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紙の本
日米安保体制史 (岩波新書 新赤版)
著者 吉次公介 (著)
「非対称性」「不平等性」「不透明性」「危険性」という日米安保体制の構造は、どのように形成され、変容・持続してきたのか。最新の研究成果を踏まえて、不安定な「逆ピラミッド」と...
日米安保体制史 (岩波新書 新赤版)
日米安保体制史
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商品説明
「非対称性」「不平等性」「不透明性」「危険性」という日米安保体制の構造は、どのように形成され、変容・持続してきたのか。最新の研究成果を踏まえて、不安定な「逆ピラミッド」というべき安保体制の全歴史を描き出す。【「TRC MARC」の商品解説】
厳しい批判を浴びながらも長期間維持されてきたのはなぜなのか。今後の方向性を考えるための基本の一冊。【本の内容】
著者紹介
吉次公介
- 略歴
- 〈吉次公介〉1972年長崎県生まれ。立教大学大学院法学研究科博士後期課程退学。博士(政治学)。立命館大学法学部教授。専攻は国際政治学・日本政治外交史。著書に「池田政権期の日本外交と冷戦」など。
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紙の本
日米安保を知るための一冊
2022/03/27 16:33
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
日米安保について歴史や現状を学びたい人にお薦めの一冊。
旧安保条約ができるときには「違憲」「対米従属」「不平等」などと厳しい批判が浴びせられ、六十年安保改定時には国内で未曽有の反対運動が展開されたのに、なぜ日米安保は長期間維持されて、しかも今、「世界で最も強固な同盟関係の一つ」とされているのか、日本外交の「基軸」と称されるのか。
そんな謎を、筆者がひもといていく。
筆者が記している、冷戦後の「同盟強化」と本土の「危険性」低減は、沖縄にとっての危険性や不平等の偏在と表裏一体という指摘にはうなずかされる。
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情報に飢えている
2019/08/10 17:54
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:せきた - この投稿者のレビュー一覧を見る
安保は、国際社会で日本が主体的にふるまうことができるかという存在意義に直結するテーマだけに、米国の立場を尊重するあまりか、政府から国民への説明が圧倒的に不足している。だから、本書で指摘しているように、対米協力が国際貢献に偽装され国民の問題理解を妨げる。また、メディアも十分に報じているとは言い難く、政府の対応を検証できない。
この本は情報不足の国民に、編年体で分かりやすく説明しており役に立つ内容である。政府には後世の評価を受ける勇気をもってほしいし、メディアも権力の監視をもっと意識してほしい。