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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/10/24
- 出版社: 宝島社
- サイズ:19cm/323p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8002-8812-7
紙の本
証言UWF完全崩壊の真実
著者 高田 延彦 (ほか著),船木 誠勝 (ほか著),坂田 亘 (ほか著),ミノワマン (ほか著),大仁田 厚 (ほか著)
Uインター最強を追い求めた終着点、パンクラス21世紀のプロレスの消滅、UWFムーブメントに翻弄された男たち…。高田延彦、船木誠勝、大仁田厚ら、UWFで夢と理想を追い求めた...
証言UWF完全崩壊の真実
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商品説明
Uインター最強を追い求めた終着点、パンクラス21世紀のプロレスの消滅、UWFムーブメントに翻弄された男たち…。高田延彦、船木誠勝、大仁田厚ら、UWFで夢と理想を追い求めた男たちの証言集。【「TRC MARC」の商品解説】
好評を博している「証言UWF」シリーズの第3弾! 1990年代後半から始まる総合格闘技ブームのなか、総合格闘技で結果を残せず苦しむU戦士と、PRIDE、K-1、グレイシーに侵食され経営難に陥ったフロントたち。さらにプロレスファン唯一の希望だった桜庭和志の「グレイシー狩り」の軌跡と、髙田延彦との知られざる確執の真相に迫る。UWFが完全崩壊に至った内幕を当事者、関係者の証言で詳らかにする! 【本の内容】
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紙の本
当時、語りたくても語れなかった事実。 現在になって、はじめて語ることの出来る真実。 熱く語り継がれることで、あの日の熱が永遠になっていく。
2021/11/29 11:08
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投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る
プロレスファンは、語り出すと止まらない。
そのテーマの一つはUWF。
プロレスから総合格闘技が生み出されていく中、数多くの猛者たちがその青春の全てをリングに捧げた。
ファンは熱く見届け、突然の解散に喪失感を抱えた。
平成が終わり、年号が令和となった今でも、たくさんの書籍が発行され続ける。
当時、語りたくても語れなかった事実。
現在になって、はじめて語ることの出来る真実。
熱く語り継がれることで、あの日の熱が永遠になっていく。
「まぁ嫌なこともたくさんあったんだけど、決して悪い時間ではなかったことは確かです。何度も言うけど、後悔とか否定はしない。あの『割り箸』で新日本からユニバーサルに移籍してから、ずっとその時その時を必死で走ってきた結果だからね。それはみんな同じで、ユニバーサル、新生UWF、Uインターのメンバーで、10年先こうしようとか、15年先にああしようなんて考えられた人間は一人もいないと思うよ」(高田延彦)
(本文より)
シュートではないのに、シュートとして闘う。シュートではないはずの闘いの結果が、シュートで決められていく。プロレスファンだった坂田がリングスにみたあの『いびつ』さは、シュートとワークを超えた闘いだからだった。
「自分もリングスでそういう試合をするようになってわかったんだけど、だから『いびつ』に見えて面白かったんじゃないかな。それがたぶん前田さんの狙いだったんだと思うよ。すごく難解だったよね、リングスは」(坂田亘)
「桜庭がある時期、『僕、いちばん調子がいい時は指揮者になった気持ちになる』って言ってたんですよ。自分が指揮者で、対戦相手が演奏者。指揮棒ひとつで操って、『ここで沸かせるぞ』と思ったタイミングで、お客さんをドーンと盛り上げることができるって。それを聞いて、すごく共感したんですよ。僕もパンクラスでそういう試合をやってましたから。『ここでこれ決めたらお客さんは喜ぶだろうな』ってタイミングでノックアウトして、お客さんがドーンとなる。そういう21世紀のプロレスが、僕も(鈴木)みのるも船木もできてたと思うんですよね」(高橋義生)
(本文より)
(1994年12月パンクラス初代無差別級王者決定の)トーナメントの数日後、第一次UWFの社長であり、修斗協会会長だった浦田昇氏(故人)に「いまはいろんなところが総合格闘技をやってるけど、最初にやり始めたのは佐山聡なんだ。その最初の選手として総合格闘技を世の中に広めたのは、君なんだよ」と健闘を讃えられたという。山田は改めて『生きている』実感を手にしたのだった。(山田学)
「UWFとの出会いは、俺を一瞬、卑屈にさせました。あの3文字を、憎みもしましたよ。だけど、それが、俺を発奮させた。あの神社長とのやりとり(「大仁田さん、チケット持ってますか?」1988年12月22日。大阪府立体育会館玄関口にて)がなければ、FMWを思いつかなかったし、いまの俺もいない。UWFに感謝してます。この一言は本当に、ぜひ書いてほしい」(大仁田厚)