのは、お話はしないけれど、
お茶を出してくれたり、一緒に楽しく遊んだり、最後は不思議なふわふわ体験。
お別れの時、くろいのは女の子に花を一輪くれました。
一緒に楽しかったね。
くろいのと、
女の子と一緒に
誰も知らない冒険をした感じ…、
そんな絵本でした。
不思議なふわふわ体験は夢に出てきそうです。
紙の本
不思議なはなし
2023/03/26 12:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まる - この投稿者のレビュー一覧を見る
怖いかなと思った「くろいの」が、だんだんに可愛くなりました。
女の子がおのずと自分に重なり、不思議にひきこまれていく本でした。